新年ネタを探しに、昨年末に出かけた京都府立植物園。
北山門入ったところには毎年ハボタンで新年の年号の花文字・・のはずでしたが。
100周年記念の「100」でした。
京都府立植物園にとっては、2024年元旦というより、100周年記念日なんですものね。
新春らしい光景はここだけ・・・と思ったら、春を見つけました!
白い花が沢山。こ、これは・・・
原種スイセン、ナルキスス・カンタブリクスがもうこんなに沢山!
毎年他の花に先駆けて、年末年始にかけて純白の花が咲きます。
日本で咲くニホンズイセンも咲くのが早い方ですが、少し負けています。
そしてもう一種類、期待していたこの花。
少しだけですが、明かりがともったような花が咲いていました。
スノードロップです!
光が当たらないと開かないのか、ほとんど閉じていました。
お花畑になるのは、年明けですね。
球根ガーデンの横手から植物生態園に入ります。
何もないとは思っていましたが、本当に何もありません。
そうだ、シュワッチ冬芽のオオカメノキがあるはず。
う~ん、あるにはありましたが、木が小さくなって冬芽もほとんどありません。
いったいどうしたというのでしょう。
冬芽が何に見えるかアンケートをしていたのはほんの数年前だというのに・・・
カナクギノキの冬芽(花芽)は去年からほとんどありません。
でも念のため見に行きました。
あ、ちょっとだけですが上の方に!
うんと背伸びをして、新年を祝っているかのようです。
湿地ゾーンは相変わらず立ち入り禁止。
でもふと見上げると、赤い実が沢山!
こんなところにこんな実があったっけ?
樹名板をみたら「タマミズキ(モチノキ科モチノキ属)」。
日本の静岡と福井以西の常緑樹林内に生えるそうですが、全然これまで知りませんでした。
喜んで写真を撮っていたら、目の前を鳥が横切りました。
人は入れない水辺に降り立ち、水浴び開始。
この辺りを縄張りにしているヤマガラです!
お久しぶり~
近くにあった実。何かわかりますか~
ハナミョウガ(ショウガ科ハナミョウガ属)の実です。
図鑑でみたら花もなかなかの風情。5~6月頃に咲くそうなので、今度は見に行きたいです。
あとはキクタニギクの名残の花と
ワレモコウ!
ツワブキがほんの少し。
植物生態園で見たのはこれですべて。
そうそう、四季彩の丘にはもうちょっと何かあるかも。
途中のエノキの大木に何か鳥さんいる!
イカルくんが沢山お食事中。視線逸らさないでよ~
そして横にいたのが・・・あ~逃げないで!
ツグミんでした。
首が痛くなってしまいました。
何やってんだか、とオトメサザンカが覗き見。
で、肝心の四季彩の丘は・・・X型の飛行機雲と
たわわに実ったミカン科(ユズ?)と、
マサキの実。
ザッツオール。
それだけしかありませんでした。
あとは・・・ハナナが少し。春っぽいですね!
あ、アブ!
すごく寒い日だったのに、虫も大変ですね。
正面入り口のヒマラヤスギにぶら下がっていた杉玉。
どうしてここに杉玉が?
ヒマラヤスギ玉ではないみたいですが・・・
まあ、これも新春らしいということで。
100周年、\(^o^)/
【撮影:2023/12下旬 京都府立植物園】