勧修寺(かじゅうじ)のお庭には「氷室園」という名前が付けられています。
氷室池を中心とし、後ろの山を借景とした池泉庭園で、京都市指定名勝となっています。
この氷室池、平安時代には毎年1月2日に池に張る氷の厚さでその年の五穀豊凶を占ったそうです。
なんとそんな昔からあった由緒正しい池なんですね。
で、その池ですがこのお庭の右手に見えているのがそうです。
サクラやないかーい!
すみません、昨日も登場した左手の小さい木に咲いていたサクラです。
で、池ですが・・・
なかなか風情がある池ですが、今は冬枯れ・・・
ハスが沢山ありましたが、こんな感じです。
でもこれだけのハスがあるということは、夏には綺麗な花が咲くということでしょう。
昨夏はハスを求めてあちこち出かけたのに、こちらは盲点でした。
で、池の畔はというと・・・
赤い実がたわわに実った木。
これは・・・やっぱり!カナメモチですね。
鳥が来ないということは、こちらもあまり美味しくないのでしょうか。
足元にはマンリョウの赤い実。
赤いクチナシの実も。
赤い鯉(笑)
今はこんな感じですが、他の季節は気持ちいいでしょうね~
春、夏、秋それぞれ訪れてレポートしたくなりました。
それにしても寒い!
そろそろ帰ります。有料エリアとの境の門を出ると、来るときには気づかなかった木。
ひょっとして梅?と思って近づいて見ると、サクラでした。
一重なので、フユザクラかシキザクラか・・・でしょうね。
隣には濃いオレンジ色のピラカンサスの仲間。多分タチバナモドキでしょう。
そしてさらにその隣には、なんとボケの花!
この後、お守り授与所(御朱印処)で御朱印もいただき、大満足で帰りました。
無造作に写真を撮っているように見えると思いますが、午後から相当強い風。
御朱印を書くのにも苦労されていたほどです。
なので、次回はもうちょっといいコンディションのときに再訪したいと思います。
【撮影:2024/1/7 京都市山科区勧修寺】