今日は宇治市植物公園の温室の花の続きです。
宇治市植物公園の温室は、京都府立植物園に比べると面積では1/3強、植物の種類で言うと1/7程度です。
それでも私がこの温室が好きな理由は、コンパクトで一つ一つの花とお友達になれること。
どこに何が咲くか、手に取るように分かります。
さて、今回は何が見られたでしょうか~
こちらは今の時期に行くと必ず見られるベゴニアの仲間。
ベゴニア・パルビフロラです。
純白の花が綺麗ですよね~
雄蕊が沢山見えるので、雄株ですね。
純白の花といえば、他にも・・・
ぜ~んぶ下を向いて咲き、おまけに盛りを過ぎていましたが、まだまだ綺麗。
アマゾンユリです。
タコノキエリアのタコノキ、大きくなりすぎたのか剪定されていました。
ビヨウタコノキは健在。
古雑巾みたいな花は・・・見逃しました。花が咲いていたのですね。
プラスチックでできたみたいに真っ赤っかでつるんとした質感のこの花は・・
コスツス・クルヴィプラテアツス(ショウガ科)です。
出た~、覚えにくいどころか、書くのも難しい名前・・・
でもコスツスという名前だけは覚えましょうね~結構沢山あります。
ここから先はアナナスエリア。
パイナップル科の植物が沢山見られます。
今回は京都府立植物園のアナナスエリアが閉鎖中だったので、こちらでしっかり見てきました。
こちらはグズマニアの仲間です。
「ぐずまにあ」で変換すると、「愚図マニア」と出てきて毎回笑わされます。
こちらはエクメア・ファスキアタ。
別名はサンゴアナナスです。
って、普通に珊瑚アナナスでいいやん!
そして、今の時期のイチオシがこちら・・・
アルカンタレア・オドラタです!
何とブラジルで10年に1度しか開花しないこの花が、温室で二株同時に開花。
みんな狂喜乱舞です!!!
じ、地味ですが・・・
でもちょっと竜っぽい感じもあるので、今年にはぴったりですね。
アナナスの仲間、続きます。
プラスチックかゴムっぽい質感の花が沢山見られます。
まあ、ピンクが綺麗!
ポルテア・アラティセパラです。
こちら、花の先から出ている黒っぽいのは何なのでしょうか。
オマケに名札がない!
GLさんに聞いてみると、「Aechmea weilbachii」とのこと。
エクメア・ウェイルバチイとでも読むのでしょうか。
おっと、ショウジョウアナナスという別名もあるそうです。
普通に猩々アナナスでいいやん!
ふう、やっぱり温室の花の投稿は大変だわ。
あ、こっちは知ってるよ~
食うたろかタイプの花で、つる性です。
名札もちゃんとあって、エスキナンサス・ラディカンス(イワタバコ科)とのこと。
終わらん・・・
巻いていきますよ~
アンスリウムの仲間です。ハートに・・・見えないか。
こちらは、オタカンサス・カエルレウス(ゴマノハグサ科)です。
ご存知、カカオですね~
続いて、この時期の定番が紅白で見られました。
カリアンドラ・ハエマトケファラですね。
これだけ見ているのに、種名は覚えられません・・・
最後は京都府立植物園でも見かけたクレロデンドルム・スプレンデンスです。
クサギ属がクレロデンドルムということだけはさすがに覚えました。
どの花も綺麗で可愛くて、何枚も撮ってしまいましたが、学名だけは馴染めません。
どうにかして、和名を付けてくださらないものでしょうか。
もっと親しみを覚えると思います。
ということで、冬の温室特集第一弾を3回にわたってお届けしました。
第一弾としたのは、おそらく花がなくてもう一回くらい行きそうな予感がするから・・
その時はまた美しい花と難しい名前にお付き合いくださいませ。
【撮影:2023/12/24 宇治市植物公園】