山野草の森で出会った春の山野草たち。
昨日は甲乙付けがたいピンクのイワウメ科たちでしたが、今日はその他に出会った可愛い花をどうぞ。
最初は、最近あまり地元では見かけなくなったショウジョウバカマ。
こちらでは結構沢山咲き始めていました。
色には少し変化があり、こちらはとても薄いピンク色。
でもしいちゃんとこにあったような、白いショウジョウバカマはありませんでした。残念!
こちらは天蓋山の頂上へ行く途中で見つけたイワナシ(ツツジ科イワナシ属)です。
危うく見逃しそうなほど小さい花。
でもよく見るとこちらもとっても可愛いです。
日本固有種で、北海道から本州日本海側の山地の林縁に咲く・・・とのこと。
ここの環境には合っているのでしょうね。
葉が分厚くて結構光沢があります。葉はあるのに咲いていたのはたったの2輪だけでした。
そして最後はスプリングエフェメラルの代表、カタクリです!
早春にほんの少しの期間現れ、独特な薄紫からピンクの花を開きます。
何年か前に行ったときににも同じ場所でカタクリを見ました。
ちょうど満開のシーズンで、イメージが変わるほどあっけらかんと群生していました。
今回咲いていたのはせいぜい10輪ほどで、風情がありましたよ~
カタクリが発芽してから最初の花が咲くまで7,8年かかるそうです。
9年目くらいから花を付け、鱗茎が大きくなるとやっと毎年開花。
でも、1年のうち地上に出るのはわずか2か月足らず、残りは鱗茎の状態で地下で眠っているそう。
この花が咲くまでにそんなに長い年月がかかっているなんて、全く知りませんでした。
一つの鱗茎の寿命は40~50年もあるそうで、その間地上に花を咲かせては、地下に栄養を蓄える・・・
を繰り返すんだとか。
その鱗茎から採ったデンプンがいわゆる「片栗粉」。
今はほとんどがジャガイモデンプンですが、昔は貴重な栄養源だったようです。
それにしても勿体なさすぎ!!
いかがでしたでしょうか。
高速飛ばして行った甲斐がありました!
【撮影:2021/3/27 わち山野草の森】
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過日、ハコネツリガネツツジに出会い写真を撮ってきただけでガマンしています
山野草愛好家であれば見てすぐにも むらむらっ となります
昨日の散歩コースで白いドウダンツツジの花が咲いていましたので撮ってきたばかり・・・・
そして、地中で頑張って咲く時期は、ごくわずか、
セミと同じですよね。
そんなカタクリの群生、地中の年数(7年~)を考えると
この7倍、地中にあるんだと思ったりします。
今、スーパーで売っている片栗粉の原料は違っても、
この花の片栗から作っていたんだと思うと、
昔から、日本人に馴染んできたのを感じます。
おはようございます。
わち山野草の森、紹介してもらって、いろいろ調べたままになっていました。
京丹波町、京都縦貫道丹波ICからと言うことまで調べたのですが、まだ行けていません。
イワナシの実は食べたことがあります。
大昔ですが、本当にナシの味がしました。
またまた雨ですね。
しかも来週もですって。
仕事してたら悔しい!!
山野草って何か見てるだけでホッとします。
こんな子達が山野にひっそりですものね。
惹かれない訳ない・・・一部の人だけでしょうけど(^-^;
ショウジョウバカマの白はおそらく園芸種でしょうね。
この赤も本当は欲しかったのですけどね、もう良いかな?
けどイワナシ?
ツツジ科ですか、難しいのかなぁ?
売ってるのかなぁ(笑)
ちょっと探すだけ探そ♪
今日も馴染みのお花ばかりで、楽しく拝見できました。
小さなイワナシ、よく見つけられましたね。
きっと、ここには移植されてきたばかりなのでしょうね。
イワナシは販売目的で盗掘されるので、最近はめったに観られなくなりました。
自然のフィールドで観られなくなったお花を、このような施設で保護目的で栽培することはいいことだと思います。
ただし、山野草を販売するのは、盗掘を増長することにつながるし、私は好ましいと思いません。
それに、買ってきて自宅で育てても、たいていはうまく育たないものです。
もともと亜高山帯で、長い時間をかけて育つ植物ですから、当たり前なことですよね。
なるほど、ヨウラクツツジとイワナシの花の形は似ていますね。
ドウダンツツジも、咲き始めましたね~
どれもツツジ科ですか。
今日の投稿は冬湖さんにとってそこがツボでしたね。
つぼ型の花だけに・・・
お粗末でした~m_ _m
カタクリが咲くまでの年数は、なるほどセミと同じくらいですね。
でもセミは1週間で死んでしまいますが、カタクリはそのあと塊茎を大きくしながら、4,50年も咲き続けるというのがすごいです。
でも何年か前に行ったときはもっと咲いていたような気がします。
花を咲かせることができず地面で眠る塊茎もきっと多いのでしょうね~
最近は全国の自生地でカタクリが保護され、みなさんの投稿で見事な姿を見ることができますね。
でも、きっとそうなるためにはいろんな条件が整わないとだめなのかなと思います。
江戸時代などでは、片栗粉にするほど沢山採れたんだろうな~って思うと結構感慨深いですね。
わち山野草の森、高速で行けば結構近いことが分かりました。
(あくまで宇治市からですが・・・)
県境をまたぐ移動がしにくい時期は、特に狙い目ですね。
季節を選んでまた行ってみたいと思います。
イワナシの実を食べる!?
不勉強で、イワナシの実が梨の味ということを知りませんでした。
なぜツツジの仲間なのにナシかと思っていたらそういうことだったんですね。
でもここの実を食べたら叱られそうです(笑)
大丈夫です♪
昨日はどん曇りでしたが、午前午後と駆け足で2カ所回ってきました~
どちらもそれなりの収穫が!
お楽しみに^^
それにしても来週も雨なんですか!!
それは許せませんね~
もう少しで咲きそうな花など、行きたい場所が山ほどあるのです。
この時期だけは週休3日にしてほしいです(笑)
イワナシは冬湖さんも気になっておられるようでしたが、さすがしいちゃんもお目が高い!
すごく小さい花でしたが、とっても可愛いです。
大きさ的には盆栽にもピッタリの風情。
最近何でも販売されているので、ネットで買えるのでは?
(と、キリナイヤマイを扇動中~)
そんなにイワナシは減っているのですか。
わち山野草の森は、どちらかというと山野草の育成と販売が主目的の場所のようです。
なので、きちんと管理されていて、敷地内の盗掘はさすがにないと思います。
知人の自然観察指導員の話ですが、盗掘も絶滅の大きな原因の一つかもしれませんが、気候変動や野生動物の影響の方が大きいそうです。
そういう意味では、個人単位でも家で育ててくださるのはありがたいかな~って、私なんかは思います。
昔は私もちょこっと山に出かけたりもしましたが、今は膝が悪くてほぼ平地しか行けませんので、植物園やこちらで拝見するのが楽しみです^^
そういう方も多いと思いますよ~
それにしても、イワナシ、色々熱く語る方が多いというのはよほど魅力あるんですね~
すごいもん、見つけちゃった。