あまりに毎日暑くて、大好きなお散歩があまりできていません。
道草ネタも集まらないので、この日は勇気を出して朝7時頃から散歩に出かけました。
それにしてもこの時間で紫外線強そうなこと!
まずは田んぼ方面です。。
全国の米どころでは、水不足や台風による被害が報道されていますが、この小さい田んぼはのんびりしたもの。
青い空、白い雲、緑の田んぼがまるで夏休み絵日記のようです。
この日もどっどっどっと音をさせながら、水田に水を流し込んでいました。
水のない放置畑、ここには沢山のシロツメクサなど生えていましたが今はこの有様。
生き物たちは少しでも水のある方に寄っていくようです。
ここで見たのはこんな光景。
シオカラトンボ。
シオカラトンボ
シオカラトンボ
シオカラトンボ、シオカラトンボ、シオカラトンボ、シオカラトンボ・・・
あ~もう数えきれない!
おまけにメスの姿は見えず、粉を吹いたような青色のオスばかりです。
それにどうしてみんな焼け付いたコンクリートの道にいるのかしら。
写真を撮っている方がぶっ倒れそうです。
水があるので、植物もこの辺りは生き生きしていましたね~
今年初見のオモダカも!
キチョウです!
クサネムには何匹かナナホシテントウ。
よく見ると、沢山のアブラムシがくっついていました。
餌、入れ食い状態です。
それにしてもあまりにシオカラトンボが多いので調べてみました。
シオカラトンボは真夏でも繁殖活動をするそう。
その割には♀(ムギワラトンボ)の姿がなぜ見えない??
ひょっとして道に出てこないだけで他の場所には沢山いるのかもしれませんね。
オスのあの粉を吹いたような色ですが、あれで紫外線を反射しているそうです。
なるほど、暑さに強いわけですね!
今日他のトンボも載せてしまうつもりでしたが、長くなるので明日にしますね。
え、単なるネタ引き伸ばし作戦では・・・ですって?
・・・当たりです・・・
【撮影:2023/8/12 宇治市】
宇治市植物公園木の実クイズ、昨日の続き、第7問からです。
第7問 これな~んだ
ノーヒントで!
第8問 これな~んだ
おまけにもう一枚
<ヒント> 淡い紫色の花が沢山付きます。原産地は日本ではありません。
第9問 これな~んだ
<ヒント>形が似ているから、お茶道具の名前になっています。熟すと食べられます。
第10問 これな~んだ
宇治市植物公園のハーブ園付近ではすごく沢山見かけます。
<ヒント> 早春、いの一番に咲くこよりのような花弁に心奪われます。こんな実だったとは・・・
第11問 これな~んだ
こちらもノーヒントで。
第12問 これな~んだ
<ヒント>北の国ではおなじみの木。紅葉、赤い実どれも綺麗です。
それでは答え合わせ、行ってみましょう!
第7問 ブルーベリー(ツツジ科スノキ属)
実は知っていても花を長く知りませんでした。確かにツツジ科スノキ属と聞いて納得です。
第8問 セイヨウニンジンボク(シソ科ハマゴウ属)
日本にはニンジンボクという木がありますが、こちらはヨーロッパ原産。
第9問 ナツメ(クロウメモドキ科ナツメ属)
干して食べるのが一般的のようですが、熟した実を生食したことがあります。
かすかすのリンゴのような味がしました。花の写真がないので、今後の宿題です。
こちらの写真は熟した実。晩秋に撮りました。
第10問 シナマンサク(マンサク科マンサク属)
あの花から想像できない実がなります。なぜハーブ園と思いましたが、沢山の薬効があるそうです。
熊本大薬学部薬草園データベースによると、マンサクには「止瀉,消炎,止血作用がある.(中略)
葉と樹皮からは化粧水が作られる.」とのこと。すごい!
第11問 ザクロ(ミソハギ科ザクロ属)
ザクロジュースは女性にいいというので、濃縮果汁を買って飲んだことがあります。
甘酸っぱくて爽やかで美味しかったですよ~
それにしても、ミソハギ科なんですね。
第12問 ナナカマド(バラ科ナナカマド属)
七回かまどでくべても燃えないということから名づけれたという説が有力だそうです。
この暑い京都でよくぞ耐えて実を付けてくれました。
これで今回のクイズは全部おしまいです。
きちんと熟した実は分かっても、緑の実は案外わかりにくいですね。
【撮影:2023/8/6 &アーカイブ 宇治市植物公園】
さてさて、今日は昨日の予告通り宇治市植物公園で見た木の実クイズです。
12問あるので、今日は最初の6問をどうぞ。
答えは直下ではなく、最後にまとめて載せますね~
それでは、Let’s Challenge!
第1問 これな~んだ
<ヒント>よく似た木にエゴノキがあります。
第2問 これな~んだ
<ヒント>春先に黄色い花を咲かせます。
第3問 これな~んだ
え、こんなピンボケ写真では分からないですか~
<ヒント> モチノキ科です。熟すと赤いです。
第4問 これな~んだ
<ヒント>白い花が咲き、バラ科では珍しく4弁花です。
第5問 これな~んだ
<ヒント>何度も何度も載せているので、お分かりなのでは。実はねちねちして、よく弾みます。
第6問 これな~んだ
この実だけもう赤くなっていました。
<ヒント> 似た花や実は多いですが、葉をもんでこの匂いがするのはこの木だけ。
名前もその匂いに由来します。
それでは答え合わせをどうぞ~
第1問 ハクウンボク(エゴノキ科エゴノキ属)
エゴノキは一つずつですが、ハクウンボクは連なって花が咲き、実が生ります。
第2問 トサミズキ(マンサク科トサミズキ属)
ミズキと名前が付きますが、マンサク科です。
第3問 ウメモドキ(モチノキ科モチノキ属)
簡単なようで結構迷いますね。
第4問 シロヤマブキ(バラ科シロヤマブキ属)
ここ宇治市植物公園のシロヤマブキは圧巻です!!
第5問 ラクウショウ(ヒノキ科ヌマスギ属)
こんなに沢山見ているのに、花の覚えが全くありません・・・しまった!
第6問 ゴマギ(ガマズミ科ガマズミ属)
確かに花はガマズミに似ていますが、写真を撮っていませんでした・・・
これで本日は終了。
皆さん何点でしたか?
【撮影:2023/8/6&アーカイブ 宇治市植物公園】
モクゲンジの手前、季節の花壇があるのを覚えていらっしゃるでしょうか。
冬から春は菜の花の仲間、この間まではクレオメ、そしてこの時期は当然・・・
ん?なんかイメージと違う・・・
ここには天をも衝かんばかりのヒマワリが堂々と咲いていると思っていたのですが・・・
ちなみに2019年にほぼ同時期に行った時にはこんな感じでした。
品種の違いなのか、猛暑のせいで咲く時期も変わってしまったのか。
そういえば去年も小ぶりのヒマワリが植えられていたように思います。
管理がしやすいのかもしれませんね。(デモチョットザンネン・・)
残り少なくなった小さいヒマワリにチョウが飛来し、蜜を吸っていました。
ツマグロヒョウモンのオスでしょうか。
結構長居してくれたので、じっくりパチパチ
この後ラクウショウの小径を通り修景池方面へ。
何も変わり映えしないどころか、前に見られたムクゲやハス鉢のハスもなくて・・・
あれ、池で咲いているのはひょっとしてハス?
なんと、純白の蓮が咲いていました。
蓮の葉は見ていましたが、真っ白な蓮が咲くんですね~
かなり新鮮です。
そしていつものように池の木道方面へ下りていきます。
左手に見えるまるで風力発電みたいな植物は何?
タカサゴユリの蕾でした~
これくらいネタがない(笑)
ヒメガマはすっかり花が終わって、見慣れたガマの穂になっていました。
ここで嬉しいことが。
もう時期が終わりかと思っていましたが、まだチョウトンボがいました。
それも1頭や2頭ではなく沢山!
またまたついつい沢山撮ってしまいました。
前翅の先が透明になっているのが分かります。
後翅はというと、ほとんど青一色。雄の特徴です。
何度見ても妖精みたいで、ほんっとに可愛いですね~
こちらは後翅の端っこも透明になっています。
これは♀の特徴なんだそうで、ちゃんと雌雄が飛び交っているということですね。
チョウトンボの色は「構造色」で、光の当たり方によって色が変わります。
こちらは綺麗なメタリックブルーに見えますが、
角度によってはこんな黒っぽくも見えます。
構造色を持つ虫は結構多いですが、こんなに派手な構造色を持つトンボはチョウトンボだけ。
修景池では毎年増えていて、チョウトンボの乱舞が見られます。
沢山子育てして、来年も出てきてほしいです~
チョウトンボはこれくらいにして・・・
こちらにも白いハスが咲いていました。
一重のベーシックな蓮もシンプルで綺麗です。
少しだけですがミソハギも咲いていました。
お盆は終わりましたが、ちゃんとここでもお迎え花が咲いていたのですね・・・
とはいえ、これ以上は何もなかったので、ハーブ園方向に移動。
途中で見たウサギのペーター君。
暑すぎて少し服を脱いじゃったかな。
ハーブ園には大好きなチコリの花がまだ咲いていました。
アキノノゲシの薄紫バージョンのような花、初めて見たときは感激しました。
羊の角雌蕊の先が可愛い~
舌状花の先がぎざぎざになっているのもいいですね。
この黄色い花はタンジー(キク科)。
防虫剤や染料にするそうです。
毒性があるので、ハーブティーにしたらだめですよ~
ハーブ園最後は結構いつも咲いているこちら。
アフリカンブルーバジルです。
こちらはハイブリッド品種で、種が出来ず栄養繁殖での増えるそうです。
多年生のバジルは珍しく、宇治市植物公園でも年中咲いているイメージ。
シソそっくりなのに、種ができないんですね・・・
ということでそろそろ帰ります。
暑すぎる・・・
あ、こんなところにヒマワリが!
ちょっと舌状花が短い感じもしますが、元気なヒマワリを見られて良かったです。
最後に階段の上からタペストリーを見て・・
建物に戻ります。
そうそう、こちらで行われていたのが・・・
ひょうたん展でした。
形の良いひょうたんを磨き上げてウルシを塗り、飾りにしたものを見たことがあります。
それ以前に、縄文の昔からヒョウタンは水を入れる容器や、半分に割って食器にしたそうです。
養老の滝の伝説も、親孝行息子がヒョウタンに水を汲んだらお酒に変わったという話でしたよね。
このひょうたん展では、その他にいろいろな用途に利用されているヒョウタンの展示がありました。
マラカスとか実際に触れて面白かったですよ。
ということで、今回宇治市植物公園でみた植物はほぼこれでおしまい。
明日は、皆さん苦手かも・・・な木の実クイズです。
これまで何度も登場している実が多いので、是非皆さまエントリーしてくださいませ。
賞品は出ませんが、賞賛が出ます!
【撮影:2023/8/6 宇治市植物公園】
お盆休みもあっという間に終わってしまい、猛暑の日常が戻ってきました。
遠出をする気も起らないので、ホームグラウンドの宇治市植物公園の様子をご覧くださいませ。
(お盆休みの前の週に行ったときの光景です)
連日の猛暑に、植物も弱っているかと思いきや・・・
あら、元気!
それもそのはず、炎天下にせっせと水撒きをする係の方の姿が・・・
雨の少ない時期、本当にご苦労なことですが、植物にとっては恵みの水ですね。
エントランス前の池からみたタペストリー。
こちらはちょっと色あせていたような・・・
年パス使って園内へ。
カフェ横の出入り口より散策開始です。
いつもの小鳥を肩に載せたお嬢さんとカツラの光景ですが・・・
写真では表せない変化が・・・そう、あの甘い甘~いカラメルのような香りが一面漂っていました。
葉が落ちる前など特に香りが強くなるのですが、もうそんな時期なのでしょうか。
背の高いタカサゴユリには沢山の蕾が・・・
一輪だけ咲いていましたよ~
恐竜くん、パパイアの影で涼んでいるのかな。
そういえば、京都府立植物園でも夏に強い植物ということで、沢山のパパイアを植えていました。
実が生ったらいいですね。
秋のゾーンのモミジ林、オミナエシが咲き始めていました。
ところがそのほかの花は全然。なぜかルドベキアがあちこち点々。
オオキンケイギク同様、この手のキク科植物は丈夫なのですが、だからと言ってねえ・・・
何も見るものがないまま、タペストリーの広場へ。
エントランスからも見えていましたが、前回あんなに鮮やかだったカエルくん、少しお疲れかしら。
少し全体に影が薄くなっている感じです。
横手には暑さに強いセロシアが沢山植えられていました。
わが家のノゲイトウはまだ芽が少し伸びてきたくらいです。
ちゃんと育てたら花付きが豪華になるのですね。
続けて春のゾーンへ。
野草系はこのカワラナデシコのみ。
相変わらずお行儀悪く園路にはみ出して咲いていたのをパチリ。
あとは園芸種ばかりでしたね~
ネコノヒゲも・・・
ジャノヒゲに比べたら蕊がとても長くて優美です。
あれ、向こうに見える黄色っぽい木はなんでしょうか。
ズームで見てみると、なんとモクゲンジのまだ若い実でした。
付きすぎですよね。
こんな色だったら、ちょっとフウセンカズラを細長く、いかつくした感じですね。
それもそのはず、同じムクロジ科ですから・・・
ということで、植物園の真夏の花は、職員さんの汗の結晶でできていました。
明日に続きます。
【撮影:2023/8/6 宇治市植物公園】