平日の間、妙に落ち着かず記事にまとめる時間を持てず日が空いてしまいましたが、
Mk.Ⅳの作業は地味に続けておりました。
ひとまず、履帯を装着してみたところ。
履帯の張力調整後、軸受け部分にパーツを合成ゴム系接着剤でパーツを貼り付けました。
履帯の連結枚数はインストでは片側87枚とありましたが、足りない訳ではなかったのですが、かなりキツイ感じだったので1枚足して88枚としました。上の写真の1枚だけ色が違うというか無塗装の部分が新たに挿入した1枚です。
車体前方の両側面に敵味方識別用の紅白マーキングを塗装しました。
隠蔽力の弱い色なので厚塗りになってモッサリしてますが、汚してしまえば気にならないでしょう。
塗装色については一応インストの指示通りの色としましたが、
泥縄ながらたまたま見てしまったYouTubeの動画にこんなのがありました。
これはイギリスのボーヴィントンの車両でしょうか?(もしかしたらレプリカ?)。
ずいぶん緑がかっていて、第2次大戦時の塗装色に近い印象を受けます。
もうひとつYouTube動画。
Mk.ⅣではなくMk.Ⅸという兵員輸送タイプですが、こっちは茶色っぽい時のOD色のような色です。
どっちにしてもタミヤの指示色とはかなり印象が違います。
こりゃまたどうしたもんかと、しばし悩んでしまいましたが、更に色を重ねて修正するのも塗膜のもっさり感が我慢できなくなる可能性もあるので、見なかった事にしました(笑)。
てなことで、退色表現を狙って毎度おなじみドライブラシ。
写真ではわかり難い部分もありますが、今回は比較的うまく行ったように思えます。
最初の塗装色より明るく調色しながら2段階で擦り付けています。
基本色塗装前にシリコンバリアを仕込んでおいたので、
ドライブラシが終わってからカリコリとリアルチッピングを行いました。
剥がれが極端になり過ぎないよう慎重に行いましたが・・・。
シリコンバリアの塗布量は多過ぎず少な過ぎず匙加減の勘所が難しいです。
でも、ま、ちょうど良い感じだったような気もします。
紅白マーキング部分他一部にシリコンバリアを仕込めなかった部分もあるので、そこは後から書き込み式でチッピングを行う予定。
あとは、デカールを貼っていよいよパステルウォッシングを含めたウェザリングの仕上げ工程に入ります。
そんなこんなで本日はここまで、次回に続きます。
P.S.
木曜日に仕事で神田へ出たついでに秋葉のイエロー・サブマリンに寄ってみた。
すると、もう入荷しないだろうと思っていたマスターボックスとミニアートなんかのウクライナ製品が大量展示されていて、釣られてこれを購入してしまいました。
この商品、数か月前にアマゾンに発注したまま入荷せず、つい先日アマゾン側からキャンセルメールが着信していてやっぱりと思っていたのですが、どういう事なのでしょう・・・。
代替え品にMENGの類似商品を買っていたので新たに購入する必要もなかったのですが・・・
店員さんに聞いてみるとロシア製品は入荷しなくなったけどウクライナ製品は継続的に入荷しているとのこと・・・。
ついでに塗料コーナーのタミヤ製品を見てみると欠品しているのは2~3点のみ・・・ようやく供給が追い付て来たのかなとヨドバシのポイントが溜ってることもあり、その時は購入しなかったのですが、翌金曜日の会社帰りに新宿のヨドバシに寄ってみるとタミヤはやっぱり欠品だらけ・・・これもまたどういう事なんでしょうね?。
大型の量販店は取次の問屋などに売り場管理をすっかり丸投げしている場合が多いので、取次の怠慢によるものなのか?、あるいはがめついヨドバシと取次条件で揉めているとか?
新橋のタミヤファクトリーで聞いてみると謎は解けるのでしょうか?、逆に深まるのか?。
※一旦投稿後記事を継ぎ足し追加しました。
リアルチッピング大成功ですね(^^)!
鉄条網を踏み越える際に付いたもの、という想定だと思いますが、
車体側面に進行方向に沿って付いた傷跡が、程加減も良くとってもイイ感じだと思います。
これは車体の構造と当時の状況をよく理解していないと出来ない技ではないでしょうか?
泥汚しレベルでまごまごしているワタシには、到底到達できないテクニックですが、
遠い未来に備えて、忘備録に入れさせて頂きます。
>取次の問屋などに売り場管理をすっかり丸投げしている場合が多いので、取次の怠慢によるものなのか?<
大口に限らず、小売りでもこの状況は同じですね、ワタシの場合も、
(注文する → 問屋から在庫も入荷もないと言われた → ネットで探すとすぐ見つかってポチった)
のパターンがやたら多くて、一体どうなっているのかと?
これが地方都市の零細模型店の経営を増々悪化させてしまっているようで、罪悪感を抱いてしまいまって...
そう云えば行きつけのお店、この3日間”CLOSED”のまま、心配です(-_-;)。
黒猫2号さんが仰る通り、前後方向に引っ掻いたような錆がリアルで良いです。
連結履帯も良いですね。
7枚目の写真で登場するチェーンは本物でしょうか?
YouTube動画も興味深いです。
車内の広さに驚きました。
これで実際に動くというのが凄く楽しみです。
どんな音がするんでしょうね。
コメント、ありがとうございます。
実際に剥がすリアルチッピングはコントロールが難しいので毎回冷や汗ものではあります。
つい調子に乗って剥がし過ぎてしまう事が多いのですが、最近ようやく抑制するという事を覚えたようです、少し大人になれたのでしょうか?(笑)。
>これは車体の構造と当時の状況をよく理解していないと出来ない技ではないでしょうか?<
いえいえ、ミーハーな私故、そんなに難しい事は何も考えていないのですよ。
黒猫2号さんに指摘されて、あ、そうか塹壕と言えば鉄条網・・・と思った次第で・・・(汗!)。
どうやらハゲチョロにしたり泥汚ししたりが自己目的になってしまっているようです。
>泥汚しレベルでまごまごしているワタシには、到底到達できないテクニックですが、<
そんなに難しい事ではないですよ。「やればなんとかなるだろう」の精神でやってますので・・・(笑)。
>これが地方都市の零細模型店の経営を増々悪化させてしまっているようで、罪悪感を抱いてしまいまって...<
時代の趨勢と言ってしまえば身も蓋もないので・・・模型店も問屋任せではなく少しユーザーに寄り添えれば少し状況も変わるのか、そうでもないのか?・・・難しい世の中でありますね。
>リアルチッピング成功おめでとうございます。<
ありがとうございます。成功と言って良いのかどうかはわかりませんが、少なくとも剥がし過ぎをギリギリ踏み止まれたのは進歩と呼べるのかもしれません(笑!)。
>7枚目の写真で登場するチェーンは本物でしょうか?<
フランス戦車のシリーズでもそうでしたがチェーンはちゃんとキットに付属しておりました。
ブロンズ色に着色されていましたがテカリ過ぎるのでいつものオリジナル履帯色で塗装してツヤを殺しています。
>車内の広さに驚きました。<
車体の大きさが大きさですからそこそこの広さはあると思われますが、乗員も8名いたそうなので、けっこうむさ苦しかったのではないでしょうか?
おまけに剥き出しのエンジンと同居状態ですから相当うるさくてたいへんじゃなかったろうかと・・・。
>これで実際に動くというのが凄く楽しみです。どんな音がするんでしょうね。<
模型の方は記事に書き忘れましたが走行テストは既に行っておりまして、ギアに差したグリスのおかげもあり走行音はわりと静かです。「シャー」と言う音とともにゆっくり進みますが、その分力はたいへん強いです。
実車の方は言うと・・・どうだったのでしょうね?。車内に居たら凄い騒音だったのじゃないかと想像してしまいますが・・・最近のボーヴィントンのTankFestaで復元されたリプリカが走っていたように聞いてますので、YouTube動画を見つけたら記事にアップしたいと思います。