いきなり関係ない話でありますが、最近近所(車で10分くらい)の某大手映像ソフトレンタルショップで新作も含め全部110円(税込み)というセールが時々実施されてます。で、先週の土曜日にDVDをまとめ借りしてしまっておりました。
何を借りたかと言うと「1917」「大怪獣のあとしまつ」「スパイファミリー第2巻」「インターステラー」。
「1917」は劇場公開を見逃していたのでこの機会に借りました。めちゃ良く出来た映画でした。舞台が第1次大戦という事でたいへん興味深かったです。
「大怪獣のあとしまつ」は笑えるギャグ、笑えないギャグ、現実世界の面白いパロディー、面白くないパロディーなど、色々たくさん仕込まれてましたが個人的にはまぁこんなもんかといった感じ。
「スパイファミリー」はさすがに今大ブレイク中のアニメだけあってめちゃ面白いです。
でも今回のメインは「インターステラー」。劇場で見てから数年ぶりにまた見たくなって借りてしまいました。劇場公開時に気が付かなったラストに至る無数の伏線などを再発見して始めて見た時と同様の新鮮な感動を味わえました。大半のSF映画はSFを単に背景装置に使ったアクション映画が普通ですが、このインターステラーは監督を含め制作者のSF愛が凄いのです。「2001年宇宙の旅」以来の科学的ファクトの延長線とファンタジーとの狭間をギリギリ攻めて行くと言う物語でもあります。多少の突っ込み処はありつつも、現状で恒星間飛行を現実的に扱うとなるとこれしかないという点と、そこに親子の絆と愛が絡むというのが泣けて来るのです。最高に面白かった♪。
すんません、前置き長過ぎです。レンタルDVDは昨晩返却いたしました。
要するにタイガーⅠ後期型完成遅延の本当の原因はこれだったのですね(笑!)。
前回からの追加点です。
なんじゃこりゃって、ドライバーのチラ見え用なんちゃって座席です(笑)。
トータルリコールに出て来たロボットタクシー運転手みたいで作りながら大笑いでした。
こんな感じに見えます。これだけで充分ですね。
もうひとつチラ見えでっち上げ小道具、操縦席の計器盤擬き。
こんな感じで見えます。実車資料などは何も見ていない100%妄想の産物です(汗)。
あとは足回りの泥汚しと車体にウォッシングを繰り返し、
もう何をどうしたか記憶も定かではありません(笑)。
いつもの泥ゲル溶液調合中の図。
ミハエル・ヴィットマン最後の搭乗車両という事で思いっきりトーンを暗くしたつもりなのですが、写真に撮ると意外に明るく写ってしまってます。
ミハエル・ヴィットマンって誰?という方はこちら↓をご覧ください。
ツィメリットコーティングは錆止め塗装の後、基本塗装の前に行われたと解釈し、コーティングが剥がれた部分は錆止め塗装が露出するという仮説でやってみました。
不首尾に終わった帯状迷彩を誤魔化すため今回は今まで以上の厚化粧となっております。
ただ塗装術としての不備はある程度誤魔化せても、基本的な帯迷彩のライン取りなどデザインセンスの無さは如何ともし難くカッコ悪さはリカバリー出来ないのでした(残念)。
機銃手の袖章を描くのを忘れてしまってます。展示会まで描いておきましょう・・・気が向いたらね(汗)。
ヴィットマンの喉元の騎士鉄十字章のデカールが完全に浮いてしまってます。
シャドウ入れ塗料が入り込んでしまったようです、剥がれなきゃ良いのですが・・・。
ノンストック展示会まで少し時間を作れたので、既存の制作物の展示用資材を少し用意しようと思ってます。
今回は黒猫2号さんにもお目にかかれそうで、すごく楽しみです♪。
コメントありがとうございます。
>ウエザリングはいつもながらの完成度で言うことはありません。<
今回は迷彩塗装があまりうまく行かなかったので、その誤魔化しも含め過去最高の厚化粧です(笑)。
>ツィンメリットの剥がれもバッチリで、まさに戦場を感じます。<
伝説のヴィットマンで、しかも007号車で戦死してますので・・・その意味で戦場を感じていただけたならそれに勝るお褒めの言葉はありません。ありがとうございます。
>黒猫2号さんのシビアなリクエスト?<
というより情報収集と時代考証が人頼みという他力本願を露呈しております(笑)。
工作もお茶を濁す程度にしか出来ませんでした。こういう事は完成してからもう少し追い込んでおけば良かったと後悔先に立たずだったり・・・(汗)。
>スターアンテナの工夫やヴィットマンの搭乗でまさに「007」号車の出現ですね。<
ありがとうございます。今回はスターアンテナが全てだったかもしれませんね(笑)。
スターアンテナが出来なければ007号車にする事はなかったので・・・。
今にして思えば、迷彩パターンをもっと慎重に決めれば良かったと、これまた後悔先になんとやらでありました。
>展示場で拝見できるのが楽しみです。<
今回は写真写りと現物にかなり大きな相違があります。
良くも悪しくも現物はなかなか凄い状態なので落胆させないか若干心配だったりして・・・(汗)。
ウエザリングはいつもながらの完成度で言うことはありません。
ツィンメリットの剥がれもバッチリで、まさに戦場を感じます。
私は剥がさないで進めてしまいました😅
黒猫2号さんのシビアなリクエスト?にも対応されて流石です。
私ではテクが追いつかなかったと思います。
スターアンテナの工夫やヴィットマンの搭乗でまさに「007」号車の出現ですね。
展示場で拝見できるのが楽しみです。
いつもありがとうございます。
>138両撃破というのはもの凄いことですね。<
実はヴィットマンより多い撃破数のエースも居るようです。
国防軍のオットー・カリウスも有名ですがこの人は150両以上
同じく国防軍のクルト・クニスペルは168両と言われているようです。
もっともヴィットマンも含め戦時中のドイツ側での発表なのでプロバガンダとしての大盛りサービスが含まれている可能性も否定できません。
とは言え戦後まで生き延びたオットー・カリウスの手記などによるとソ連軍戦車兵の訓練不足による不慣れさや対応力のなさが多数指摘されているらしいので、ひとつの戦闘で1:10くらいのキルレシオは十分普通にあったのではと想像します。
ヴィットマンが伝説になったのはチャンスと見ればここぞと畳み掛ける彼流のイケイケ戦法にあったようです。
因みにオットー・カリウスさんは戦後薬局を開業し店名を「ティーガー薬店」とし、近隣住民に愛されたとか・・・タイガードラッグってなんかカコイイですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9#
>ノルマンディーの自慢話でもしてるんでしょうか?<
「あの時、オレが何両やったと思ってんだよ」って感じでしょうか。
でなければ、あと男が二人だけでする話しとなると・・・(オイッ!、笑)。
>この汚れやスカートの痛み具合の意味が出てきますね。<
実際はどうなんでしょうね。007号車が最後期型だとすると1944年の春頃からの生産なので配備されてから最長でも3~4ヶ月しか経っていない事になります。それをボロボロになるに十分な時間と見るかどうかは解釈次第という事でしょうか。
>大戦末期の悲壮感が伝わってくるような迫力です。<
ありがとうございます。ともかく007号車で戦死してますので、勇壮な感じというよりも「戦争ってやっぱ嫌だよな」という感じでとことん暗いトーンに拘ったのですが、写真はかなり明るく写ってしまってます(汗!)。
>来週末、拝見できるのが楽しみです。<
よろしくお願いいたしま~っす!!
138両撃破というのはもの凄いことですね。
ご本人にとてもよく似ていると思います。
ノルマンディーの自慢話でもしてるんでしょうか?
007号車は最後の乗車だったんですね。
そう考えると、この汚れやスカートの痛み具合の意味が出てきますね。
大戦末期の悲壮感が伝わってくるような迫力です。
自作されたアンテナも効果絶大です。
来週末、拝見できるのが楽しみです。
>遂に完成おめでとうございます\(^0^)/<
ありがとうございます~♪。
この喜びを分かち合える仲間が居るというのはなんと素晴らしい事でありましょうか(笑!)。
SS軍装に関するアドバイスのお蔭で、中だるみしかけていた制作工程を引き締める事ができました。
そのアドバイスを生かしてきれてはおりませんが、そこはご愛敬、平にご容赦くださいますようお願いいたします。
>ズバリ!その通りでしょう、バカ受けです(笑)<
ずいぶん古い映画ネタにもご反応くださいまして、それだけで感謝感激でございます(笑)。
>最初からパーツ化されていた様にしか見えません。<
何も実車を調べていないという妄想世界の産物ですが、最後の余力を振り絞って遊んでみました。
0.5mm厚のプラ板に適当に穴を開け、同じ0.5mmプラ板で裏貼りするという至極簡単な造作です。
>取り付けられた工具類まで丁寧に塗り分けられて且つ材質感が有ります<
とても嬉しいご感想ではあるのですが、材質感はウォッシングの繰り返しによる単なる成り行き結果であります。
意図的に表現できれば言う事ないですけどね(汗)。
>これは拡大鏡を持って生を見るしかないですね(^^)<
きゃぁ~~!、やめてぇ~~!(笑)。
果たして、いったい何が見えるのか?・・・とても怖いものが見えそうで、興味津々だったり(爆)。
>製作遅延の原因になってしまったのも、致し方なしと云うところでしょうか(^^;<
あっ、いえ、そ、それは・・・受け狙いで記事にしただけだったりして(お、オイっ!)。
実のところ、集中力の持続時間は案外短かったりしますので、
映画を見ても見なくてもたいした違いがないとか・・・す、すみません・・・(大汗!)。
でも、「インターステラー」は最高です!。
模型制作時間を犠牲にする価値は絶対にあると思いますよ。
嬉しいコメントをたくさんありがとうございます。
みんな大好きTiger戦車と言ったところでしょうか(笑)。
大柄な戦車でもあり、大味になってしまうのが怖かったのですが、
良く出来た別売フィギュアを使ったりでうまく誤魔化せたような気がします。
迷彩塗装があまりうまく行かなかったので途中どうなるか若干焦ったりではありましたが、
結果として、最終的な出来不出来は別として、それが故にこれ以上出来る事はないと一定度言える処まで追い込めた気もしています。
最終的に仕上げるまではずっと自信を持てない半信半疑な状態だったのですが、
こんな出来ではありますが、完成してみるとやり切った感も含め意外に自己満足度が高かったりです。
お蔭さまでこの戦車の魅力を再認識する事もできました。
作ってみて良かったです(笑)。
タイガーⅠ後期型 W/ビットマンとクルー、遂に完成おめでとうございます\(^0^)/
>トータルリコールに出て来たロボットタクシー運転手みたい<
ズバリ!その通りでしょう、バカ受けです(笑)
昔見た写真でも、こんなアングルの物が有ったように思います、
イイ感じではないでしょうか。
それに自作メーターが素晴らしいです、
ハッチからチラ見えする姿は、最初からパーツ化されていた様にしか見えません。
キャタピラの汚れと、その間からかすかに見える金属部の輝きのバランスも絶妙、
アップで写されていると、取り付けられた工具類まで丁寧に塗り分けられて且つ材質感が有ります
これは拡大鏡を持って生を見るしかないですね(^^)
「インターステラー」
知らなかったのでネタバレサイトで調べてみました。
感動されるのも「なるほど~」と納得するような内容の映画みたいで、
でも、映画を観だすとねぇ~ホント時間があっという間に立ってしまうんですよね、
製作遅延の原因になってしまったのも、致し方なしと云うところでしょうか(^^;
とにかくも製作ご苦労様でした(^^)。
大好きな車体なので、毎回興味深く見させていただきました。
排気管カバーのへこみやその周りのさび、自作のアンテナなど、見どころがたくさんあります。
そしてパテを使ったツインメリットコーティングが荒々しくて、とてもいい感じです。
塗装も、色を重ねたことでしっかりとした重量感が出たと思います。
Tigerを作ってみたくなりました。
コメント、ありがとうございます。
>ドラゴン並みにディテールアップされていて、<
いえ、あのディテールアップしたのはスターアンテナだけですので・・・。
別売フィギュアの戦車兵セットの出来がわりと良いので、助かりました。
>拘りついでに車体前後の「第101SS重戦車大隊の部隊章」を描き込んでみては如何でしょうか。<
Wikipediaに部隊章の図柄が出てました。比較的単純な図形ではありますが、うまく描けるかどうか・・・ツィンメリットの凸凹面ですし・・・。
>私もAmazon Prime Videoの1ヶ月お試し中なので、<
なるほど。お試し期間が過ぎると有料契約されるのでしょうか?。
でなければ今の内に見まくった方が良いでしょう(笑)。
コメント、ありがとうございます。
コーティングブレードを使ったツィンメリットはやってみるとそんなに難しくはないです。ブレードの刃はもう少し粗くて良いのかもしれません。
>本物もこの位汚かったのかもしれないなー、と思わせる説得力が感じられる仕上がりだと思います。<
とても嬉しいご感想をいただき、ありがとうございます。
実際の汚れ度合いはどうだったのでしょうね。運が悪いと汚れる暇もなく損耗してしまったりとか・・・。
私にとっての汚しは生き甲斐半分、筆塗り基本塗装の粗隠し半分といった感じでありました。
>タイガー戦車は本当にゴツイ戦車なのだと、<
その通りですよね、幅の広い履帯がそのゴツさに拍車をかけてます。
生産数はさほど多くはないのに史上最も有名な戦車になってしまったのはそのゴツさ故なのでしょうね・・・。
タイガーⅠ完成、おめでとうございます。
タミヤのタイガーをドラゴン並みにディテールアップされていて、その拘りに敬服いたします。
アンテナも含めて力作ですね。
拘りついでに車体前後の「第101SS重戦車大隊の部隊章」を描き込んでみては如何でしょうか。
音楽は聴きながら作業が出来ますが、映画は観ながらと言う訳にいきませんね。
私もAmazon Prime Videoの1ヶ月お試し中なので、そちらに時間を取られ、模型製作が休止がちの毎日です。
厚化粧と言う事ですが、本物もこの位汚かったのかもしれないなー、と思わせる説得力が感じられる仕上がりだと思います。
タイガー戦車は本当にゴツイ戦車なのだと、拝見しました