今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

続・キャットタワーの残骸

2025年02月01日 | 大家族の日常
ピアノの上に置いたキャットタワーの残骸(箱部分)、相変わらずの人気です。
1年前はリン一家が主に使っていましたが、今はココ、ちび太、ケンが中心。

↓ 上からチキン、箱中にケン、下にモドキ、奥にココ
(ちび太がオジン部屋から出て来る前)

↓ 上からココ、ちび太、奥にレオ(寝てる)

↓ クウ、その後ろにリンも

↓ クウ

↓ココ

↓ ケン、奥にレオ (ちび太はオジン部屋に閉じ込め中)
※ちび太がオジンと寝ると(部屋閉じ込め)ケンがリビングに来てくつろぐようです。

↓ チキン


わが家には昔ながらの家具やら棚の類がたくさんありまして、
猫たちはそこに上ったり下りたり、いろいろすることに尽きません。
保護者の気遣いは邪魔なものを取り除くだけ。

猫は今あるものをうまく使いこなすことの天才です。
新しいとか古いとか、見てくれには一切こだわりません。
この点は学びたいですね。
年金暮らしとなったわが家ではとても助かってます。

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投薬用おやつ

2024年12月14日 | 大家族の日常
先日病院で教えてもらいました。
錠剤を猫ちゃんに飲ませるのに便利だと。
帰りにいつものSCに寄ったら売ってたので早速買ってきました。
ロールケーキのような構造で中にチュール。
そのチュールの中に錠剤を埋め込んで与えるのだそうです。

大きい錠剤は半分にして中の柔らかい部分に埋め込みます

わが家にも投薬中の子が現在4匹。
細断してウェットに混ぜたり、粉末にしてチュールやスープに混ぜたり、投薬には結構苦労してました。
で、試しにやってみた。
結果は上々。全員が食べました。
ダイフクはしつこくカミカミしているうちに薬だけ出しちゃったことが2度あったけど。
食べたことをしっかり確認するのが無難です。
もうご存じの方が多いとは思いましたが、投薬がぐっと楽になりました。

この記事は宣伝ではありません。

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貴重な日向ぼっこ時間

2024年12月05日 | 大家族の日常
庭の皇帝ダリアが咲いてます。今年も双幹です。
夏の猛暑で成長が止まりどうなるかと思ったけど、10月頃から一気に伸びて咲きました。

ところで、わが家は南面道路ですが冬は殆ど日が当たりません。
道路向かいに3階建て以上の高さの家がびっしりと並んでいるからです。
もともとは土手でしたが、切り開いて土盛し、ビルトイン車庫の上に家が建った。
不動産屋とはずいぶんもめたけど、その後の住人とはご近所付き合いしています。

今の時期、わが家の1日の日当り状況は;
1階リビング :10時過ぎ~12時過ぎの2時間
1階こたつ  :10時半~11時半前の1時間弱
1階和室   :11時半前~13時の1時間半強
2階物干部屋 :9時半過ぎ~14時半の5時間弱
2階オジン部屋:8時~14時半の6時間半(ただしテラス屋根遮光)
2階オバン部屋:8時~10時前の2時間弱(曇り窓)

12時頃、向い屋根の陰になって奥にしか日が当たらないリビング

この時間帯は、猫たちが光を求めて集合します。主な居場所は、
リビング :ニャー、チキン、ポニー、レオ、ココ、モドキ、ダイフク、
こたつ  :リン一家(リン、キー、クウ)
1階和室 :ハチ
物干部屋 :サクラ、ちび太、チキン
オジン部屋:(昼間はちび太、ココ、ヒョウなどたまにいるが日光浴はしない)
オバン部屋:レオ、ココ、ちび太、ヒョウ、サクラ

日光浴風景・その1

まあ、この場所と決めてるわけではないけどそんな感じ。
ちび太とチキンは日当り部屋自由に移動。ニャーは庭に日の当たる短時間は外にも。
日光浴の時はみな密集して過ごすので、猫たちが和気あいあいとしてきます。
まさにお天道様が取り持つ平和かな。

日光浴風景・その2

ところで、上記居場所の中に名前の出てない子が1匹・・ケンです。
ケンはひと月ほど前に2階の電話台に居場所を移して以来、殆ど動くことがなくなった。
やはりちび太を警戒して動けないようだ。
おそらく2階洗面所にある水桶で飲み、トイレも2階でこっそりと。
オバンによると、みな寝静まった深夜には1階のトイレでも済ませるそうだ。
食べ物は保護者が運んでくれるのでいいようなものの、日光浴も重要だ。
無理強いでなく、ケンを日向に誘導するいい方法はないものかと思案中です。

物干部屋の出窓から皇帝ダリアを眺めるサクラ

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腹虫駆除 ~うんちの話~

2024年10月17日 | 大家族の日常
今年は何かの当たり年なのだろうか。
それとも15匹も面倒見てれば、こんなことは当たり前?
毎日所かまわず吐きまくり、粗相しまくり、おまけにノミ騒動。
次々と起こる大問題。そこに新たに湧いて出てきたのが表題の問題です。

サクラのうんちの横に10cmくらいの白い虫らしきものを見つけたのは1ヶ月ほど前。
それは1匹だけ、ウンチとは別々に出て来た感じ。死んでいるのか動かない。
ネットの画像と較べて調べてみると、どうやら回虫らしい。
同じような虫は他に鉤虫、条虫とあるけど微妙に姿かたちが違うのです。
いずれにしてもお腹の虫には違いない。
問題は、回虫と条虫で使う薬が違うことだ。

サクラ

妻が言うには、かつてニャーにも同様のことがあったらしい。
当時の自分は出張が多く、そういったケアはまったく妻の仕事だった。
妻は"虫入り"のうんちをニャーと一緒に病院に持って行って先生に判断を仰いだとか。
今はネットが普及して(自分で使えるようになって)家庭でも調べることが可能になった。
外にいる子はたまにトカゲとか口にして、それが原因で虫に寄生されるらしい。
ニャーも、家の庭でたまにトカゲを捕まえていた。

さて、それでサクラにいい薬はないかと調べているうちに、今度はモドキのうんちに虫が。
サクラのとは違って、何匹もがうんちから顔を出していた。
しかも動いている。サクラのように長くはなく先端に頭があるように見えた。
さらにさらに、その翌日にはソファトイレのうんち、続いて玄関トイレのうんちにも。
このふたつはサクラやモドキのではない。でも誰のかわからない。
それにしても、こんなことが一度に起こることなんだろうか。
これで待ったなしだ。薬の購入を急いだ。


モドキ

調べているうちに、価格は高いけど回虫にも条虫にも効く薬のあることがわかった。
ドロンタール。それが自分の選んだ薬です。さっそくネットで購入した。
今は購入した商品がすぐに到着する。便利な時代になったもんだ。
で、見てみると1回1~1.5錠ではあるのだけど、その1錠がやけに大きい。
与え方はウェットに混ぜるのが一般的。
まずウェットの量が少ないニャー、リン、チキンとレオを除いて与えてみた。
やはりわかるのだろう、殆どの子が残した。
残った薬入りはすべて冷蔵庫保管し、その後3日かかって少しづつ混ぜて食べさせた。

ただ、当面問題のサクラとモドキがしっかり食べたのは救いだった。
それ以来誰かがトイレで大をするたびに即点検を繰り返すことに。
するとそれから2日後、今度はチキンのうんちに蠢く虫を発見。
チキンはウェットをあまり食べず、食に神経質なので薬の添加はまずできない。
それで迷うことなく1錠を5つに砕いて、チキンの口に放り込んだ。
かつて衰弱したシロキがどうしても飲み込まず諦めた方法だ。
チキンは5つの破片のうち4つを飲み込み、最後のひとつは吐き出した。

その後とりあえずは虫を見てないけど、残る3匹にどうやって投薬するか思案中です。
ブログなどでノラを保護した際に腹虫駆除したと簡単に書いてあるけど、それってこんなにも大変なことなんだとつくづく思った次第でした。

チキン

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私見ですが、平和な猫社会を築くには

2024年10月09日 | 大家族の日常
猫は基本的に単独行動性で、縄張りを作って暮らす動物だと言われています。
縄張りを作る目的は、
1.食べ物を確保するため
2.より安全な異性との出会いのため
3.猫同士の不要な争いを避けるため
などと書かれていますが、圧倒的に1の理由が大きいように思います。

自分の経験でも、店をやっていた頃は毎晩置き餌をしていたので夜になるとノラたちが食べに来た。一見さんから常連まで店への依存度は様々。一方店に居住する代々の看板猫たちにとってノラ連中はまさに招かれざる客。もともとは自分もノラだったので同類相哀れむ、なんて気は毛頭なし。追い出そうとしたり逃げ回ったり諍いが絶えなかった。今わが家にいる猫たちで言うと、ココレオ vs.モドキorダイフクorヒョウ。ごくたまにモドキ vs.ダイフク。少し古いけどニャー vs.ダイフク、子猫のちび太 vs.モドキなんてのもあった。

食事風景:(右手前から)ココ、ニャー、チキン、ちび太、(左手前から)キー、クウ、リン

わが家の家裏でも、シロキとハリーの餌場争いは喧嘩声(唸り合い)の騒音が住民問題に発展した。サクラやキジロの子猫時代、やっと見つけた餌場だったけど当時は他の大人猫たちが群雄割拠していてなかなか思うように食べれなかった。そこに現れた若猫がルイ。ルイは他の猫たちを追い払い、子猫の2匹には食べ物を譲るなどして優しかった。その後ルイはFIPで急逝してしまったけど、サクラとキジロにとってはまさに命の恩人(猫)だ。そんな経緯があったからだろうか、その後は長年にわたり2匹争うことなく共存した。

1年前に店のノラたちをわが家に保護したとき、一番の懸念はココレオとモドキやダイフクが相容れるかどうかでした。実際家に来てみるとこの3者(4匹)は三つ巴の状態で、とても一緒に暮らしていけるとは思えなかった。保護部屋でケージから出すときは交互に出したり、ココレオは早く家や先住猫たちに馴染んだので保護部屋の外に閉め出したり、とにかく互いに合わないよう腐心した。たまに高齢保護者のボケで一緒にしてしまうと、とんでもない大勃発、床一面が毛の海になったりもした。

(ソファ奥)ダイフク、モドキ、ヒョウ、(ソファ手前)クウ、(テーブル)ポニー、(手前)リン

先住猫との諍いもあった。先住猫たちは(本気の)喧嘩に慣れてないので、保護部屋の猫を避けて逃げ回るばかりだけど、ニャーは違った。レオとの睨み合いから取っ組み合いを勃発したり、モドキやダイフクともやり合った。ケンは、ちび太に続いてレオからも時折追われるようになった。

しかるに今はと言うと、みんなみんな、平和に共存しているのです。店では窓を挟んで外レジ台と内台で唸り合いが日常茶飯事だったココレオとモドキは、今ではオバン部屋で一緒にいることが多く、同じ出窓で並んだで休んだりしています。ダイフクはリビングキッチンの住猫となって、時折傍を通り抜けた子を追うことがあるけど、徐々に先住猫の社会に浸透しています。1年前には想像できなかった猫たちの変化。どうして彼らは変わったのだろうか。単に危険の少ない家猫になったからだけではない、何かがあるように思えました。

(手前から)レオ、リン、モドキ

ひとつ考えられたのが自分の猫ご飯の出し方。店時代、ノラたちが鉢合わせしないように複数の置き餌を出したり、それぞれがやって来る方角や顔を出す場所に合わせて出す場所を変えたりしていました。その流れで家の猫たちも同様、1匹1匹の状況に合わせてメニューを変え、猫たちの居場所に運んでいるのです。家の中と言えども猫たちの居場所は様々。しかも大抵は1ヶ所でなく数ヶ所あってそのどこかにいる。同じ居場所に長く居続けることはまずなく頻繁に居場所を変える。季節の変わり目などは新しい居場所を開拓することも多く、昔自分か誰かが使っていた居場所に落ち着くことも。まあ、持ち回りみたいなもんでしょうか。

なのでスムーズにご飯を与えるためには、彼らの居場所を常時把握しておく必要があるのです。ご飯時になるとキッチンに集まって来る猫たちも、ご飯が出来上がりそうになると自分の居場所に移動する。ご飯はキッチンでと決めてる子もいますがそういうのは少数。こうして自分は、ご飯ができると1階2階と配って回る。妻には過保護だと呆れられるし、心不全の時などは2階に上がるのも大変だったけど頑張った。猫が新しい居場所を開拓してどこにいるかわからない時は、探すのに妻の助けを借りたりもしています。

今になって思うのは、こうした自分の行動が猫たちを変えたのではないだろうか。つまりわが家の猫たちは縄張りを作る必要がなくなった。縄張り感覚がないので諍いも起こらない。まあ、猫たちにしてみれば、「猫様扱いによる平和ボケ」とでも言うことでしょうか。

(左から)ダイフク、モドキ、ニャー

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