今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

デブりましたで候ふ

2024年09月30日 | レオ(テンチビ)とココ
ココです
レオと一緒にわが家に移ってもうすぐ1年
相変わらず元気、恙なく暮らしております

現在のココ

なんかちょっと、恰幅がよくなった?
いえいえ、実は大変なデブりようです
店時代はスマートとは言えないが、それなりに均整がとれていた


去年の今頃、お店にて

そんなに食べてるわけじゃないんだけど
運動不足かな
とは言えわが家でもいつもうろうろ、1階2階行ったり来たり
運動量は多い方だ


現在のココ

もともと丈の短いココ
まるまる太ってビア樽のようになりました
今年の春の手術の際は5kg
簡単には触れないのでその後は不計測
6kgは越えてるだろうな

でも強制的な体重調整はしません
いざとなれば本人(猫)が自分で調整します
本猫任せ、それがわが家の方針なんです


去年の2月、お店にて

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猫が教えてくれること

2024年09月28日 | 猫と暮らし猫を知る
少し古いのですが、自分のお気に入りストックの中に表題のような記事を見つけました。
猫と暮らすメリットやノウハウ記事はたくさんあります。
その中でこの「ねこちゃんホンポ」の記事は特に慧眼と言うわけでもなく、おそらく読んだ当初は(何だそんなことか)と、印象に残らなかった。
その記事が、今回再読して妙に心に残ったのです。

その記事は、「猫は4つのことを教えてくれる」と言う。
1.規則正しい生活のすすめ
2.心が軽くなる生き方
3.日常にいつも幸せがある
4.猫を通じて社会に関わる

今年の春、虹の橋へと旅立ったシロキです

かつて仕事に追われて生活しているときは上記の2ばかりを追い求め、1と4には関心がなく(逆に煩わしさから解放されてのんびりしたいと思っていた)、3は無縁のものだと決めていた。それが仕事から解放され悠々自適の身になると、逆に1と4の重要性が理解できるようになり、3のありがたみをひしひしと感じるようになりました。

この記事は平易な文章で難しくなく、またごにょごにょと教条的でないところがいい。猫に学ぶノウハウ本(サイト)にありがちな「そんなこと言ったって」とか「それが出来れば苦労しないよ」というのもない。猫と暮らすうちにいつしかそれを実感して共感する、ただそれだけのことなんですね。

ブサイクだなんだとさんざん書いたけど、今も時折ビデオを見て癒されてます

そうか、それで「ネコメンタリー」なんだ。(NHK、猫と作家のドキュメンタリー・単発)
まさに相互扶助。物書きを生業とする人なら、上記4項目とも身に染みるに違いない。
「猫は何の役にも立たないけど、いるだけで心が癒される。」
養老先生のおっしゃる通りだ。

ちなみに、上記1と4は猫に限らない。ワンちゃんだってもちろん同じ。3はある程度猫に特有のもので、ワンちゃんにもあるのだけど質がちょと違う気がする。ただ、2に関しては猫に独特なものだと思います。自分もこのブログで何度も書いてきた。ただしこれ、複数の猫と暮らしてないとわからないかも。わが家のように10匹以上もいると本当に強く共感できるのですが、考えてみれば、多くの猫と暮らしてないとわかりにくいことだったんですね。(反省😞

(参考)

最後は衰弱したシロキに思い切り甘えさせてあげました

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ちび太、思い出を背負う猫

2024年09月26日 | ちび太
猫の信頼は絶対です。信頼した相手を裏切ることはありません。
(信頼関係を壊すのは常に人間の側です。)
と、いつも言っているのですが、ちび太の信頼はまさに微動だにしない。
ちび太は猫らしい悪戯や盗み食いをするのでよく叱ります。
大声出したり、時には頭をポンと叩くことも。
それでもまったく悪びれない。呼べばすぐにやって来る。

アンニュイな表情が得意のちび太

先日、ちび太のシャンプーをしました。(2度目)
かつての長毛がまだ生えず、毛の短いちび太はノミの目視が容易にできる。
そのちび太にひと月ほどノミを見なかったので油断していたら、突然数匹のノミがお腹に。
ノミ取りキャッチャーでうまく捕れず、結局シャンプー。鋤取りで15匹ほど駆除した。
続いてダイフクの5回目シャンプーも行った。(この話は別記事にて)
するとちび太が風呂場洗面所の外で突然ビービー鳴き始めた。
あまりにもうるさいので何かあったのかとドアを開けると入って来てビービー。
邪魔なので外に出すと、今度はビービーだけでなくドアに体当たりを始めた。
ちび太の大騒ぎはダイフクのシャンプーが終わるまで続き、終わってケージに入ったダイフクを心配そうに背伸びして確認。ダイフクが返事鳴きすると安心したようにケージの前に陣取った。
自分の身体もまだ乾いてないちび太が、ダイフクの心配をしていたのだとわかったのです。

ちび太はダイフクのことを覚えているのだろうか。
他猫がダイフクを恐れ警戒するなかで、ちび太の行動は違っている。
店時代、やや大きくなったちび太の遊びが本格的になってきた頃、リードで繋がれたテンちゃんでは物足りないと選んだのがダイフクだった。
ちび太は店の周辺でくつろぐダイフクに何度も挑戦しては遊んでもらった。
当時のダイフクはまだ悪役からのイメチェン途上で、ちび太の身を心配したものでした。

(左)店裏で休息中のダイフクに挑む子猫ちび太(2018年春)
(右)現在の2匹。ちび太だけはダイフクの傍でも平気      .

話は変わって最近のちび太、仕草行動がテツに似てきた。
テツはわが家で19年生きた、自分の分身のような思い出深い猫。
まさに以心伝心、自分はテツとなら話ができたと思っています。
ちび太は話ができるという境地にはまだまだだけど、ニャーと同じように行動を合わせてくるようになった。
自分だけでなく、オバンのこともいつも意識しているようです
テツのように「自分を人間だと思っている猫」の称号を与える日が来るかもしれません。
何より、そんなちび太を見ているととても懐かしく感じるのです。

(左)人間の食卓には必ず仲間に入ってきたテツ(2015年) .
(右)保護者の食事の時間になると身を乗り出してくるちび太  

自分(オジン)には、ちび太につらい思いをさせてしまった負い目があります。
あの頃は何とか子猫のうちに里親さんを見つけようと焦っていた。
そして2度のトライアル失敗。
特に2度目は、ごく小さなケージの中で飼育されていたことを2週間後に知った。
「冗談じゃない。」 慌てて押しかけて奪い返してきた。
しかしちび太の心の傷は、簡単には癒えなかったと思います。
ただでさへ猫は環境の変化を嫌う動物。
猫が環境を変えるときは、その後にもっと大きな幸せが待っているという保証がなければ、控えるべきなのだと思い知ったのでした。

ちび太には、余生をこの家でのんびり過ごしてもらいたいと思っています。


ちび太のこんな姿をみていると安心します

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猫愛 ~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第11話~

2024年09月23日 | 猫愛 ~特選・猫たちの物語~
盲目のノラが優しい人と出会って幸せになる。前話のふっくんの話、まさに奇跡としか言いようがないですね。最近ねこちゃんホンポで新しいライターさんを募集していて、その人たちは主にSNS上の猫にまつわる美談を取り上げている。食べ物がない、事故に遭ったなどでボロボロになり朽ち果てる寸前のノラたちが保護され、数ヶ月後には見違えるような立派な家猫になった話の数々。いずれも感動を呼んで何十万回も再生されているそうです。

それらの記事の出だしには、ノラの生活が如何に過酷なものかと1行で書かれている。逆に言えば、幸運にも保護されれば立派な家猫に変身する猫たちが、保護されなければ悲惨な状況で朽ち果てていくということです。当ブログのシリーズで「エサをやるなは殺せと同じ」がありますが、前述記事の出だしの1行がそれを裏付けていると思うのです。ノラ猫は野生動物ではありません。人間とともに暮らす伴侶動物です。人間の支えがなければ生きていけない。だから彼らが保護されて幸せになった話に出会うとほっこりするんですね。でも、不幸にも出会いがなく朽ち果てていく多くの猫たちのことも忘れないようにしたいと思うのです。

閉店時に保護できなかったお店のノラ「シン」

さて、今回紹介するのはそんなノラたちの過酷な状況と支え続ける人たちの話。
第6話で多摩川の河川敷に捨てられた猫たちと彼らを支えるホームレスのおじさんの悲哀を描いた本「おじさんと河原猫」を紹介しました。今回紹介するのは同じ多摩川の河川敷を舞台にした映画「たまねこたまびと」。既にご存じの方も多いとは思いますが、人間からひどい仕打ちを受け続ける猫たちと、彼らを守るホームレス(やボランティア)の人たちを描くドキュメンタリーです。映画の上映は既に終了しているので、この映画の製作者である村上浩康監督 へのインタビュー記事を紹介します。

インタビュー記事は1回から5回まであり、さらに番外編が3回あります。下にリンクしたのは最後の番外編3ですが、その記事の最後に全記事がリンクされていますので第一回から読むことをお勧めします。(ポップアップで各記事見れる)  各回に同じイントロ文があります。記事のさらに下の方には映画の公式サイトがリンクされているので(ポップアップ)参考になります。調べてはいませんが、DVDやBlueRay、パンフレットなどはまだ購入できるかもしれません。

闇に紛れて猫たちを遺棄するばかりか恒常的に彼らを面白半分で虐待し、死にも追いやる人間たち。その一方で猫たちを必死に守ろうとするホームレスの人たち。スクリーンには人間の善と悪が赤裸々に描き出されます。これはすべて事実、現実、今起こっていることなのです。人間ばかりではない、2019年台風の際の多摩川氾濫では200匹の猫が流され不明になったとも。印象に残ったのは、猫を虐待するのは決して特別な連中ではない、普通の人たちだというひと言でした。

尚、この話は多摩川に限ったことではありません。先日は、荒川の河川敷で猫の世話をするために生活保護を拒否し続けているホームレスの人たちの話を読みました。この話は日本全国、社会の縮図なのだと思います。

◆「たまねこたまびと」製作者、村上浩康監督へのインタビュー記事



Back No.
第1話 「飼い主を亡くし野良になった母猫 ボロボロの姿に『幸せにしたい』とさしのべられた手」 
第2話 「お日様はあたたかいって知った」7年間も閉じ込められた母猫、病魔に倒れるも幸せつかんだ最期の日々
第3話 「ヨロヨロの野良猫「困ったらおいで」 すると翌朝わが家に現れた (庭猫スンスン)
第4話   海辺の街に捨てられ、漁師たちに可愛がられた猫の「最後の日々」 
第5話   最後の力を振り絞って子猫を託しにきた母猫、保護主のもとに運び終わると……
第6話   河川敷に餌をもらいに来ていた白猫「シロ」 ふたりのおじさんに愛され、生き抜いた 
第7話   もうすぐ28歳!路地の人気者、黒猫「ぴーちゃん」 地域猫として町の人に見守られて 
第8話  「母の愛」は炎より強い!全身やけどを負って子猫を助け、伝説になった母猫 米国 
第9話  「猫の神様」がくれた生きる力、後ろ脚なくても生き抜き天国へ…その名は今も“二代目”に受け継がれ
          下半身不随の猫「らい」が“家族”に与える笑顔。認知症犬「しの」と過ごしたかけがえのない時間 ・他4
第10話   路地でクルクル回っていた全盲の子猫 あるがままの自分を生きる 

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何とか生きてるで候ふ

2024年09月21日 | サクラ(新顔)とキジロ(黄白)
まさに残暑これ極まれり、尋常じゃない暑さですね。
今夏は暑さの新記録を次々と打ち立て、ついでに野菜の高騰も新記録。
わが家では必需品だったオレンジジュース、値上がりを通り越して店頭から消えました。
それにつけても最近の天気予報、当たりませんね。
今月の初めだったか、当地では晴れマークのない週間予報が何日か続いたけど、実際には殆どが晴れ、太陽を見ない日はなかった。

今回はキジロくんの登場です

コンピューター予報にしてもAIにしても、要は経験則ベースだから過去データが物を言う。
今年の夏は過去の経験から大きく外れているのに違いない。
予報士の人たちは、気象庁の縛りがあるせいかそんなことは言えないのかな。
予報がバラバラになれば混乱を招くので、それもやむを得ない?
外れても外れてもシラッとしてまた予報する。なんとまあお疲れなことで。
個々の判断をもっと尊重する予報の仕方があると思うのですが。
中にはウェザーマップの森田さんのように、「外れちゃいましたね」と申し訳なさそうに外れた理由を説明する人もいる。
好感持てます。

ところで、今年の夏がどのくらい異常なのかチェックしようと過去の記録を見てみました。
庭の温度計に関する限り、去年も猛暑日熱帯夜が彼岸まで続いた。
去年の猛暑日熱帯夜の最後は9月28日。
一昨年以前は、猛暑日や熱帯夜は飛び飛びあっても連続するのは8月上中旬だけ。
残暑が異常に暑くなったのは去年からのようです。

「お~い、主人公が出てこないぞ~」

さて、余談が長くなりましたが、当ブログでは唯一外暮らしを続けているキジロくん。
さすがにこの暑さにはバテたようで、8月は来ない日が多かった。
日陰にいてもうだる暑さ。風通しを求めてもまるで熱風。
キジロに限らず、この時期の外暮らしは大変だ。
外から戻ってクーラーの風に当たってひと息ついた時のあの幸福感。
外猫たちにも味わわせてやりたいものだけど、猫にはクーラー嫌いが結構いるからね。

猛暑日熱帯夜は続いていたけど、9月になるとキジロの来訪は復活してきた。
1日置きだったのが3日に2日、4日に3日と来るようになり、今ではほぼ皆勤賞。
先日(16日)の涼しかった日は朝夕晩と3回食べに来た。
猫には、気温以外に夏の終わりが近いことを知る術があるのだろうか。
ただ勝手口ドア下のたたきは暑いらしく、フェンス際の石桝の上で待機。
食べ終わるとそそくさと消えてしまう。

「お~い・・」

キジロは、勝手口の中からなら触ったり撫でたりできる。
でも外で出会うと、こっちが近づく前に逃げてしまう。
もうすぐ6年になる付き合いで、しかも殆ど毎日のように顔を合わせてきた。
その割には信頼関係がイマイチ希薄な感じ。
家にお迎えするにしても、どのような方法で行うか。
できれば捕獲機は使いたくないし、
リン一家のようにドア開けて入って来るのを待つわけにもいかないだろうし。

今考えているのはサクラのように、勝手口の内側から抱き上げて入れる方法。
ただ、サクラの場合は小柄で軽かったから何とか出来た。
それでも暴れられたら持ちこたえられず手放してしまった。
家の中に逃げたので何とかなったけど、果たしてキジロが本気で暴れたら・・。
今からスキンシップをせっせと図って、いざというときのキジロの不安を少しでも和らげるよう努めていくつもりです。

「外から意思表示するのは結構大変なんだよね」

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