リンとクウが再び狙われ始め、トイレにすら行けなくなった。
あの衝撃の記事から2週間が経ち、粗相は今も続いています。
"粗相"と簡単に書いてますが、特にクウのはストレスのせいか常習下痢弁。
その後始末を続けるのは労力的にも精神的にも限界ってものがある。
何とか根本的な解決をと模索しています。
粗相すると交互に箱を替えるクウ(底のシート交換は1日に6回くらい)
いじめについても、膨大な量の情報の一部をネットや立ち読みで調べてみた。
自分なりに要約すると、原因を個人に帰結する考察と社会に帰結する考察に分かれる。
前者では、自己の否定したい部分と同質のものをさらけ出す相手を攻撃する。
後者では、集団帰属意識を持つ人たちが集団帰属に無頓着な人を攻撃する。
自分が注目したのは次の意見でした。
「学校を中心として起こる子供のいじめは大人社会を反映したもの。子供たちは、パワハラセクハラ村八分に満ちた大人の社会を見習っているに過ぎない。なので先生や親がいくら相談に乗ったところで解決はしない。先ず大人たちが、襟を正して模範を示すしか真の解決への道はない。」
意を決して下りて来ても直ぐに周りを囲まれる
(手前ちび太、上ニャー、奥にクウ)
以上は人間の場合ですが、猫のいじめについても検索すると山ほど出てきます。
ただし人間と違い、感情的だったり主義主張の違いでいじめることはない。
猫のいじめは本能による上下確認目的で、睨み、威嚇、追い回し、飛び掛かりなど。
いじめられると隠遁、逃避、びくつきや粗相が見られる。
解決策は隔離、里親探し、生活空間を広げる(立体的にする)など。
尚、自然界ではこれが生存競争の第一歩で、弱い子は親にも見放されて淘汰される。
テーブル下で様子を伺うリン (隙を見てオジンの膝にダイビング)
いやはや、判官贔屓の当家保護者は、自然界の法則にも逆らおうといているらしい。
この2週間というもの、他の猫たちを制止するなどリン一家のサポートに徹した。
トイレに行けば横で見張り、食事の場所に気遣い、コタツが空けば中に誘導する。
リンは抱けるので空いたコタツに運び込むことも少なくない。
落ち着いた一家水入らずのひとときを演出することで、ストレスの緩和に努めた。
もちろんそれで十分ではない。四六時中リンたちを見守ることはできないので。
コタツの中で日光浴 (奥にリン、オジンの見張り付)
幸いにして、聞き分けのいいチキンは以前のような辛辣な深追いをしなくなった。
しかしキーとシロキを除くすべての視線が、常にリンとクウに集中している。
やはり根本的に解決するしかないのだが・・。
人間と違って本能に起因する猫のいじめを、根本解決なんてできるのだろうか。
でも改善ならできるかと、先ず行ったのが"トイレ再編大作戦"でした。
その内容と結果については後日別記事にて。(大家族の日常カテゴリーへ)
家猫暮らしを満喫していた4年前(保護当時)に戻れるか