3年ほど前、「気心の知れた猫」という記事を書きました。
ニャーのことです。
わが家の猫たちの数が増えるにつれ、ニャーと疎遠になっていくことを危惧した。
ニャーは自分にとって気心の知れた特別な猫だ。
だから無理に他の猫たちと平等に扱う必要はない
それは、後から保護した猫たちにわかってもらうしかないんだ。
それが自分の結論だった。
今回は久々、ニャーのお話です (以下写真は最近のニャー)
しかし頭でわかっていても、身体がわかっていなかった。
ニャーが他の猫を襲って自分(オジン)にこっぴどく叱られる。
するとニャーはますます他の猫を襲う(転化行動)といった悪循環。
やがてニャーは、夜寝るときも自分と離れて独りポツンと寝るようになった。
ニャーには仲間も、頼りになる保護者もいなくなった。
どんなに寂しい思いをさせたことか。
寒くなって"お風呂湯飲み"が復活しました(湯船のオジンが撮影)
やがてニャーはストレスから膀胱炎、そして結石を患い、生死の間を彷徨った。
2ヶ月の闘病。痛みにもがき苦しみ、2度の麻酔なし尿管開通作業にも耐えた。
その間、自分はどんなに後悔してもしきれなかった。
しかしニャーは奇跡的に生還。
頑張り抜いたニャーは自身だけでなく、このアホな保護者まで救ってくれたのでした。
ホカペカバー潜りも復活・・「でもみんなに真似されて困るんだニャ」
あれから2年半。
何とかニャーとの関係を再構築し、そして深めてきた。
今では家にいるときはつかず離れずいつも一緒。
かつてのテツに継ぐ、自分の分身のような猫になりました。
このブログを始める前からの付き合いという現役最古参。
ブログに登場する殆どの猫を知り、自分と思い出を共有できる猫。
今度こそ自信を持って言える、「ニャーは気心の知れた猫。」
夏も冬も、就寝時は不動の位置です(オジンベットにて)