最後の本年初登場となったのはリン一家です。(リン、キー、クウ)
もうすぐ7年になる当家在籍期間はニャーに次ぐ長さ。
家に迎える前に、家裏で半年間ノラ生活を送りました。
ノラ生活と言っても給餌に寝床と保護者の手厚いサポート。
家裏に来たときはまだ生後2ヶ月くらいだったキーとクウもすくすく成長。
一緒に子育てを手伝った通いのソトチビが消息を絶ったのが、唯一の心残りです。
年末はサクラの粗相を避けて、天空寝床に避難することが多かった
(左上リン、左下クウ、右キー)
保護者の生活ぶりも一定で来客もまずない。刺激が殆どない平穏な生活。
住み慣れた家で、多頭生活ではあるけど知り尽くした顔。
今も家族揃って過ごす時間が多いリン一家。
こんなに長い間家族の繋がりを維持するなんて珍しいのかも。
多頭なるがゆえなのかな。
家庭内ノラのクウは、家族のリンとキーにだけは甘えん坊。
そのリンとキーは時折喧嘩するけど、主な原因はオジンに甘える場所どり合戦。
最近になって、リンは膝上キーは横とかつての位置に収まった。
まあ、何とも平和な話です。
キーがオジンの横に来るのは「撫でてー」の合図
長年続いたクウの粗相が影を潜めて、生活の安定感が増してきたリン一家。
2匹の息子たちはまだまだ臆病だけど、クウの警戒心は随分解けてきた。
たまに小競り合いはあっても、わが家の平和な猫社会の賜物だろう。
リンの吐き癖が気になるけど、手間のかからない3匹になりました。
3匹の生活区域は相変わらずリビングとキッチン。
冬になると洗面所の棚上は寒いので敬遠気味。
コタツの中がホームポジションでサクラと一緒。
かつて一緒だったチキンとポニーも時折戻って来るようになった。
ダイフクとモドキも興味津々だけど、覗くだけで中には入りません。
朝恒例の掃除の際は、キッチンの天空寝床に避難します。
天空寝床にて:リン(左奥)とクウ
暮れのサクラの粗相騒動が収まったのは一家にとっても本当によかった。
サクラが動けなくなって小を垂れ流し。さらに下痢をして大も垂れ流し。
どこでするかわからないのでコタツに吸水シートを敷き詰めた。
一家3匹はそのシートの上には乗らず、端の方で隠れるように過ごしていた。
そのうちコタツにいる時間が短くなって、落ち着かない様子でリビングに点在した。
サクラの粗相がもう少し続いたら、一家はコタツを諦めたに違いない。
猫の凄いところは、それでも不平を言ったり不満顔ひとつしないことだ。
常に明るく、前向きに生きる。
猫は人間のように過去を振り返ったりいろいろ考えたりできないから、そうするしかないのだろう。
人間にとっては何とも羨ましい限りだ。
このブログにもありますが猫に学べのノウハウ本、やっぱり自分には学べないかな。
最も楽しみな日向ぼっこの時間 (上からリン、クウ、キー)
(左手前の頭はモドキ、コタツの奥にサクラ、庭から撮影)