今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ツインズとサクラ

2024年10月14日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
このところ、リビングソファの左端はツインズ(キーとクウ)が占めています
夏の間はそれぞれに過ごしていた2匹、また昔ながらの仲睦まじい光景が復活です

あれ、これはキーと・・・サクラ??

先日のこと、横で寝ていたサクラが徐々にキーに近づいて・・
その後クウが来ても気にせず居座った


それからというもの、3匹のごった寝が日常的に



時にはキーとクウが追い出されてしまったり

時にはキーにつぶされながら

もともとサクラはキーとクウの傍にいることが多い
サクラを初めて見たときは、生後6ヶ月そこそこの子猫だと思った
でもサクラは大人になっても子猫のように小柄な猫
もし自分の見立て違いで、本当はサクラがもう少し上の年だったら
例えばあと4ヶ月上だったら、キーとクウと同齢になる

まさかサクラ、ツインズと兄妹なんじゃないだろうな
リンがわが家に引っ越しする際に生き別れて
奇跡的にどこかの優しい人か猫に育てられたとか
何だかそんな風に思いたくなる最近の3匹なんです


「・・・お兄ちゃん」

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今度はリンの番・つらいつら~い4日間

2024年09月10日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
リビングの出窓にリンがいます
何だか様子が変


実は口が閉まらない
舌は出っ放し、涎は垂れ流し



もう4日も飲まず食わずです


原因は数か月前のキーと同じ
左上犬歯がぐらついています
キーの時は抜けそうで抜けず
病院に行くまで5日も経ってしまったけど
結局自然に抜けた
リンの場合は少々ぐらつく程度で
まだまだ堅固
引っ張ってもとても抜けそうにない

それでも舌が出っ放しで食べれない飲めない
結局、病院に行きました
リンは喜んで抱かれる猫
通院はさほど大変ではない

病院の待合室にて

4.8kgあった体重は3.7kgまで落ちていた
久々に、昔よく世話になった若い女医さん
患者(動物)にやさしくとても熱心
左上犬歯の異常を伝えると
犬歯より先に口の中を見て一言
「歯が大変なことになってる」

犬歯前歯よりも奥歯の方がボロボロで
しかも抜けてしまって殆どない
それにはまったく気づかなかった
保護者の不注意にもほどがある
と、先生が「あっ」と何かを発見した

腐った奥歯が半分抜けかかって浮いている
口の閉まらない原因はこれだと
「抜いちゃっていいですか?」これなら簡単そうだと先生
すかさずお願いした
ほどなくして歯が抜け、リンの口が閉まった
輸液とLL抗生剤を施して処置は終了
鼻水は口の中の腫れが原因だと

帰宅後、深夜までこの状態で動かなかったリン

帰宅後疲れたのかぐてっと動かず
深夜になってようやく下りて来てカリカリ少し食べた
翌日には涎も止まって食欲回復
いつものリンに戻りました

それにしても、前にも書いたけど
人間サポートのないノラはこんなことで命を落としてしまうのだろうか
と、先生に訊いてみたら
ふつうは頑張って自分でとっちゃうらしい
家猫になると、自分で生きる力が徐々に削がれていく
だから捨てるなんてもってのほかだし
脱走もされないように気を付けないとね

リン、お疲れさんでした

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平和を守ったリン母さんの一喝

2024年08月29日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
お母さん猫のリン
とは言っても、息子たち(キーとクウ)はもう7才です

わが家の紅2点、リン(手前)とサクラ(窓辺)

デブっていた体型も元に戻って
その美貌?とともに出てきたのが
貫禄
かつてニャーやちび太から逃げ回っていた時も
気持の上ではまったくひるまなかった
今はリンに手を出す猫は誰もいません

でも、ここに来て怖~い猫が2匹
徐々にリビングキッチンに進出してきた
モドキとダイフクです


テーブル下にダイフク、ソファ上にリン (他にニャー、ちび太とポニー)
(まだダイフクが危険猫のレッテルを貼られる前)

モドキは、外観の割には気が小さいことがわかり
そのうち誰も気にしなくなった
問題はダイフク、初めの頃はよかったけど
ある日、ダイフクがキッチンから誰かを追ってきた
追ってきたと言っても、何だか遊んでほしかった感じ
それでも逃げる方が血相変えて来たので
リビングにいたニャー以外の全員が蜘蛛の子散らすように逃げ回った
それ以来、ダイフクは要注意猫のレッテルを貼られた

ヒョウとモドキの仲間に入れず
誰もいない廊下暮らしとなっていたダイフクは
リビングでも嫌われ、みんなに避けられることに
逃げないのは気を張りながら共存するニャーと・・・

ある朝ダイフクがリビングの奥まで行こうとすると
「シャーッ!」と一喝、リンでした
その剣幕にダイフクはすごすごとシッポを巻いて退散
それ以後は、ダイフクもリビングに来るときは恐る恐る
それが功を奏して、安心した他猫たちに溶け込んでいったのです
リビングの平和を守ったリンは、ダイフクの仲間入りに一役買ったのでした

ダイフクとリン(電話台の上)

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ツインズ健在

2024年07月25日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
家裏で暮らしていたリン一家をまとめて家に迎えて、はや6年が過ぎました。
あの時は2匹の息子たちが齢6ヶ月ほどになって、親離れ寸前だった。
息子たちは自立に向けて頑張ったものの、捕って来るのは食べられないものばかり。
当地は郊外だけど、昔はまだしも今は小動物も昆虫も殆どいない。
お世話してくれる人がみつからない限り、この2匹に未来はないと思えた。
半年間家裏でお世話してきた仲、それなら当家で保護してしまおうと。

ツインズ:キー(左)とクウ

その直前にTNRした母親のリンも、不安定な生活が見ていられず一緒に保護した。
みうに続いてリン一家を当家に連れてきた白馬の騎士ソトチビは、自分(オジン)と一緒にかいがいしくリンの息子たちの面倒をみた。
特にリンの手術の間は息子たちがソトチビにべったりだった。
しかしそのソトチビは、残念ながらリン一家保護の直前に消息を絶ったままだ。
一方リンたちは、家猫になっても家族の絆をそのまま保った。

久々集合のリン一家 (左キー、右クウ、その奥にリン)

この3匹、実はキーはもう完全に親離れしています。
でもクウがリンとキーを頼りにしている。
他猫とのコミュニケーションがイマイチで、保護者にも素直に心を開けない。
クウにとって家族の存在は何より大切。家族の絆を守り続けているのです。
一方キーは滅法臆病ではあるけど、ニャーをはじめ他猫ともうまくやっている。

冷房が苦手で廊下の生活者となったキー

これまで紹介してきたツインズ写真の9割以上は、クウの方からキーに合流したものだ。
キーの存在を足掛かりにして、クウは少しづつ猫社会と保護者に馴染んできた。
リンはクウの面倒をよく見るけど、リン自身もわが家の猫社会では独立した存在。
クウ以外でリンが気を許した唯一の猫、シロキは今はもういない。
ただリンは、保護者に甘えることができるしいつもそれを望んでいる。
やはり家族が必要なのはクウなんだな、と思う。

洗面所の棚にキーが入ったら、その上にクウが

「クウだってひとりになれば人にもすぐに馴れるわよ、」と妻は言う。
そうかもしれないと思う。
でもひとりになったクウの不安を思うと、3匹を別々に里子に出すことはできなかった。
というわけで、この家族はいまだにわが家で仲良くやってるのです。


リビングの窓辺で仲良くくつろいでいるのは・・

ライオンの雄は大きくなると群れから出て行かなければならない。
でも同時に群れを出て行った兄弟ライオンが、その後も協力し合って生きていく様を「ダーウィンが来た」でやっていた。
家裏時代のキーとクウにそんな雰囲気はなかった。
いずれにせよあと少し保護が遅れたら、2匹はそのまま消息不明になったに違いない。
強制的に一緒に暮らすことになって、あのライオン兄弟のように絆を保っているのだろう。
もしノラのままで離れ離れになっていたら、妻が言うようにクウはもっと早く自立し、生きていく術を覚えて人にも懐いていたのかもしれない。
そうなるまで生き延びることが出来ればの話だけど。

※ノラの子の一才生存率は2割にも満たないと推定されます。


久しぶりで一緒に過ごすツインズでした

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キーのハッピーフェイス

2024年06月30日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
ニャーにくっつくキー・・「ニャーおじちゃん」

ニャーは推定10才、キーはもうすぐ7才

ニャーは7年半前、キーは6年前に家にやって来た
(やや、さらに甘えてくるキー)

その前はニャー店で1年、キーは家裏で半年
(孤高の猫ニャーも、迷惑そうな顔をしなくなった)

猫の平和そうな姿には本当に心が和みます
養老先生曰く
何の役にも立たないし手間かけるだけだけど
何故かいるだけで癒される存在



過酷な生活を強いられるノラでさへ
猫はささやかな幸せを見つける名人
ましてや家猫ときたら・・
特にキーのハッピーフェイスは、最高の癒しグッズです


(左はヒョウ)

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