今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

平穏で達者な一家です

2025年01月29日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
最後の本年初登場となったのはリン一家です。(リン、キー、クウ)
もうすぐ7年になる当家在籍期間はニャーに次ぐ長さ。
家に迎える前に、家裏で半年間ノラ生活を送りました。
ノラ生活と言っても給餌に寝床と保護者の手厚いサポート。
家裏に来たときはまだ生後2ヶ月くらいだったキーとクウもすくすく成長。
一緒に子育てを手伝った通いのソトチビが消息を絶ったのが、唯一の心残りです。

年末はサクラの粗相を避けて、天空寝床に避難することが多かった
(左上リン、左下クウ、右キー)

保護者の生活ぶりも一定で来客もまずない。刺激が殆どない平穏な生活。
住み慣れた家で、多頭生活ではあるけど知り尽くした顔。
今も家族揃って過ごす時間が多いリン一家。
こんなに長い間家族の繋がりを維持するなんて珍しいのかも。
多頭なるがゆえなのかな。

家庭内ノラのクウは、家族のリンとキーにだけは甘えん坊。
そのリンとキーは時折喧嘩するけど、主な原因はオジンに甘える場所どり合戦。
最近になって、リンは膝上キーは横とかつての位置に収まった。
まあ、何とも平和な話です。

キーがオジンの横に来るのは「撫でてー」の合図

長年続いたクウの粗相が影を潜めて、生活の安定感が増してきたリン一家。
2匹の息子たちはまだまだ臆病だけど、クウの警戒心は随分解けてきた。
たまに小競り合いはあっても、わが家の平和な猫社会の賜物だろう。
リンの吐き癖が気になるけど、手間のかからない3匹になりました。

3匹の生活区域は相変わらずリビングとキッチン。
冬になると洗面所の棚上は寒いので敬遠気味。
コタツの中がホームポジションでサクラと一緒。
かつて一緒だったチキンとポニーも時折戻って来るようになった。
ダイフクとモドキも興味津々だけど、覗くだけで中には入りません。
朝恒例の掃除の際は、キッチンの天空寝床に避難します。


天空寝床にて:リン(左奥)とクウ

暮れのサクラの粗相騒動が収まったのは一家にとっても本当によかった。
サクラが動けなくなって小を垂れ流し。さらに下痢をして大も垂れ流し。
どこでするかわからないのでコタツに吸水シートを敷き詰めた。
一家3匹はそのシートの上には乗らず、端の方で隠れるように過ごしていた。
そのうちコタツにいる時間が短くなって、落ち着かない様子でリビングに点在した。
サクラの粗相がもう少し続いたら、一家はコタツを諦めたに違いない。

猫の凄いところは、それでも不平を言ったり不満顔ひとつしないことだ。
常に明るく、前向きに生きる。
猫は人間のように過去を振り返ったりいろいろ考えたりできないから、そうするしかないのだろう。
人間にとっては何とも羨ましい限りだ。
このブログにもありますが猫に学べのノウハウ本、やっぱり自分には学べないかな。

最も楽しみな日向ぼっこの時間 (上からリン、クウ、キー)
(左手前の頭はモドキ、コタツの奥にサクラ、庭から撮影)

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コタ中の異変 (特記:クウの粗相が・・)

2024年12月24日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
久々にリン一家の登場です。
一時は登場頻度が最も高かったリン一家も、最近はすっかり記事数が減りました。
わが家でコタツと言えばリン一家。もう殆ど入り浸り。
他に常連はポニーとチキン。コタツの中でリン一家と和気藹々と過ごします。
昨冬はサクラが加わり、今年は(リンと打ち解けた)ちび太がたまに。
ニャーや他猫たちは、コタ周りでは過ごすが中には入らない。
コタツ出してひと月ほど経った頃、ダイフクが入るという騒動が起きた。
途端に中の猫たちが血相変えて飛び出してくる。
結局ダイフクは強制的に出てもらい、3度ほど繰り返してそれ以後は入らなくなった。
で、またコタ中の平穏が戻ったのでした・・最近までは。


かつてのコタツはリン一家の憩いの場だった
(左からレオ、ポニー、チキン、キー、リン、クウはコタ中・窓の外にニャー)

今月に入ってサクラのお腹が膨れて動きが悪くなった。
2階と1階が半々だったサクラの生活が1階中心になり、コタツの住猫に仲間入りした。
コタ中は混み合うようになったけど、それでも皆和気藹々と過ごしていた。
やがてチキンが、続いてポニーがコタツに入らなくなり、1階2階で過ごすようになった。
原因はサクラの粗相。と言っても小だけで、大はトイレ近くまで移動する。
小はコタツから少し出て周りでするようになり、ついには中でもするようになったのです。

保護者のとった策は対症療法、コタ中に吸水シートを敷き詰めただけ。
そしてコタツの中心を避けて足を置く。
コタツの中を根城にしていたリン一家はどうしたか。
保護者同様コタツの中心を避けて過ごすようになった。保護者の足と競合しながら。
そのうち、コタ中にいる時間が徐々に減ってきました。
コタ周りにいたり(食器棚上の)天空寝床にいたり、かつての根城を点々としています。
冬に恒例だった一家水入らずの時間もなくなった。

コタツから出て天空寝床に集合するリン一家

という状況になっても、実はそんなに悲観しなかった。
なにせ猫は楽しい生き方を見つけることの名人。どんな状況でも諦めません。
実際、リン一家もコタツを諦めたわけではなく、日向ぼっこも続けています。
保護者にできることはコタ中のシートを頻繁に変えて、中の環境を良くすること。
中の環境が良ければ以前のようにサクラと一家が一緒にいます。
ただ、ポニーとチキンは他にいい場所を見つけたので(旧サクラ部屋)、リビングにいない時間が多くなりました。
猫たちのこと、今後も状況は刻々と変わっていくのだと思います。

コタツの片隅で過ごすリン一家 (写真右手前の顔はサクラ)

ところで、最近いいことがありました。
この10月以降、クウの粗相を見ていません。
クウはキッチンと洗面所にある2つの天空トイレ(棚の上)で用を足しているようです。
果たしてこれでクウの粗相問題は解消するのでしょうか。
粗相の主な場所がテーブル下だったことから、粗相の担当は小柄な妻になった。
以来クウと妻のトイレにまつわる攻防は5年以上の長きに亘ります。
テーブル下の4連チャントイレや2ヶ所の天空トイレ。
妻はついに闘いに勝利したのでしょうか。
これが戦の終わりになることを、自分も願って止みません。


家族水入らずで日向ぼっこ (左からリン、キー、クウ)

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ツインズとサクラ

2024年10月14日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
このところ、リビングソファの左端はツインズ(キーとクウ)が占めています
夏の間はそれぞれに過ごしていた2匹、また昔ながらの仲睦まじい光景が復活です

あれ、これはキーと・・・サクラ??

先日のこと、横で寝ていたサクラが徐々にキーに近づいて・・
その後クウが来ても気にせず居座った


それからというもの、3匹のごった寝が日常的に



時にはキーとクウが追い出されてしまったり

時にはキーにつぶされながら

もともとサクラはキーとクウの傍にいることが多い
サクラを初めて見たときは、生後6ヶ月そこそこの子猫だと思った
でもサクラは大人になっても子猫のように小柄な猫
もし自分の見立て違いで、本当はサクラがもう少し上の年だったら
例えばあと4ヶ月上だったら、キーとクウと同齢になる

まさかサクラ、ツインズと兄妹なんじゃないだろうな
リンがわが家に引っ越しする際に生き別れて
奇跡的にどこかの優しい人か猫に育てられたとか
何だかそんな風に思いたくなる最近の3匹なんです


「・・・お兄ちゃん」

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今度はリンの番・つらいつら~い4日間

2024年09月10日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
リビングの出窓にリンがいます
何だか様子が変


実は口が閉まらない
舌は出っ放し、涎は垂れ流し



もう4日も飲まず食わずです


原因は数か月前のキーと同じ
左上犬歯がぐらついています
キーの時は抜けそうで抜けず
病院に行くまで5日も経ってしまったけど
結局自然に抜けた
リンの場合は少々ぐらつく程度で
まだまだ堅固
引っ張ってもとても抜けそうにない

それでも舌が出っ放しで食べれない飲めない
結局、病院に行きました
リンは喜んで抱かれる猫
通院はさほど大変ではない

病院の待合室にて

4.8kgあった体重は3.7kgまで落ちていた
久々に、昔よく世話になった若い女医さん
患者(動物)にやさしくとても熱心
左上犬歯の異常を伝えると
犬歯より先に口の中を見て一言
「歯が大変なことになってる」

犬歯前歯よりも奥歯の方がボロボロで
しかも抜けてしまって殆どない
それにはまったく気づかなかった
保護者の不注意にもほどがある
と、先生が「あっ」と何かを発見した

腐った奥歯が半分抜けかかって浮いている
口の閉まらない原因はこれだと
「抜いちゃっていいですか?」これなら簡単そうだと先生
すかさずお願いした
ほどなくして歯が抜け、リンの口が閉まった
輸液とLL抗生剤を施して処置は終了
鼻水は口の中の腫れが原因だと

帰宅後、深夜までこの状態で動かなかったリン

帰宅後疲れたのかぐてっと動かず
深夜になってようやく下りて来てカリカリ少し食べた
翌日には涎も止まって食欲回復
いつものリンに戻りました

それにしても、前にも書いたけど
人間サポートのないノラはこんなことで命を落としてしまうのだろうか
と、先生に訊いてみたら
ふつうは頑張って自分でとっちゃうらしい
家猫になると、自分で生きる力が徐々に削がれていく
だから捨てるなんてもってのほかだし
脱走もされないように気を付けないとね

リン、お疲れさんでした

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平和を守ったリン母さんの一喝

2024年08月29日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
お母さん猫のリン
とは言っても、息子たち(キーとクウ)はもう7才です

わが家の紅2点、リン(手前)とサクラ(窓辺)

デブっていた体型も元に戻って
その美貌?とともに出てきたのが
貫禄
かつてニャーやちび太から逃げ回っていた時も
気持の上ではまったくひるまなかった
今はリンに手を出す猫は誰もいません

でも、ここに来て怖~い猫が2匹
徐々にリビングキッチンに進出してきた
モドキとダイフクです


テーブル下にダイフク、ソファ上にリン (他にニャー、ちび太とポニー)
(まだダイフクが危険猫のレッテルを貼られる前)

モドキは、外観の割には気が小さいことがわかり
そのうち誰も気にしなくなった
問題はダイフク、初めの頃はよかったけど
ある日、ダイフクがキッチンから誰かを追ってきた
追ってきたと言っても、何だか遊んでほしかった感じ
それでも逃げる方が血相変えて来たので
リビングにいたニャー以外の全員が蜘蛛の子散らすように逃げ回った
それ以来、ダイフクは要注意猫のレッテルを貼られた

ヒョウとモドキの仲間に入れず
誰もいない廊下暮らしとなっていたダイフクは
リビングでも嫌われ、みんなに避けられることに
逃げないのは気を張りながら共存するニャーと・・・

ある朝ダイフクがリビングの奥まで行こうとすると
「シャーッ!」と一喝、リンでした
その剣幕にダイフクはすごすごとシッポを巻いて退散
それ以後は、ダイフクもリビングに来るときは恐る恐る
それが功を奏して、安心した他猫たちに溶け込んでいったのです
リビングの平和を守ったリンは、ダイフクの仲間入りに一役買ったのでした

ダイフクとリン(電話台の上)

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