今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

死火山が活火山に・・なかなか治らないノミの喰痕

2024年10月06日 | その他(分類なし)
本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その11」となります 

本シリーズの記事、間が空いておりますがノミ騒動が治まったわけではありません。
毎日の念入りな掃除は欠かせないし、ノミ取りホイホイも毎晩仕掛けています。
ただ、毎日"成果"を数えるのは止めました。そのうちチェックしてみようと思います。
先日、夕食中のこと。
箸を持つ右手の甲がチクッとしたので見ると、小さな黒いゴミが。
何気に左手で払ったらコロコロと落ちて、ぴょんと消えた。
その瞬間ぞっとしました。
慌てて狂ったようにノミ駆除スプレー。食事どころじゃなくなった。

ちび太

猫たちのノミも「完全駆除」には程遠い状況です。数匹程度ならどの猫にもいる感じ。
特にノミが次々と湧いてくるダイフクと、ノミが見えるちび太のチェックは欠かせません。
ダイフクは5回目のシャンプーを行い、50匹くらい鋤き取って駆除した。
3ヶ月の間に5回です。何百匹捕ったのやら。
マイフリガードは効かないと思いつつ、可能な子には定期的に施してます。
おかげで今年のノミ駆除費用は大変な金額になってきた。
今は触れない子たちのために、ノミ駆除用の飲み薬を探しています。

ダイフク

現在最大の悩みの種は、ノミに喰われた痕がなかなか治らないこと。
今回のノミの喰痕は昨年暮れあたりから目立ち始めた。
ここ数年夏にノミが発生して喰われたりもしたけど、秋になるとノミも食痕も消えた。
今回は冬なのに被害に遭って、しかも春になったら爆発的に増加したのです。
当初は季節的にノミと思わなくて、アレルギーの薬を処方してもらっていた。
それがノミだと気づいた時は既に遅し。
食痕は全身に広がり、特に両膝から下は各々200近くを数えるまでになっていた。

市販の虫刺され薬を片っ端から試してみたが治まらず、掛かりつけの先生に言われて皮膚科に通ったのは8月の初め。
その頃は、個々の喰われた痕が赤く腫れあがって痒みを通り越して痛いほどだった。
ステロイド系の軟膏を出してもらったのだが、それはなかなかよく効いた。
8月の終わり頃には家の中のノミも鎮静化し、喰われた痕も黒っぽい痣になってそのうち消えるかと思われた。

ところが、まさに油断禁物?
治りかけたと思った食痕が一気に活性化してきたのです。
特に両足首と甲は全体が赤く腫れあがり、痛くてスリッパもサンダルも履けなくなった。
先生によると、黒い痣になっても中にしこりがある場合は完治してないので要注意だと。
猫ノミの対処は、素早くマメな行動が求められるのだと思い知った次第です。

(この子も怪しいと睨んでいる)ココ

※2024ノミ騒動シリーズ
その1 それはちび太から始まった ~ノミとの格闘2024ラウンド~ 2024.6.28
その2 せつないダイフクの改心? 2024.7.10
その3 ダイフクのノミ駆除 (前編) 2024.7.12
その4 ダイフクのノミ駆除 (後編) 2024.7.15
その5 ラブラブ2匹を引き裂いた保護者(とダイフク) 2024.7.23
その6 続々シャンプー決行中・その1 2024.7.28
その7 続々シャンプー決行中・その2 2024.8.3
その8 続々シャンプー決行中・その3(中間考察含む) 2024.8.8
その9 しつこさ極まるダイフクのノミ、一方ダイフクの目的は・・ 2024.8.23
その10 ノミ生産マシーン?のダイフク 2027.9.14

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シリーズ:メディア批評(第一回)

2024年06月21日 | その他(分類なし)
自分はかつて、当ブログの他に「メディア批評」(タイトルではありません)のブログを書いていました。しかし年齢的な理由で現在は閉鎖しています。当ブログでも時折メディアに関する記事を書いてきましたが、それはノラたちの待遇を改善するにあたりメディアの役割が不可欠だと思うからです。メディアを批判するばかりではなく味方に引き入れうまく利用する。そのためにはメディアの本質を知らなければならない。そんな気持ちから、頻度は低いとは思いますが、本シリーズをその他カテゴリーの中で立ち上げることにしました。

ロシアのウクライナ侵攻に伴って、プロパガンダという言葉をよく聞きます。自国に有利な情報を流すことです。アメリカの大統領選でもプロパガンダの横行が指摘されています。AI技術の進化普及によって偽動画偽画像が容易に作られ、プロパガンダに用いられる。ネットにはフィッシング詐欺をはじめ偽情報(詐欺情報)が溢れています。スマホをはじめとして今やまさに情報化社会。それは同時に、偽情報と詐欺情報が横行する社会でもあるのです。視聴者には偽情報を見抜く力が求められるようになりました。



わが家はテレビの稼働時間が長いのですが、観ていると詐欺まがいの手法がここかしこにあることに気づきます。例えば通販番組のアフター写真には「個人の見解です」とか「他にもいろいろ努力した結果です」とか、読めないような小さな字で断り書きが出ている。ドラマの出演者と同じ俳優を使った特別コマーシャルを作成して、ドラマの続きと間違えて視聴させようとする。ニュース番組ではコマーシャルの前に「コマーシャルの後は・・」と特定報道の予告をしながら、コマーシャルが終わっても行わない。2度3度と同じように予告したずっと後になってその報道を流したりする。このような視聴者を"だます"やり口はテレビ関係者が常套手段として用いているものです。



先の戦争で軍部の偽情報を垂れ流し、戦争に反対する人々に「非国民」のレッテルを貼り迫害の先鋒を切ったのがマスコミ関係者でした。彼らはそれが正義だと信じていた。さらに"報道する出来事を意図的に選別したり"、"特定の報道を繰り返して"人々を惑わすのは今も日常茶飯事です。ジャニーズ問題が英国の番組にすっぱ抜かれるまで無言を貫いた日本のメディアは記憶に新しい。さらに言えばマイナンバーカード。最近は健康保険や携帯電話購入時の紐づけが政府からの強制となって批判的に報道している番組が多いけど、そもそもマイナンバーカードが普及しない要因は何だったのか。かつてマイナンバーカード登録時の誤記入や個人情報漏洩の危うさを各番組がこぞって報道し、さんざん国民の不安を煽ったからではなかったか。報道関係者はそんなことまったく忘れている。なので今は誤記入や情報漏洩がどのくらい改善されたのか報道しようともしない。自分が日本のメディア(関係者)の質が低いと書いたのは、このようなことを無意識のうちに繰り返しているからで、要は報道関係者としてのリテラシーがないのです。



大谷翔平選手の活躍は本当に素晴らしく、自分も応援している一人です。最近見た記事の中に、日本テレビとフジテレビがドジャース球団から出入り禁止を言い渡されたというのがありました。大谷選手が購入した新居の位置や仕様を詳しく報じたのが理由だそうです。それで大谷選手が不安になって球団に相談した。その後MLB自体もこの問題を調べているのだとか。アメリカでは著名人の邸宅を狙った強盗や家族・ペットの誘拐が後を絶たず問題になっている。前2社の報道は大谷選手の家族を危険に晒すものだというわけです。そうでなくとも日本の記者たちの質の低さを指摘する記事がいくつか。アメリカで活動しているジャーナリストは、大谷報道の日本人記者たちは報道関係者というよりアイドルの追っかけファンそのものだと書いている。場所や周囲の迷惑顧みず、他の選手にインタビューしても大谷選手のことばかり質問する失礼三昧。さらに別の記事では、日本のいくつか女性週刊誌が大谷選手の家族(新妻)の特集をしたり、まだ生まれてもいない子供の進路などあれこれ書いていると。平気で他人のプライバシーに踏み込んで記事にする(公開する)その姿勢はアメリカでは考えられないことだと論じていた。自分は大谷選手のファンだけど、自分が知りたいのは彼の成績とその時の映像だけです。



日本では犯罪者や被害者の家を訪問したり家族にインタビューすることが日常的に行われています。有名人のプライバシーも平気で報道する。そのたびに報道関係者は「国民の知る権利」だとのたまう。でも、国民は彼らに"知る権利"を委譲したのでしょうか。いやちょっと待て。そもそも"国民に知る権利"があるのでしょうか。野党の代議士が自民党に裏金の使途について追及するとき、それは国民の知る権利(あるいは義務)を遂行しているのです。でも、それ以外にそのような権利は見当たりません。報道とは、司法や俗世間の常識の範囲内で、日本や世界で起こっていることをお報せするサービスなのです。彼らに何か特別な"権限”があって取材をしているわけではありません。そのことを報道関係者だけでなく、受ける側の我々自身も頭に叩き込んでおく必要があると思うのです。



さらにもう一点。最近のワイドニュースには犯罪報道の際に必ず元刑事元検事なる解説者が出て来て、"プロの目で"犯罪の手口などを推測するのが常道となっている。中でも「警察の捜査はこう動くから、このようにやると捕まり難い」といったたぐいの話。そんな情報を我々視聴者が求めているのだろうか。求めているとすれば現在犯罪を行っている輩かこれからやろうとする輩か。またこうすれば騙されない(裏返せばこうすれば騙せる)みたいな、そのような放映は犯罪を助長しているとしか思えないのです。ネット上には悪意を持ってそういった情報を流すサイトも散見されるけど、テレビメディアの関係者はこれはまずいと思わずに(気づかずに)放映しているから問題なのです。



さて、日本の報道姿勢についてさんざん書いてきましたが、これは批判ではなく批判するつもりもありません。「クローズアップ現代」や「報道特集」のようにためになる報道もたくさんあります。要はよくも悪しきもそれが今の日本の報道なのであり、社会なのだということです。こういった状況を踏まえて、ノラたちの将来のためにどのようにしてメディアに動いてもらうかです。メディアの影響が社会に与える影響は果てしなく大きい。メディアが社会を構築していると言っても過言ではないくらい。そこでメディアを動かす方法として・・、「コタツ記事」というのをご存じでしょうか。ニュースソースをSNSなどに求め、机上で記事を書いてしまう方法です。局や社への投稿もあるでしょう。現在のテレビやネット上の報道にはこれが案外多い。単に転載するだけではどうかと思うけど、しっかりと元情報の真偽調査やフォローをするのならこれもありだと思います。SNSで共感を集め、あるいはChangeOrgなど利用して実績のある局やサイトに提案するのはどうでしょうか。


※関連過去記事
・「メディア批評と玉川さんへの期待値」(その他カテゴリー) 2022.10.20
・「メディア批評のつもりが・ (国民の鏡としてのメディア)」2021.11.24
  (ノラたちとの共存を目指してカテゴリー)
・「動物愛護とメディア批評」(ノラたちの幸せを願ってカテゴリー) 2019.9.2


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退院してきます

2024年06月09日 | その他(分類なし)
古女房殿が週明けに無事退院となりました。
退院後の1ヶ月ほどは通常の家事程度。気張るような作業(運動)はしないようにと。
家事程度って、どの程度なんだか。

今は15匹の猫たちの世話、しっかりこっきりやってます。
腰痛(ヘルニア)の具合もよくなってきて、心不全の息切れも今はない。
おかげで連続して作業できるようになり作業時間も大幅に短縮。
手抜きも一切なし。自分の時間もとれるようになりました。
退院してもしばらくは安静が必要。それは当初から織り込み済です。
ゆっくり焦らず、手術前の状態に戻ってくれればと思います。

さて、猫たちの世話を全面的に行っていると、気づいたことが多々あります。
ネットやノウハウ本には書いてない不測の出来事に手間をとられることが多い。
例えばトイレの数は頭数+1と言うのが通説になっていますが、実際にはちょと違う。
トイレをたくさん置いても、人気のあるトイレとないトイレができてその差が大きい。
わが家の場合、13個のトイレ中最大人気トイレには全体の半分以上の用足しがあって、毎日数個は未使用の状態。少ないトイレは3~4日に1回程度だとわかった。
人気トイレでは1日最低4回の掃除が必須。(妻は誰かがやる度に掃除してた。)
この掃除をさぼっていると、他のトイレでやらずにそのトイレの周囲に粗相したり。
個数はもちろんある程度必要だけど、環境や仕様がもっと重要な要素なのだと。
妻が復帰して安定したら、こういったことも書き留めていこうと思います。

ニャー:「オジン、先ずはひと安心だね」

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古女房殿が入院しました

2024年05月31日 | その他(分類なし)
お腹の不調を訴え診てもらったら特大の腫瘍が見つかった。
それで切除手術することに。
精密な病理検査の結果はまだだけど、今のところ良性だろうと。
ということで、しばらく入院することになりました。
まあ、とにかく休むことを知らず滅茶苦茶突っ走ってきた人なので、
ちょうどいい機会だと思います。
自分も半年前に入院経験がありますが、人生をリセットしたような気分になれるし。

妻はいろいろ家のことを心配して、近くにいる次女に猫世話サポートを頼んでいた。
次女は動物看護士の資格を持ち、富士サファリやマザー牧場での勤務経験を持つプロです。
でもわが家の猫たちは人見知りが強いので、サポートを断りました。
で、ここはひとつ頑張りどころ。
寝る間を削ってでも、手抜きすることなく15匹相手に奮闘中。
ということで、更新頻度はますます低くなりそうですが、できる限り頑張ります。

オジン、ニャーたちも協力するから頑張ろう

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余談?ですが、 心不全とヘルニアの現状について

2024年04月17日 | その他(分類なし)
猫ブログとしては余談になるのですが、保護者の健康は家の猫たちにとっても大問題。
そこで自分の健康状態について現状を書いておこうと思います。

その前に、16匹の猫たちの保護者である自分と妻の生活について。
「大家族の日常」カテゴリに「猫と暮らすということは」というシリーズ記事があります。
1年前に書いた第2回で止まったままですが、その後は激変続きで書けなかった。
店の外猫が次々と入れ替わった挙句、店じまいにより5匹の猫が家にやって来たり。
ようやく落ち着いた最近になって、改めて第1回から書き直そうと考えています。
今の状況を軽く説明すると、2人とも周辺散歩を除くと買い物と通院以外は外出しません。
起きている1日16時間のうち、猫のために使う時間は自分が9時間妻は6時間ほどです。
ご飯作りにトイレ掃除に介護、抜け毛や吐物や粗相の掃除、汚れ洗いに破損修繕等。
自分の場合は連続長く動けず休み休みなので、延べ所要時間はもっとずっと長いです。
それ以外の時間を家事やビデオ鑑賞、PCチェック等に使っています。



心不全について
結論から言うと、自分の心臓は現在ほぼ正常機能に戻ったと言われました。
大学病院への通院も1年に1回でいいそうですが、交通安全委員会に半年ごと医師の診断書を出さなければいけないので、1年に2回ということになりました。
自分は車を運転しています。病院に行くのに車だと20分ですが、バスだと乗り継ぎで1時間半~2時間半もかかるのです。車は通院のための必需品です。
薬も不可欠で、これまで通り近くのかかりつけの病院でもらっています。
思えば心不全で倒れたのは2年前の今頃。
当初は喘息と診断され、薬も効かず夜寝ることができなくなって生死の間を彷徨った。
心不全の診断に血液中のpro-BNPの濃度を測定します。
1000以下なら正常、以上だったら要注意、2000を越えたら医師による治療が必要。
自分の場合、横になれなかったときは9800で、生きているのが不思議だと言われた。
その後心臓の薬と利尿剤を飲むことで落ち着いてきたけど、それでも3000から4000台。昨秋手術を受けた後の10月でも3000ほどあった。
それが先月は900以下まで落ちました。左脚ブロック由来の不整脈もペースメーカーによって修正された。
今は家事程度なら、心臓の心配をする必要がなくなりました。



ヘルニアの状況。
腰の痛みを意識し始めたのは1年ほど前からだろうか。
いよいよダメだと通院したのが昨年の夏。以前にヘルニアで入院した総合病院です。
MRI含む診察の結果はヘルニアの再発。
ただ前回のように椎間板(第5)ではなく、脊髄全体に神経が圧迫されていると。
で、手術はしない(できない?)で、投薬で痛みを抑えながらリハビリで治すことになった。
リハビリは自分で行うのです。
ただ週1でチェックを受け、次週のリハビリプログラムを決める。
なのですが、半年以上経ってまだ痛みが消えません。
特にこの1月~3月は腰の痛みに加え足のしびれに悩まされました。
無数の針でももを刺されたような激しい痛みで、立つこともできなくなる。
そのおかげで立ったり歩いたりするのは10分以内と制限された。
しびれは今はほぼなくなりましたが、腰の鈍痛が激しくなって動けないことがある。
療法士さんによると筋力が弱ったことも原因ではないかと。
今は心臓の様子を見ながら、ストレッチに筋力アップ運動もリハビリに含めています。

こんな状況ですが、一時は自分も猫もどうなることかと心配したけど、今は完全回復を目標とした道筋が見えてきたので、毎日リハビリに励んでいる次第です。

「オジン、ニャーたちのためにも元気でね」

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