>>>>>> ENTER AT YOUR OWN RISK !! <<<<<<

流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

地獄でなぜ悪い

2013年10月14日 23時41分35秒 | 映像事
監督:園子温 出演:武藤(國村隼)池上(堤真一)ミツコ(二階堂ふみ)公次(星野源)平田(長谷川博己)



やくざ一家の小学生の娘がTVCFで有名になる?って言うところでやくざの家に鉄砲玉が。

対する奥さまは阿修羅の如きで、実刑10年。復帰できる際には映画女優の娘の映画が観たい。

夫の組長は、手を尽くすが失敗し、自ら自主制作を敢行。

娘の恋人に間違われた公次。

映画狂の平田とその仲間。

敵対する池上らとの死闘を映画に撮ることとなり、警察を交えた

銃撃、刃傷、流血、激闘、死闘の末、映画は完成するのか…。



最初のシーンで「友近」さんが出ていたのですが、この映画の中で一番いい演技をしていたと思いました。

本当にびっくりするぐらいの好演でした。

平田役の長谷川さんは「鈴木先生」での高評価もあったのでしょうが、ぶっ飛び具合が強烈で素晴らしい。

武藤役の國村隼さん・池上役の堤真一さんは認識しながら観たのは初めてでしたが、しっかりしたいい演技でした。

二階堂ふみさんは合格としても、幼少時のミツコ(役の女優さん名不明)さんはとっても輝いて素敵です。

いつかは別の映画で逢えることを願っています。



ストーリーもぐちゃぐちゃだし、話も変。

でも、観ていて楽しい、アングラ系な映画の一つ。

アメリカや日本のメジャーには無い「自分さえよければ」的なこだわりが伝わってくる、映画好きな人にはお勧めできる一本です。

70点かな?



追伸
映画の最初と劇中随所に歌われる「歯磨きの歌」はインパクトありで今でも口ずさめます。
また、お金を払って観た映画の中で、最前列で観たのは初めてでした。最低3つ4つ後ろで観たいものだと実感しました。