『このミステリーがすごい! 』大賞出身作家が描く、ユーモア・ミステリーです。オカルト研究の権威・武長が、自室のイスに座った状態で、上半身だけ焼失して発見された。飯所署の刑事課強行犯係巡査・榎木は先輩の土井から、火種もないことから、オカルト現象である人体自然発火現象ではないかといわれる……。時を同じくして、公園のホームレスが忽然と姿を消したり、氷フェスティバルの作品が何者かに奪われたり、資産家老人が行方不明になるなど事件が多発する。飯所署の用務員で自称「宇宙人」のトーマスはなぜか、榎木にそれぞれの事件に注目するように諭す――。 by Amazon
初読みとなる中村啓さんです。
「このミス 」出身作家は癖があるって言うか、B級感が強い。
七尾与史さんと深町秋生さん喜多喜久さんなんかは好きな方だけど胸を打つものや傑作とはであえて出会えていない。
会社の規模も全然違うけど、講談社のメフィスト賞は、結構読み漁った作家が名を連ねている。
本作は、最初に提示されたいろいろな事件が最後には収束していくんですが、カタルシスも捻りもあまり感じられなかった。
主人公も只只、シナリオ通りに動かされ、作者によって謎解きをさせられているようだ。
宇宙人トーマスも歯切れは悪いは探偵なのかピエロなのかもわからない立ち位置だし。
次作は無いでしょう。
初読みとなる中村啓さんです。
「このミス 」出身作家は癖があるって言うか、B級感が強い。
七尾与史さんと深町秋生さん喜多喜久さんなんかは好きな方だけど胸を打つものや傑作とはであえて出会えていない。
会社の規模も全然違うけど、講談社のメフィスト賞は、結構読み漁った作家が名を連ねている。
本作は、最初に提示されたいろいろな事件が最後には収束していくんですが、カタルシスも捻りもあまり感じられなかった。
主人公も只只、シナリオ通りに動かされ、作者によって謎解きをさせられているようだ。
宇宙人トーマスも歯切れは悪いは探偵なのかピエロなのかもわからない立ち位置だし。
次作は無いでしょう。