27日、スルットKANSAI 3DAYSチケット夏版 1日目を使って高野山と有馬温泉に行ってきました。
三ノ宮のマンションを早朝に出て、JRで大阪駅へ。梅田から地下鉄でなんばへ。なんばから橋本行き急行で橋本へ。そこで、高野山行きに乗り換え、極楽橋へ。そこからケーブル。高野山駅へ。
そこからバスで奥の院前へ。中の橋方面に行き、汗かき地蔵にご挨拶、そして、姿見の井戸で、パワーをもらいます。そして、水向地蔵に、卒塔婆をそなえて、水をかけます。1枚200円。8枚書いてもらいます。そして、御廟橋を渡って、奥の院の聖域へ。みろく石を持ち上げます。いつもは、5秒で上の段にみろく石をうつせるのにこの日は時間がかかりました。もたもたしているのをみて、67歳のおじいさんがうつし方のコツを教えてくれました。今までの上段の壁に石を押し付けて、テコのような感じで、上段に移すというやり方ではなく、腰をさげて、手のひらに石を載せて、持ち上げて、上の段で落とすというやり方でした。いつものやり方で、左右の手で行ったあとに、このおじいさんから教わった方法でも試してみたところ、うまくできました。そして、燈籠堂へ。弘法大師様の御廟にご挨拶、地下法場へも。そして、無縁塚にろうそく線香をそなえ、般若心経を唱えました。そして、あじみ地蔵の横にあるおみくじ機でおみくじを。小吉でした。御供所でお茶をいただきます。その時、説法が行われていました。1日何回か行われていますが、その時の説法は、燈籠堂の貧女の一灯の由来でした。お照(おてる)が13歳の時、父親が亡くなりました。すでに母親も亡くなっていました。父親が亡くなる直前、おてるの出生の話をしてくれました。
お照の両親は子供にめぐまれず、毎日、観音様にお願いをしていました。ある時、捨てられていた赤ちゃんをみつけ、その赤ちゃんをお照と名付け育てたというわけです。お照は、実子でもないのに一生懸命育ててくれた両親に感謝。その後、観音様のところに住み、毎日、両親の供養をしていました。ある時、旅人が高野山の燈籠堂にろうそくを献上したら先祖供養できる。長者様が1万本のろうそくを献上すると言っているのを聞き、お照も、献上したくなりました。が、お金がありません。ある時、長い黒い髪を切って売ればお金になるという話を聞き、自身の髪を切り、お金に換え、ろうそくを献上するため高野山に向かいました。13歳の小娘が一人で、高野山に向かい、神谷の村で泊まっていると、女人禁制で高野山に上がれないことを知りました。たまたま、同じ宿に、高野山の祈親上人(きしんしょうにん)が泊まっていて、ろうそくの献上を祈親上人に託しました。燈籠堂で1万本のろうそくを長者様が献上。その上に、1本だけみすぼらしいろうそくが。長者様はそのろうそくを下げろと祈親上人に命じましたが、上人が抵抗していると、突然、弘法大師の御廟から突風が吹き、長者様が献上した1万本のろうそくの灯がすべて消え、お照が献上した1本のろうそくの灯だけが消えずに残ったといいます。その灯が、その後、1000年以上たっても消えることのない貧女の一灯となっているということでした。
そして、奥の院前からバスで千手院橋へ。そして、金剛峯寺へ。トップ写真は、正門の外から見た金剛峯寺。
参与会の会員になっているので、線香を1箱もらいます。そして、茶菓子の接待を受け、檀上伽藍(だんじょうがらん)地区へ。
こちらでおみくじをひくと中吉。
根本大塔 金堂
そして、バスで高野山駅前へ。ケーブルカーで極楽橋駅へ。そこで、予約していた高野槇10本(2500円)を受け取りました。 帰りは、接続の都合上、720円で座席指定券を買い、特急こうやで、天下茶屋駅まで。そこから、地下鉄で恵美須町駅へ。日コン連事務所へ。銀行へ行き、振り込みなどの用事を済ませ、地下鉄で梅田へ。大阪駅からJRで三ノ宮駅へ。三宮駅前の駐輪場の定期券の更新をしてから、神戸市営地下鉄三宮駅から谷上駅へ。そこで、神鉄に乗り換え、有馬温泉口駅で乗り換え、有馬温泉駅へ。そこから、太閤の湯の送迎バスに乗り、太閤の湯へ。午後6時15頃到着しました。
温泉や岩盤浴などを楽しみました。そして、午後11時に太閤の湯を出て、歩いて、有馬温泉駅へ。有馬温泉口駅で新開地行に乗り換え、谷上駅で、北神急行・地下鉄に乗り換え、三宮駅へ。そこから、マンションへ。
今回は、マイスタイルでは無料とならない大阪の地下鉄区間が、梅田→なんば 200円 南海電車が往復で、2520円 高野山上の南海りんかんバスの1日フリー切符相当が800円。(フリー切符扱いにしないと900円以上)。三宮駅から有馬温泉駅往復が1800円。合計で、5320円。3DYASチケットの1日あたりが1667円弱なので、約3653円お得となりました。
有馬温泉って、三宮から30分で行けますが、電車賃が片道900円とべらぼうにかかります。3DYASチケットを使わずに行くには、抵抗があります。