176億を投じて、2000年に開館したというなにわの海の時空館が明日で閉館と新聞記事で見たので、行くことに。
あの海に浮かぶ直径70メートルのドームはずっと前から目に入っていたものの、一度も行ったことはありませんでした。
閉館までに、一度入ってみようと思いました。
三ノ宮駅からJR大阪駅まで、そこで、地下鉄の梅田駅で、エンジョイエコカードを買いました。土・日・祝版なので600円です。
本町駅で、御堂筋線から中央線に乗り換え、終点のコスモスクエア駅まで。
コスモスクエア駅から真西に、大阪市立海洋博物館なにわの海の時空館が見えてきます。独特のドームが目印です。シーサイドの遊歩道を歩いていきました。
向かいに、ゴミ焼却場のエントツが見えてきます。
後方には、海遊館も見えています。
が、来年発生する南海地震でこのあたりは、大津波に襲われ壊滅します。
壊滅する前の姿を目に焼き付けておこと思いました。
さらりに進むと、なにわの海の時空館のエントランス棟が見えてきました。
こちらに入館受付があります。
エンジョイ・エコカードを提示し、通常600円の入館料が540円となります。
古銭をもらい、それをゲートに入れて、入場します。
まず、エレベータで地下に。そこから、60メートルの地下道で、海中にあるガラスドーム(展示棟)に向かいます。
途中4箇所、天井に丸窓があり、その上の大阪湾の様子が眺められます。
魚が泳いでいるのが見えました。水族館ではなく、ホンマモンの海の中なので、われわれに見えるところに、
魚がいてくれているわけです。
まず、エレベータで4階に行きます。
ドームの中心には、復元した江戸時代の菱垣廻船「浪華丸」が。この船で実際に、大阪湾を航行したとか。
この船の帆の大きさは、たたみ200畳分とか。
3階の展示を見たあと、2階に行き、浪華丸に乗り込みました。
↑ 菱垣廻船・浪華丸のかまど
↑ 船尾の中
船の中に、神棚や仏壇があるのに驚きました。
神棚には、香川の金比羅さんのお札がありました。
この日の大阪の最高気温は、22度。
このガラスドームの中は、温室のような感じで30度近くまであがり、暑い。暑い。
そして、4階で50分待って、WORLD WINDOW「キャプテンとなって」に参加しました。
待っている列には、3台の扇風機で、風を当ててくれていました。
このイベントに参加すると、船のカードがもらえます。
また、クイズラリーやスタンプラリーでもカードがもらえます。
1階の受付のところで、クイズラリー。他の人が受付の人に答えあわせをしてもらっているのを後ろから覗いて、全問正解の人の答えを覚えて、自分の用紙に書き込み、全問正解と言うことで、別の船のカードをゲットしました。
そして、まだ見ていなかった2階の展示室をみてまわりました。
午後5時を過ぎました。
係員からもう閉館の時間ですと言われて、エスカレーターで地階の連絡トンネルへ。
私が、エスカレーターを降りた時点で、エスカレータがとまったので、私が最後の客のようでした。
連絡地下通路には、まだ、30名ほどの客がいて、天窓から見える魚やくらげを見ていました。
そして、なにわの海の時空館を出ました。
外から間近で、今いた、直径70メートルの展示棟(ガラスドーム)を眺めました。
来年来る南海地震の津波で、ガラスが破れて、・・・想像しただけでむごたらしいと思いました。
3月10日で閉館するのは、正解だと思われました。
夕日が落ちかけて、ドームがきれいに見えました。
シーサイドの遊歩道を歩いて、コスモスクエア駅へ。
そこから、ガラスドームの方を眺めました。