本日、天気も良いので、高野山開創1200年祭へ。
午前9時なんば発特急こうや。満席という放送がありました。
私が乗るのは、その2分後発の橋本行急行。
いつもの休日ダイヤでは、2分前に特急が出るので、ガラガラ。
なんば駅は、エスカレーター上がっての改札から入るので、ホームでは、8両目から前に進みます。
私は、目を疑いました。
満席で立っている人がいっぱいいる。
7両目・6両目、、、前から2両目で空席を発見。
私は、1両目の空席に座りました。
この9時2分なんば発急行電車は、過去、何回か乗りましたが、なんば駅発車時、普段は、1両目は、数名しか乗客がいません。
今回は、空席が3席しかありませんでした。
新今宮で、立客が、、。
天下茶屋駅から乗った人は、一番空いている1両目でも座れません。これから、2時間の立ちっぱなしが続きます。
急行電車は、河内長野駅から各停になります。河内長野駅を出た時点で、1両目でもかなりの数の人が立っています。
後ろの車両は、もっとすごい混雑になっています。
橋本駅に着きました。
私は、着く前に、左側のドア前に。ドアが開くと同時に、向かい側に止まっている電車へ。すでに、乗客が何名か乗っていました。
クロスシート席に座りました。すでに、乗客が何名か乗っていました。
すぐに、4名とも埋まりました。車内はすごい人。
放送で、何度も「4両つないでます。空いている車内にも分かれてお入りください。」
私は、何十回と高野山に行っているので、わかっていますが、8両で橋本駅に到着した急行電車に対して、高野山行各停の4両は、前から4両分の位置にしか止まりません。そのため、橋本乗り換えの場合は、一番先頭車両に乗るわけです。急行の5両目から8両目に乗っている人は、前に移動して乗らなければなりません。そのため、高野山行の各停の3両目・4両目はすごい事態になっていることが予想できました。
また、前から5両目から8両目になんばから乗っていて立っていた人は、ここからも立たなくてはなりません。お気の毒にと思いました。
紀伊清水・学文路では、「お降りの方をお通しください。」というアナウンスが何度も流されました。
普段は、聞いたことのないアナウンスです。
九度山で、町石道を通って、高野山に行く人がおり、混雑度はやや和らぎました。それでも、超満員です。
終点、極楽橋駅に着く寸前。左側のドア前に進みました。空くと同時に、ケーブルカー乗り場へ。
こんだけのお客さんが、2両編成のケーブルカーには乗りません。8分後に臨時を出すとか。
私は、一番上の席に座りました。ケーブルカーは、満員です。
テープにある案内放送が若干変わっていました。日本語の後に、英語、フランス語と続きます。
そして、高野山駅に到着。本日の特急こうやの指定席は、午後3時以降は、すべて完売しました。という放送が、、。
下車すると同時に、奥の院前行きのバス乗り場に。
かなりの人が乗っていましたが、空いている席に。
バスも案内放送が若干変わっていました。日本語の後は、英語、フランス語と続きます。
韓国語や中国語での放送は一切ありません。
そして、満員のバスは、奥の院前へ。
私は、他の人と異なり、バス後方へ進みます。
この看板の出ているところから、小道を進み、中の橋に向かいます。
中の橋の汗かき地蔵様にごあいさつ。ろうそく、線香を手向けます。
かなり人がいました。
そして、姿見の井戸で、生命パワーをいただきます。
そして、御廟橋へ。
通りすがりの人に写してもらいました。
そして、テントがあり、新しくできた中門の2階に、お名前を永久保存するという中門結縁の受付でした。
巻物に、山本隆雄と筆で書き、2000円を納めました。
お札やお守りが記念品としてもらえました。
写真を撮ろうとしたら電池切れ。最近、スマホの調子が悪いのです。まだ、電池があるのに、すぐに、電池切れに。
スマホが切れて、今度立ち上げたら、まだ、電池が十分に。しばらくしたら、電池切れで、自動的に切れてしまいます。
そのため、本日のこれ以降の写真撮影は断念。
そして、いつもの通り、納経所へ。
納経所職員の杉山さんの態度に腹立たせ、「杉山と言うオバハン最低やで。」と大声でわめいていました。
詳しくは、
本日高野山に送ったメール。奥の院の納経所職員杉山さんの対応について 。
私の列の後ろの人の全員が、同感してくれました。
私が大声で言う前に、私の列の後ろのお姉さんたちが、ぶつぶつ、不満をたれていて、それに、同感した私が、大声で、代弁したというのが、真実ですが、
結局、30分かかって、溝口さんという男性職員に1枚200円で、お塔婆8枚を書いてもらいました。
お塔婆は、山本家先祖代々、父の戒名、母の戒名、兄の戒名(水子)、姉の戒名(水子)、山本家水子、(母方の)佐々木家先祖代々、佐々木家水子 8枚で、計1600円となります。
普段は、杉山さんは、色々としゃべって、愛想よく、人気があり、溝口さんは、無口で、無愛想で人気がなかったのですが、
弘法大師様が、人を判断するのは、心眼でと、私に悟らすために、この行為を起こしたのだとすぐに理解できました。
溝口さんは、順番通りにただ、もくもと処理していました。
弘法大師様は、どの列に並ぶかと迷った時に、溝口さんの列より、杉山さんの列を選んだ私に、愚かさがあると、指摘してくださったのです。
そして、左から6体目の大日如来風のお地蔵にお塔婆を並べ、ひしゃくでお水をかけます。
驚いたのは、猛烈にたくさん参拝客がいるのに、大日如来風お地蔵様の前には、お塔婆が一つもなかったことです。他のお地蔵様の前にも、ぱらぱら。
こいつら、いったいなんやねんと思いました。
高野山に来て、水向け地蔵様に、お塔婆を手向けるのが、先祖や故人に対する最大の供養となるのに。
そして、御廟橋を渡り、みろく石へ。長蛇の列です。あきらめました。
そして、燈籠堂へ。いつもの通り、護摩木に商売繁盛・厄除招福と書きます。500円。
弘法大師様の御廟前でごあいさつ。般若心経を唱えます。
そして、地下法場へ。
そして、御廟橋に戻るとき、みろく石の前の列が10名ほどに。私の前の人はみんな断念。
まずは、右手、一瞬で、上の段へ。裏から石を落とし、左手で。あとちょつとで行けません。何度もチャレンジしました。
後ろの人が、「まだするのですか」と言ったので、高野山に何十か来て、初めて断念しました。
後ろを見ると、50名以上の長蛇の列に発達していました。
そして、厄除け不動明王と厄除け大師様にごあいさつ。
そして、あじみ地蔵様へ。
そして、いつものおみくじ。
杉山騒動で、ムカムカしていたので、凶か末吉かと予想していたのですが、やはり8番末吉でした。
そして、休憩所で。いつもは、セルフなのですが、本日は、お坊さんが、お盆にお茶が入った湯のみを入れ、配っていました。
そして、バス停へ。
本日は、臨時バスが頻繁に。
大門南駐車場行きへ。4月1日からダイヤが変わっていました。
大門の先に、駐車場ができたようで、そこ行きとなっていました。
途中の金堂前で下車。新しくできた中門を通り、金堂へ。
入場無料。
見たかった、秘仏の本尊。アシュク如来と薬師如来が合体した像でした。80年ぶりの御開帳で、次回はないとか。
ちなみに、過去1200年間、秘仏の本尊が御開帳されたという記録がないとか。
いつもは、黒い扉の中にある本尊が見られて感激しました。
本尊と結縁できる善の綱があり、何度も触れました。
おんあきしゅびやうん おんころころせんだりまとうぎそわか とご真言を何度も唱えました。
秘仏のご本尊は、白い仏像であったのに驚きました。
そして、根本大塔へ。こちらも入場料無料に。大日如来様などにごあいさつ。
そして、四社明神へ。ごあいさつ。
そして、おみくじを引きました。
ご本尊にお会いできて感激しました。と思いながら引くと、13番大吉でした。
そして、普段は見られない高野山三大秘宝や孔雀明王像や八大童子像が見られる霊宝館へ。
600円の拝観料がいるのに、受付には、長蛇の列。
私は、参与会会員なので、無料。団体入口から並ばず入れました。
普段は、館内に数名しかいないのに、この日ばかりは、何百人も。
そして、金剛峯寺へ。こちらも、団体客で、身動きが取れない人混みに。
16年ぶりの持仏間ご本尊開帳が。
受付で、線香一箱をもらいますが、今回は、塗香が。職員に聞くと、大法会期間中だけ、こちらになり、期間が終われば、元の線香1箱にと言うことでした。
ご本尊 弘法大師坐像には、結縁の綱があり、それらに触れながら、なむだいしへんじょうこんごう と唱えました。
そして、茶菓子の接待を受けました。
受ける場所には、多くの人が人が、
前では、坊さんが説法を、、。
たまたま、私がお菓子を食べているとき、金堂、本尊御開帳の話が、、
1200年間開帳された記録がないのに、80年ぶりの御開帳。
おかしいなぁと思っていたら理由がわかりました。
大正天皇御崩御の追悼法会の火の不始末で、昭和元年、金堂が火災で全焼。その時、ご本尊も焼け、新たに作ったのが、現在のご本尊と言うことでした。
そのため、80年ぶりの御開帳と言うわけです。
言われてみれば、ネットで見た記憶があります。金堂の秘仏のご本尊、こっそり開けてみたら、その後、火災になって、焼けたという話。
今回も、秘仏の本尊を公開して、金堂に火災でも発生しないのかと心配になってしまいます。
そして、駐車場横の高野槇販売小屋で、高野槇を買いました。
そして、金剛峯寺前のバス停へ。多くの人が待っていました。
止まるバスもすでに満員で、降りる人だけ数名おろして、乗車口ドアを開けずに、行ってしまうバスも。
私は、並んでから3台目に来た高野山駅前行きのバスに乗れました。
高野山駅前へ。
16時20分発のケーブルに乗るのに、5分あったので、トイレへ。
戻ってみると、改札が締め切られていました。
改札前には多くの人が。
駅員に、20分発のケーブルに乗せてくれと懇願するも、満員で、特急に乗車する人のために、乗せられないと言います。
ちなみに、この時点で、この日のなんば行の特急こうやのすべての座席指定券は売り切れとなっていました。
私と同じく、駅員に懇願した人も何名かいましたが、特急券を見せろと言われ、見せられなかったので、乗せてもらえませんでした。
そして、ケーブルカーが出て、13分後の次の33分発のケーブルカーへ。
先頭にいたので、ケーブルカーの一番前へ。ケーブルカーは、超満員。
極楽橋駅に到着。
4両編成の各停は、20分発のケーブルカー乗客で、座席が埋まり、立客も。
私は、1両目まで行きましたが、空いている席がなく、立つことに。
33分発のケーブルカーに乗った人、全員が立客に。電車は、超満員。
それで、極楽橋から橋本まで。47分間立つことに。
ここ8年間で、電車で47分間も立ったことは初めてです。
そして、橋本駅へ。
向かい側に、8両編成の急行が、、。
私は、急行の1両目に。各停の人が向かいの車両に乗ると、この急行の5-8両目に相当するので、そのあたりは混んでいるかもしれませんが、
先頭車両は空いていました。
要するに、初めて高野山に行くなど、要領を得ない人は、なんばから高野山まで、行きは2時間。帰りは、高野山から橋本まで1時間。
それぞれたちっばなとしとなるわけです。行きと帰りで3時間。南海電車の車内で立ちっぱなしはしんどいです。
私は、金堂の秘仏のご本尊に感動を受けましたが、ご本尊を見ても、さほど感動を受けない人にとっては、3時間、満員電車で立ちっぱなしで行って、割があうんかいなと思えました。