フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

理性と感情

2012年04月02日 08時46分42秒 | 日々の出来事・雑記

 最近、人間の感情について考えていた。
 さっきアップした記事にも書いたが、言葉は大脳新皮質の機能である。しかし、ある言葉を投げかけられることによって、私たちの感情は動かされる。
 感情は、大脳辺縁系の働きである。
 
 どのように働きかければ、人の感情を動かすことができるのか。そのようなことを一生懸命考えていた。
 今朝、夢を見た。具体的細部については忘れてしまったが、友情に関するものだったと思う。
 意味がよくわからないが、輪っかのようなものを何個も腕にはめ込んでいくもので、その作業を私だけ取り残されてやらされているような話しだったと思う。確かではない。
 とにかく、朝感動して涙を流しながら目を覚ました。どうして感動することになったのかさっぱり覚えていない。
 人の大脳辺縁系を刺激するというのはこういう事なんだぞと、夢を通して私の脳が私に教えてくれたのだろうか。
 人の体というものは本当に不思議なものだ。
 感情というものを理性的に考え、その構造を理解したとしても、それ自体たいした意味はない。実際に感情が動かされなければ、その本当の意味がわからない。
 
 私は、美しいものに触れたときに涙が出る。純粋できれいな魂。利害関係を抜きにして人を想う心に打たれたるのだろう。夢の内容は分からなかったが、きれいな物語だったにちがいない。
 美を感じることによって生命は活力を取り戻す。 

コメント
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