フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

男女間の食欲と性欲

2012年04月17日 08時31分04秒 | 身体・健康・筋トレ

 まず、食欲について。

 空腹になるイライラし、満腹になると満足する。それは、脳幹の付近にある視床下部の働きである。

 視床下部には、食べろと指示を出す摂食中枢と、食べるのを止めろと指示を出す満腹中枢がある。 
 
 どちらの中枢を刺激し指示を出すのは、ブドウ糖である。

 ブドウ糖の量が減れば摂食中枢を刺激しお腹がすいたと感じ、ブドウ糖の量が増えれば満腹中枢を刺激し満腹になったと感じる。
 
 このサインを無視して、過度なダイエットをし続けると、視床下部の機能がマヒして、拒食症や過食症などの摂食障害になる。

 
 食欲と性欲の関係について

 食欲中枢と性欲中枢は、1,5ミリくらいの近いところにある。それゆえ、お互いに影響を受ける。ただ、男女間で微妙に異なる。
 
 男は、性欲中枢と摂食中枢が並んでいる。
 つまり、男は、空腹になると性欲が高まることになる。
 これは、空腹になって生存が脅かされたときに、子孫を残そうとすることと関係している。
 だから、男は腹が減ったらムラっとするようにできている。
 
 これに対し、女は、性欲中枢と満腹中枢が並んでいる。
 つまり、女性は満腹になったら、性欲が高まる。
 これは、女性は満腹になって体の状態がいいときに、子孫を残そうとするからである。
 だから、女性を口説こうと思ったら、食事に誘うのが効果的で、これは科学的に根拠がある。
 
 逆に、夫や彼氏の性欲が衰えたと思ったら、少し食事を少なめにして飢えさせたほうがいい。 

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