セクシーさを感じるところ(国際比較)
セクシーさを感じる国際比較が面白い。ただ、男女別の集計になっていないところがおしい。
選択肢に上げられたのは、胸、身体つき、お尻、脚、笑顔、まなざし、顔、ユーモア、知性、お金、髪の色、背の高さ、年齢、態度・姿勢の14項目である。
アジアの大多数(中国、シンガポール、香港、ベトナム、日本、マレーシア、インド)は胸が一番だった。
これに対して、英米、北欧はまなざし、ヨーロッパの多くの国がお尻だった。
北欧が「まなざし」というのは分かる。寒い気候で厚着していてセクシーさを体で判断できないから、よくみえる目に集中する。
お尻がスキというのはシンプルに理解できる。
動物的本能かつ合理的判断。
人間の身体の状態をよく表した部分がお尻だからである。体をよく動かす人、アスリート、若い人のお尻はきれいである。体が動かなくなってくると、お尻の形が悪くなる。
逆にいえば、おしりの形は遺伝子的な要素が大きい胸に比べ、コントロールが容易である。きれいなお尻は、努力で何とかなる。
問題は、胸である。特に、何故アジア人が胸好きなのかである。
あくまで、仮説であるけれど、
アジア人は、欧米に比べ、スレンダーであるがゆえ、胸が大きくない。
良さとは希少性である。
だから、 胸の大きな女性を好むのではないか。
また、美的意識はすこしづつ変化する。そして、その変化は情報によって作られる部分がある。美意識を変化させ、それを欲しいとおもう欲望は意図的に作り出すことができる。
「巨乳」という言葉がうまれてから、明らかに巨乳好きが増えた。AVも巨乳好きの流れを作っていった大きな要因だ。そして、日本のAVがアジアの巨乳好きという大きな流行をつくりだした。
進化論によるなら、男が巨乳を好むようになると巨乳の女性が子供を多く残す可能性が高くなるから、巨乳が増えることになる。
そうすると、みな巨乳になってしまい、優劣、差異がなくなり、希少性がなくなる。
だから、将来、希少な貧乳の時代が来るかもしれない。分からないが。
くだらないことを、まじめに考えた。