フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

気分を落ち込ませないためには

2021年01月04日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

今日はうつについて、考えてみましょう。

どういうものがうつ病なのか正確にいうのは難しいですが、

簡単にいうと、気分障害の一種で、気分が落ち込んでくることですね。

では、どういう人がうつになりやすいのでしょうか?

イギリスのレディング大学の心理学者モハメド・ムサウィ氏は

言語分析によって、うつにやりやすい人の特徴を調べたそうです。

つまり、実際にうつ病になった人の文章(ネット上のエッセイやブログ)と、

そうでない人の文章を、コンピューターによって解析したそうです。

その結果、分かったことがあります。

「うつ病の人が使う言葉に3つの特徴がある」といいます。


1、否定的な言葉を使う

まず、うつ病になりやすい人は、否定的な言葉をよく使うそうです。

つらい、孤独だ、悲しい、不安だ、などです。

だから、普段使う言葉は、肯定的なものに変えましょう。

つらいときは、「ピンチ(辛いときは)はチャンスだ」

孤独なときは、人の気を使わなくていいから自由だ、とかね。


2、一人称ばかり使う

僕は〜 私は〜 自分は〜などの一人称を使っているそうです。

もっぱら自分に気持ちが向かっているのですね。

他人とのコニュニケーションがなくなっている証拠です。

そういうときは、自分はそうだけど、あの人はどうかな?と考えてみましょう。

あなたはどう?彼どう?などと、他人を意識することが大事です。

他人とつながることで世界が広がっていきます。


3、絶対的な言葉を使う。

絶対的な言葉とは、極端な感情を意味します。それと完全性ですね。

絶対に、完全に、必ず、間違いなく、ありえない、などです。

白か黒にはっきりさせたい気持ちは極端に走りやすいです。

また完全主義の場合、ちょっとでも気に入らないことがあると、自分を罰したくなります。

はっきりさせたいときは、あえてグレーな感じに、

完全主義になりそうなときは、間違いを許す余裕のある言葉を使いましょう。

まあまあ、そこそこ、適当に、とかです。

結論を言えば、こういうことかな。

「肯定的な言葉で、他人を意識し、ゆったりと生きる」

気分を落ち込ませないためには、

こういう気持ちで生きていくことが大事なんだと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする