For Crying Out Loud By ギタリスト竹田和夫

ロスアンジェルス在住のギタリスト 竹田和夫
何でも書いちゃいます。For Crying Out Loud !

コヨーテが下りて来た。

2009年10月30日 | ゴルフ
今日の午後、日本遠征前にちょっと運動でもしておこうかと、地元のゴルフコースに行ってきた。

風が吹くちょっと荒々しい天候の中、淡々とプレーは進んでいった。 ここのところハイテククラブに手を出したりして、そのおかげでスイングの按配があまりよくなく下り調子が続いていたのだが、今日は何か吹っ切れた感じで気持ちよくプレーできた。

ハーフを4オーバーの40でターン、、ハンデキャップ通りのスコアなので不調のなかではまずまず、、折り返して10番ホールのテイグラウンドに立って、フェアウエイを一望、、、さあ、テイショットを、と思ったそのとき、、、150ヤード先のフェアウエイど真ん中からなにやら大型犬のような動物が一人、、いや一匹、こちらに向かって歩いてくるでは無いか、、

しばらく動きをを見ていたが、近ずいいてくるにつけその動物が犬では無いことに気がついた、、あれよあれよと言う間にテイグラウンドに来たのはなんとコヨーテだった、、 お腹がすいているのか、かなりさせ細った大型のシェパードのような身体、、、顔は漫画やTVで見覚えのある狼そのものだった、、、

怖いとも思ったけど、、なんか一匹でお腹すかして寄ってくる姿が不憫に思われ、持参していたおやつ&ドリンクのバッグからブルーベリーシリアルバーをだして
このコヨーテにちかずいていった。

コヨーテのほうもなにやら気配を感じたようで(実際ものすごく利口な動物だと思った、かなりIQが高いようだ) こわごわだけどこちらを伺う、、その距離2メートル、、

一歩私が近かずき自分でも一口食べるフリをして安心させてを出した、、しかし まてよ、、いくらフレンドリーに見えても相手は野生の王国だ、、、

と思いなおし、、ぽいっと軽く1mばかり投げてあげた。 一瞬きびすを返すフリを見せたコヨーテだが、、すぐぱくぱく、、がつがつと食べた、、。

テイショットを終えてフェアウエイに歩き出した我々のあとをしばらく付いて来たコヨーテだったが、ややもして反対方向に去っていった、、。


そしてゲームは進み18番パー5、、このホームホールはかなり距離も長く難しいパー5だ。 560ヤードとただでさえ長いのに最近テイグラウンドを改造して20ヤードほど後ろにした。

現在練習中のストレートバックからダウンスイングでやや溜めて降ろすタイプの振り方がうまくいきドライバーー3Wをいい当たりが続いた、、、3打め、グリーンを狙うショットをまさに打とうと7番アイアンを取り出したその時、、 どこからともなく薄暗くなってきた木々の中からあのコヨーテが出てきた、、、

<さっきはありがとう、、> きっとそう言ったのだろう、、 お礼を言ってコヨーテはトライライトのエンシノの夕闇に溶け込んで行った、、。

おかげで7番アイアンは無事ピンハイにオン 2パットのパーで気持ちよくラウンドを終えた、、。

こんな都会の中にある小さな森、、リスやその他の小動物たち、、彼らの野生の王国を垣間見た一日だった。 なんか寒い冬をこれから迎えると思うとちょっと胸が締め付けられるような感じがした。 正直人間よりも動物のほうが弱い所為か、、余計かわいそうに思えてしまう。

あのコヨーテには、楽しく長生きしてほしいと思った。

さああ、、、そろそろパックアップでも本格的に始めるかな、、荷物のサイズに合わせてスーツケースを選び出すことからスタートね。 それはそれはたくさん持っているので、、(笑)



コメント (2)
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