アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

5月の草木染め講習会

2016-05-23 00:49:49 | 草木染め
   一昨日に引き続き、昨日の日曜日も上天気。どんぐり工房の定例草木染め講習会でした。

   早朝、敷地内で採取したのは、ヨモギ。だいぶ背丈は高くなりましたが、まだ柔らかいので、緑葉染めに。

   ヨモギをたくさん採れなかったので、さつきに巻き付いているフジも採取しました。

    参加してくださったのは、岡崎と豊田市街地の方たち。

    緑葉染めのほか、たかきびも。今は、もらえるところがないので貴重な材料なのですが、きょうはほかの材料を準備できなかったこともあって、使うことにしました。

    ソーダ灰を入れて煮出した、ヨモギの一番液。まだ黄色です。

    二番液。写真では鮮明に出ていませんが、緑色っぽくなりました。

    フジは、葉の先がまだ柔らかかったので、緑葉染めができると思ってソーダ灰を入れて煮出したのですが、緑色にはならず。黄土色に近い黄色に。2番液はきれいな黄色になりました。もう若葉とは言えない状態になっていたようです。

    手前から3枚目の赤いストールは、染めている途中、空気に触れた部分がほかの箇所より赤くなり、どうしたものかと心配したのですが、水洗いしてほしたら、むらが消え、より鮮やかな赤に変わりました。「酸化」という反応が起きたのかどうか、わかりませんが、何かが起きたみたい。

     一緒に染めた、ナイロンかレーヨンのリボンも、染液につけているあいだは、一向に染まらず透明のままだったのに、洗って干した途端、ほんのりしたかわいいピンク色になりました。

     タカキビ染めは、これまで何度も行っているのに、こういうことは初めて。またまた新たな発見でした。

     草木染め講習会、来月は26日・日曜日の予定です。6月末の染め、そろそろミントや野ばら、マルバアカソが染めどきかとおもいます。どうぞ、楽しみにおいでください。
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