アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

津具の白鳥山入り口まで歩きました。

2024-09-11 11:00:17 | 小さな旅

 久しぶりに、歩きました。といっても、山に登る、というところまではいかずに、ほぼ入り口で引き返しましたが。

 場所は設楽町津具。こちらへ行ったのも久しぶり。目指したのは、白鳥山です。ほぼ情報皆無ででかけたので、駐車した場所から山のふもとに至るのに、30分くらいかかりました。でも、道中こんなのを見られた!

 竹の花です。友人に言われるまで、ただの枯れた竹林と思っていました。

 こちらが穂。120年に一度とか60年に一度とかしか咲かない竹の花です。米の穂に似ているなと思ったら、飢饉の折にこの竹の実を食べることもあったとか。木の皮まで食べていたというくらいだから、事実なのでしょう。

 こちらが、白鳥神社の入り口の階段。さほど長くありませんが、一段が高い!

  つくばねガシのカクトです。これに実がついて、葉っぱもついていたら、羽子板の羽根?

  黒文字を結構見かけました。シカの好物で、食害がひどいと聞きますが、こちらはまだ見つけられていないようです。

  こちらが本殿らしい。石段に至る手前に、小さな舞台があり、立て札には、花祭りの神事が行われる、とありました。花祭りは奥三河の古いお祭りで、東栄町や豊根村が有名ですが、津具でも行われていると、そういえば昔聞いたことがあります。

  かなりの樹齢のヒノキだそうです。

 神社の右手から山に登る道が。水晶が採掘される(された?)山だそうで、盗掘禁止の立て札がものものしい。

 今回はここまでで引き返しました。白鳥山登山はまた別の日に。

 稲武の近くなのに、山の雰囲気はかなり違います。岩が多い。樹種も違います。落ちている葉はほぼ白樫?

  古い杉の木が目立ちます。

  アリドオシだそうです。赤い実がかわいい。

  駐車場までの道すがら。稲穂が垂れています。驚いたことに、害獣除けの柵がない! 見たのは一か所だけ。それも、低めの柵だけでした。黒文字といい稲といい、獣にとっては好物のものがいっぱいなのに、狙われていないとはびっくりしました。柵がないと、視界が遮られなくて、豊かでいい景色です。

 

  

 

 

  

 


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