アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

海の近い町蒲郡へ、甘夏みかんをもらいにいきました。

2024-04-19 09:42:29 | 小さな旅
   山歩きの翌日は蒲郡へ。目的は、知人の家の甘夏ミカン。毎年この時期になるとお邪魔して、たくさんの甘夏と金柑をいただきます。
 
   今年はことのほか大きく育っているようで、一個が重い。お庭の金柑もたわわに実っていて、黄色がまぶしい。採りながら口に入れてはさわやかさに感動しました。みずみずしくておいしい。
 
   この輝くような色の柑橘類を知人から分けていただくようになって、もうかれこれ十数年がたちます。彼からいただくこれらの果物は、私の焼き菓子類にはなくてはならない存在になりました。
 
   甘夏は、ジャムとシロップ漬けとピールに。ジャムはまるごと使って、クッキーやケーキ、シュトレンの大事なわき役に、シロップ漬けはパンにもタルトにも入れられるし、ピールはそのままお茶受けにも。
 
   金柑はとにかく丸ごと粗糖と水で煮てしまいます。種を取ることも、へたをとることもほぼしません。そのまま食べたり、種を取ってお菓子に入れたり、こちらも冷凍しておけばずっと利用できる重宝な副材料になります。
 
    年に一度の蒲郡。この日のお昼は、竹島公園近くの山よしへ。天ぷら釜揚げうどんをいただきました。こしの強い、いいうどんです。同行した友人は、あさりうどんを。今だけの特別メニューだそうです。
 
    知人宅に寄った後はサンヨネへ。放牧豚のこま切れ肉というのを見つけて購入。トリイソースも買いました。いいのがいろいろあって、飽きない。ただ、質のいい豚肉のかたまり肉が見当たらなかったのが、残念。
 
    最後は、HIRAYAでお茶を。この場所には、洋品・雑貨店、カレー屋、カフェの3店舗があり、互いに協力し合いながら営業しているそう。昔はガレージで、宝のようなゴミのような古道具が山と積まれている店がその片隅にありました。今は、改装しておしゃれな店舗に変身。その店内でコーヒーを飲んだのですが、これが、今まで飲んだことのない味で、フルーティーというかなんというか複雑な味があって、それがおいしかった。
 
    年中行事になったこの甘夏ミカンをいただくための蒲郡行き、来年もまた、例年通りに甘夏が元気に育ち、わたしも無事に遠方までの運転ができることを願うばかりです。
 
 

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