4日ほど前、ギネスケーキというものを作ってみました。文字通り、イギリスのギネススタウトを入れたケーキです。
ずっと前に図書館で借りた保存食の本の中に、このギネスケーキがイギリスの保存食の一つとして紹介されていました。そこだけコピーしてそのまま忘れていたのですが、そのコピーが見つかったとき、たまたまギネススタウトがうちにあったので、作ってみることにしたのです。
材料は、薄力粉150g、バター150g、ブラウンシュガー150gに、ベイキングパウダー小さじ1.5、ミックススパイス小さじ1、卵3個、レーズン150g、サルタナレーズン150g、ドライフルーツ50g、クルミ70g、ギネススタウト150ml、とあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f1/7eded9703d1a79a3ee7f3d5fa73ad804.jpg)
私はたいていいつもレシピどおりには作らず、最初からアレンジしてしまうのですが、今回は、砂糖も卵もバターも分量どおりに入れました。ブラウンシュガーは粗糖で代用です。
ただし、うちの室温では柔らかくならないバターは、溶かしバターの少し固まったものを使用。卵のあわ立ては忘れ、砂糖と共に混ぜ合わせ「ふんわりクリーム状に泡立てる」ことはできませんでした。
サルタナレーズンのかわりにラム酒漬けカレンズ、ドライフルーツ類は、丸ごと夏みかんジャムにかえ、半分量のギネススタウトと共に混ぜ合わせて、ケーキ型に流し込みます。
具の量が粉の3倍近いことをのぞけば、ここまでは一般のパウンドケーキとほとんど同じなのですが、このあとの焼き時間がすごい。
初め、160度で1時間、そのあとさらに150度で1時間焼くのです。普通なら大体50分くらいで終了のはず。長く焼き締めるからこそ、長持ちするのでしょう。
さて、そのあともまた、もうひと手間かけます。10分ほど冷ましてからいったん型からはずし、ケーキを裏返して残りのギネススタウトをぺたぺたぬりつけるのです。そのまま10分おいてから元に戻し、すっかり冷めたらラップにかけて保存。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/d6/d9f8567f64f946c916ad61d39eea31fb.jpg)
翌日切ったのがこちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/f2/e37192bb1864c6312df2fb96e6659996.jpg)
案の定、表面は焦げています。でも、その焦げがおいしい。外側が多少固いのですが、中は普通のパウンドケーキみたいです。香りがいいけれど、ビールのにおいはしません。熱いうちに沁みこませているからアルコールは飛んでいるのでしょう。
毎日少しずつ食べているのですが、日を追うごとにおいしくなっています。コクがあって、しみじみおいしさを感じるケーキ。卵やバターをちゃんと泡立てたら、きっともっといいケーキになっていたとおもいます。粉と同量の砂糖を入れるのは抵抗がありましたが、極端な甘さは感じません。ビールの苦みと調和しているのかも。
ネットで調べたら、ギネスケーキは、アイルランドのクリスマスのケーキだとか。シュトーレンみたいな種方をするものなのかもしれませんが、ネットで見た限り、どのレシピも焼き時間は通常通り。2時間もかけるものは載っていませんでした。本場のギネスケーキとはどんなものなのか、どんな風に作るのか、ご存知の方、教えてください。
ずっと前に図書館で借りた保存食の本の中に、このギネスケーキがイギリスの保存食の一つとして紹介されていました。そこだけコピーしてそのまま忘れていたのですが、そのコピーが見つかったとき、たまたまギネススタウトがうちにあったので、作ってみることにしたのです。
材料は、薄力粉150g、バター150g、ブラウンシュガー150gに、ベイキングパウダー小さじ1.5、ミックススパイス小さじ1、卵3個、レーズン150g、サルタナレーズン150g、ドライフルーツ50g、クルミ70g、ギネススタウト150ml、とあります。
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私はたいていいつもレシピどおりには作らず、最初からアレンジしてしまうのですが、今回は、砂糖も卵もバターも分量どおりに入れました。ブラウンシュガーは粗糖で代用です。
ただし、うちの室温では柔らかくならないバターは、溶かしバターの少し固まったものを使用。卵のあわ立ては忘れ、砂糖と共に混ぜ合わせ「ふんわりクリーム状に泡立てる」ことはできませんでした。
サルタナレーズンのかわりにラム酒漬けカレンズ、ドライフルーツ類は、丸ごと夏みかんジャムにかえ、半分量のギネススタウトと共に混ぜ合わせて、ケーキ型に流し込みます。
具の量が粉の3倍近いことをのぞけば、ここまでは一般のパウンドケーキとほとんど同じなのですが、このあとの焼き時間がすごい。
初め、160度で1時間、そのあとさらに150度で1時間焼くのです。普通なら大体50分くらいで終了のはず。長く焼き締めるからこそ、長持ちするのでしょう。
さて、そのあともまた、もうひと手間かけます。10分ほど冷ましてからいったん型からはずし、ケーキを裏返して残りのギネススタウトをぺたぺたぬりつけるのです。そのまま10分おいてから元に戻し、すっかり冷めたらラップにかけて保存。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/d6/d9f8567f64f946c916ad61d39eea31fb.jpg)
翌日切ったのがこちら。
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案の定、表面は焦げています。でも、その焦げがおいしい。外側が多少固いのですが、中は普通のパウンドケーキみたいです。香りがいいけれど、ビールのにおいはしません。熱いうちに沁みこませているからアルコールは飛んでいるのでしょう。
毎日少しずつ食べているのですが、日を追うごとにおいしくなっています。コクがあって、しみじみおいしさを感じるケーキ。卵やバターをちゃんと泡立てたら、きっともっといいケーキになっていたとおもいます。粉と同量の砂糖を入れるのは抵抗がありましたが、極端な甘さは感じません。ビールの苦みと調和しているのかも。
ネットで調べたら、ギネスケーキは、アイルランドのクリスマスのケーキだとか。シュトーレンみたいな種方をするものなのかもしれませんが、ネットで見た限り、どのレシピも焼き時間は通常通り。2時間もかけるものは載っていませんでした。本場のギネスケーキとはどんなものなのか、どんな風に作るのか、ご存知の方、教えてください。