はじめてどら焼きを作りました。
餡は、小豆:黒砂糖+粗糖=2:1。灰汁はとらないで塩を効かせて砂糖を入れた粒餡です。ネットで見たら、ほんとは、どら焼きは「「三同割(さんどうわり)(小麦粉、卵、砂糖が同量の配合の総称)」をどら焼きの基本配合」と、和菓子屋はしているのですね。
カステラにあんこをはさんだもの、というのがどら焼きらしい。だから想像以上に卵を入れる。だけど、わたしは、卵は3分の2に、砂糖は半量に押さえました。だからと思いますが、家人の切望する「ふわふわのどら焼き」にはなりませんでした。泡立て方が足らなかったということもあるのですが、卵と砂糖の不足が原因なのでしょう。
でも、甘くない分食べやすい。熱いほうじ茶を入れて、2個も食べてしまいました。固さはともかく、味は私の好みの甘さになりました。
ところで、どら焼きというのは「銅鑼」の形だからとばかり思っていましたが、銅鑼のような銅鍋て焼いたから、あるいはほんとに銅鑼の上で焼いたからこの名がついたという説があるそう。
わたしはホットプレートを使いましたが、火加減しだいで焼き色が全然違いました。一般のどら焼きのあの薄茶色に全体がかわったのはほんの数枚だけでした。きっと銅鍋で焼いたら、きれいな焼き色がつくのだろうな。
残りのあんこは冷凍したので、また作ってみよう。今度は「三同割」にするか?いやきっとしません。
私は子供のころ、どら焼きなるものを食べた記憶がほとんどありません。卵が安くはなかったから、家で作るということはなかったろうと思いますが、土産やたまの贅沢で食べたのは、あんまきか大判焼きで、どら焼きではなかった。家でおやつに焼いていたのは、今川焼。卍の印のついた、アルミ製の焼き器が、今も台所の片隅に残っています。鯛焼きもこちらの類のおやつだとおもうので、卵も砂糖もたっぷり入ったどら焼きとはちょっと違います。ちゃんとした和菓子屋で売っているようなので、やはり少し高級品なのでしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます