アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

あした、守綱寺お楽しみ会に出店します。

2022-12-26 22:45:27 | アンティマキの焼き菓子とパン

   24日朝は白銀の世界となりました。稲武だけではなく、名古屋や豊田市街地も結構積もったようで、積雪量は同じくらいだったようです。この日、家人が薪ストーブの前に座ってなにかをたべていたとき、ガラス戸の向こうにふと気配を感じて見ると、日本カモシカの子供がこちらをじっと見ていました。呼ばれて私が外を見たときも、おなじくじっと注視。人が口を動かしてなにかを食べているのが気になるのか、とにかく見つめ続けられました。

   と、そのうちにおもむろに家の裏手に向かって歩き出したので、家の中からそっと外に出て撮影。

   何度も振り返りながらのそのそ動くのが可笑しい。

   写真中央の階段を上がり、途中で左手に折れてがけ下に向かったよう。その下には小川があり、わたると林、そして山。

   去ってから足跡をたどると、彼が消えたのとは反対側の、家の入口方面からやってきて、家の真ん前を通過、そして山へ帰ったらしい。元来た道とは違うようなのが不思議。雪の日、食べ物がほんとに見当たらなくてやってきたのか、ふだんは抑えていた好奇心が、雪を見て全開になったのか。何年も前に、やはり家の真ん前の崖したの細い通り道をカモシカが走っているのを見たことがありますが、その時よりさらに家に近く、しかものんびり探検していました。

   さて、あしたは今年最後のイベント出店です。

   寺部町の守綱寺お楽しみ会。3年ぶりの開催です。時間は10時半から11時半。みなさんが趣向を凝らした劇や歌、そのほかいろいろのお楽しみがあるようです。

   明日のために焼いたのは、正月用シュトレン。初めて作ってみました。なかみは、栗の渋皮煮と黒豆絞り、クルミ、赤ワイン漬けのイチジク。渋皮煮は、この秋、うちで採れた栗を拾った端から冷凍していたもので作りました。黒豆絞りは固くなったので、クルミバージョンも製造。シュトレン生地は、有機ほうじ茶にシナモンを入れ、四つ葉バターを控えめに加えたものです。ほうじ茶と甘さも控えめ。栗が少ないので、ぶっつけ本番で作りました。シュトレンというより軽い和菓子のようなお菓子になりました。

   クリスマス用のシュトレンには月桂樹をあしらいましたが、正月用は松葉とナンテンで。

 

   キャラメルリンゴ風スコーンとライ麦入りのパンも焼きました。

    クッキーは穀物クッキー3種。ナンテン、つぼみのついた梅の枝、松などをあしらった正月用のスワッグも、少しだけ用意しました。KIYOさんのこんにゃくもお持ちします。

    国道はすっかり雪が溶けているようですが、周りはまだ白い稲武。気を付けてまいります。途中、カモシカやシカに出くわさないことを願います。だいたい11時には到着するように出発します。

      


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あした、設楽清崎のクリスマ... | トップ | 今年度の醤油、できました! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アンティマキの焼き菓子とパン」カテゴリの最新記事