晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

夏草バイオマス

2008年09月14日 | 
確かにそれは庭とは言えない。お隣との壁まで1メートルぐらいしかない。通路のようなものだ。でも、方角的には南向きで、家を建てる前から生えていたクワやらツバキが生え、放っておくと、あっというまに草ぼうぼうになる。

しょうがないので年に2,3度はその草を刈る。クワが伸びすぎてお隣に迷惑だし、家の周りが蚊だらけになっているのも、このヤブのせいに違いない。

長袖、長ズボン、軍手に帽子。帽子にはモスキートネットをかけ、腰には蚊取り線香という完全防備体制で臨む。

とにかく樹高4メールぐらいのクワの木を中心にひたすらカマを振るう。クワにアジサイ、ムラサキシキブにシュウカイドウ、ドクダミ、シダたち、つる性のなにか、ツタ、ナンテン……などなど。小一時間で、ふた抱えぶんぐらいの草山になる。



いやー、毎回思うのだが、このバイオマスはなんとかならんのか? ま、2,3日放置しておくと、しゅーっと乾燥して小さくなってしまうが、ほんとうによく育つものだ。

知らない間に生えているヤツデやクマミズキ、メインに生えているクワだって、おそらく鳥が散布したものだろう。クマノミズキはそんな苗を鉢に移植して育てている。幅1メートルの小宇宙というか、ブラックホールというか、ああ、がーっと出てくるわけだから、ホワイトホールか!?