晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

多摩川のんびり鳥見サイクリング

2012年01月03日 | 生き物
3日の今日は、のんびり多摩川を自転車で走ってきました。中野島から新丸子まで。

登戸では、ケラのハヤニエチェックをしました。


2012年1月3日のオケラ様

異常なし! 乾燥化が進んでいる模様。

2011年11月26日のオケラ様
2011年12月25日のオケラ様

稲田堤あたりの上河原堰、続いて登戸あたりの宿河原堰、新丸子あたりの調布取水堰でカモを見る。

一番多かったカモ→ヒドリガモ
きれいだなあと思ったカモ→コガモ
2羽で並んで頭を水中に突っ込んで、長い尾羽をふりふりしてエサを採る姿がかわいいなあと思ったカモ→オナガガモ
けっこう大きいなと思ったカモ→マガモ
君もいたんだ…と思ったカモ→キンクロハジロ
君もいたんだ…と思ったカモ2→カルガモ
君はカモではないな、と思ったカモ(カモじゃないって)→オオバン

ああ、空を舞って、本当に気持ちよさそうだ…と何度も何度も見上げた鳥→ヒメアマツバメ



ケシ粒のようなのがヒメアマツバメです。

調布取水堰あたりの河川敷で急降下する鳥を見て、あれっと思って近づいてみたら、
ヤナギの木になにやらカラスぐらいの鳥が。
自転車の前ブレーキをかけたらキイッて大きな音がしちゃったら、ふわって飛んでしまう。
双眼鏡でのぞいたらなんかのタカ。色とかぼやっとしていて、ちょっとわからない感じ。。。

ふと気づくと、小脇に望遠レンズをつけたカメラをもったおじさんが……。
ああっ、そうか!

「すみません。。。飛ばしちゃいました」とすぐに謝罪。
「いやいや大丈夫ですよ」と大人の対応。
「なんのタカだったんです?」と聞くと、
「オオタカの幼鳥みたいですね。去年からいるみたいです」と。

そうか、オオタカの幼鳥か。どうりでぼんやりした感じだと思った。

このあたり、河川敷にいっぱい家が建っています。“家”の呼び名にふさわしい構造物です。
時計がいっぱい取り付けられた家、ミニカーっていうかプラモ?の車が飾られている家、明らかにふつうの物置を改造してあって、
金属パイプの足場が基礎になっている家など。なぜかコールマンのキャンピングチェアが流行のようです。
お住まいの方々は一カ所に集まって、宴会をされていました。

どうしたわけか、その周辺にはモズが何羽もいました。
久しぶりにゆっくりと観察。オスもメスもいました。たしか、両方ともなわばりを作るんでしたっけ?
真冬が繁殖期だっけな??

1羽のメスが低いネットの上に留まり、何度か足下の草むらにアタック(そんなに大げさじゃないけど)をかけていました。
獲物は……捕れたのか捕れなかったのか、よくわかりませんでした。

モズはいつ見てもいいなあ。。。好きな鳥です。

そろそろいい時間だったので、新丸子駅まで行って、ラーメンを食べて戻ることにしました。

帰りは風上に向かうので、、しんどくてしんどくて。
オオタカを狙っていたおじさんはまだいました。

「その後どうですか?」
「いやー、出てきませんね…」

わははは、すみませんと思いつつも長居はせず、ガシガシ、とろとろ上流へペダルをこぐ。

二子近くで、何羽かのセキレイ(セグロ?)に追われる鳥が。
双眼鏡で見ると、なんとオオタカ。今度は鷹斑もくっきりの成鳥です。
セキレイもモビングをするんですね。

オオタカは逃げるようにぐんぐんと上昇し、ずいぶんと高い場所でのんびりと(?)舞っていました。
あそこから見下ろす多摩川はどんな感じだろう…と思いつつ、ああ、家に帰ってビールを! という気持ちでいっぱいでした。






家の裏のナス科

2012年01月03日 | 生き物
家の裏の不明のナス科を毛もうちょっとちゃんと見てみました。




果実。うーん、イヌホオズキ。。。



葉っぱはだいたい全縁。



ちょっと波状のものもなくはない。



萼の毛は、、、ないような。


「イヌホオズキ 全縁」で検索するといくつかヒットした。
成城の動植物さん
千葉北西部周辺ぷち植物誌さん「未明なイヌホオズキ類」
三河の野草さん「イヌホオズキ」

三河の野草さんのところには、イヌホオズキ類の詳しい検索表もありましたが……とても、検索する気にはなりませんでした。。。

まぁ、これはざっくり葉が全縁のイヌホオズキでいいような気がしてきました。。。
テリミノイヌホオズキかも……。

辛抱強く、きちんと検索することを、、、しなくちゃいけないんですが。