午後から済陽先生と面談。
検査の結果をPet-Ctの画像を見ながら詳しく説明。「乳腺/胸壁に残存を疑う所見を認めません」という結論でした。遠隔転移も婦人科系の悪性病変もないとのこと。覚悟して受診していたので安心しました。
ここから本題の食事療法について伺いたいと話すと、がんの食事療法、食事療法の極意8か条、がん食事療法の実際、自然治癒力を高める暮らし方などのコピーをどっさり机の上に広げました。それから、食事療法のお話を1時間近く伺いました。先生の本は、暗記するほど読んでいたけれど何か聞き落とし、読み違いもあるかと、家族と一緒に熱心に聞きました。
一通り話が終わりここまで話すと、「そんなことはできるわけがないと怒って帰る人がいるんだ」とのこと。そうだろうなと思い家族とゲラゲラ笑ってしまいました。
15年前に炎症性乳がんがわかった時、ホルモン剤しかできず、手術の目途も立たなかったこと。困って手探りで食事療法を始めたこと。そして半年後にがんが小さくなって(7㎝)手術ができるようになったことを話しました。それはいい話、患者に話すと喜ぶねとおっしゃっていました。
水について、浄水器を使っていることを伝えたら、浄水器はよくわからないけど、がんの厳しい状態の人は、ミネラルウォーターにした方が良いとのこと。ここできてない。
それと、生活の仕方で、早い睡眠ができていなくて眠くなったら寝るようにしていると話したら、それまで何してるの何かやることがあるの?と尋ねられ、特に何もと答えたら、論外という表情でした。がん患者が自然治癒力を高めるには10時頃寝ないとだめらしい。これができてない!とわかる。
先生のお話では、「二人に一人ががんになるが半分はなってない。そこをどう考えるか」がんにならない半分に入ればいいんだよ、後は自分で考えなさい、という口ぶりでした。
運動、入浴、排せつ、睡眠・休養、趣味・生きがい、自然治癒力を高める暮らし方5か条を勧められました。
わかっていてもできてないことを確認できたので、行って良かったと思っています。
待合室で帰り支度をしていたら、済陽先生が出ていらして、山川静夫さんとの対談、レモン汁の話、サキドリの紹介記事などのコピーと、出演された番組のCDROMを持ってきてくれました。