定期健診
7月25日、大船に定期健診に出かける。快速急行は、江の島に出かける人々が半分ぐらい。ウキウキした気分が伝わってくる。
この日は、血液、胸のエコー、胸のレントゲン、マンモグラフィ、腰の骨密度の5つの検査を受ける。血液検査の結果が出るまでに1時間ぐらいかかるので、それから回る。あとは空いていそうな地下のレントゲン系、エコーはいつも混んでいるので最後にする。
エコー検査を受けていたら、再建した右胸の縫い目を、やけに丁寧に繰り返し検査する。縫い目から再発というのは近藤先生の本で読んだことがあるので、時間がかかるだけでなんかドキドキする。と思っていたら、途中で、検査技師さんが、胸に不織布をかけ、ちょっと失礼しますと言って検査室を出て行った。
えっ? 何があったの? という感じ。しばらくして戻ってきて検査を再開。また縫い目のところを検査する。寝たままで見にくいけど、ディスプレーをのぞくと、検査器具を動かすたびに、見たこともないような赤い表示がピラッピラッと見える。あんな表示見たことない、なんだろう? すごく悪いのかな? と心配していたら、終了になる。
その後、乳腺外科の外来で順番を待つが、リンパの本を読んでも、ちっとも頭に入らない。ブルーバックスの「リンパの科学」という面白い本なのだけど・・・。縫い目の細胞診があるのかとか、悪い方にどんどん妄想が膨らむ。
いつもよりずっと早く順番が回ってきて診察。「問題なし。骨だけ整形の先生と相談してね。」とのこと。エコーのことをたずねると、全然問題ないとのこと。
あの赤いピラピラはなんだったのだろう。検査する機械が不機嫌だったのか。なんだかよくわからない。
でも、検査結果が問題ないのだからそれでよかったのだけど・・・。がん患者はちょっとしたことで心配になる。今なりたてだって、術後7年半経ったって同じだ。