黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

暗いイメージ

2014-11-16 | 日記

太宰治の作品は ローソク一本の暗い肌寒い部屋で 落ち込むこともしてないのに惨めな主人公の陰鬱な心に共感し 暗い気持ちに侵たりたい 向けの作品。 なにせ自殺未遂とか自殺をした作家で 暗い男のエースである、 と漫画で読んだ事がある。 自分は明るい方でもないので暗い思いに浸るのはご免で今まで読むのを避けてた。
こないだ図書館で随筆のコーナーを見てたら 人間失格の背表紙が目に留まる、 周りに興味の沸く本が無かったし 思い切って借りてきました。

          

       映画「荒野の決闘」からヘンリーフォンダとヴィクター・マチュア

読み出して始めはそんなに暗くは無いと思ったら 直ぐに女性との関係が出てきて、 次々と女と出来ちゃうし 自殺未遂をしたりで、 暗いイメージより小生とは別世界の驚きのストーリー。 他に4編 載ってたけどいづれも 渡り歩く女と酒が綴られるてる。 しかし良くもマアーもてるものである。 小生の様なモテない男には理解不能の世界。 キャラが違うしモテる参考になもならないので 二度と読むことにはならない。
映画「荒野の決闘」のドグ・ホリテーを思い浮かべたけど 死に方が格好いいし 全然違うよね。