モンゴル

電車のドア側に立ってると　後ろから聞いたことのある外国語、　後ろを振り返ると朝青龍みたいな顔をした大柄の数人の男が話してる　どうやらモンゴル語でサッパリ解らないけど　長野駅という言葉が出てきたんでこれから向かうみたい。
山手線に乗り換え　座った席の隣は　180センチもあると見られる足もぶっとい体格の良い女。　隣の男と話しいて　小声で良く聞こえないけど日本語ではない様子、　まさかとは思ったけどモンゴル語みたい。　どうやらモンゴル人は日本が好きみたい。

　　　　　　　

　　　　　　　　ルーベンス「マルセイユ到着」から描きました

友人と昼カラに入る。　客はまばらでカラオケ好きの人達ばかり　我々は久し振りに集まったので話が弾み２曲づつほど歌って　新装の居酒屋に。　焼き鳥が旨かったけど　外に出ると雨が結構　降ってる。　乗換駅のコンビニで雨傘を買う際に応対したのは中国語なまりのオバサン。
家に帰りテレビを点けたら　モンゴル騎馬軍団の秘密　という番組をやっていた。
モンゴルづいた一日だったけど　3横綱はモンゴル人で今度は逸ノ城という凄いのが出てきた　遠藤には頑張ってもらいたいものである。

ボケ防止

絵画教室の受講生が展示をしてる喫茶店に行く。　彼は毎年この時期に展示をしていて　これを目標に絵を描くのが生き甲斐のようだ。
なんで絵を描いてるかと聞くと　ボケ防止の為と答える人が多い、　中に　運動のためという人がいたので聞いてみたら　指先の運動になるんもんでネと答える人がいた。　いずれにしてもボケ防止のためで　絵画教室は爺さん婆さんばかりで　自分もその仲間。

　　　　　

　　　　　喫茶店で絵の展示に行きました

帰りに友人と　だんまりや水産　で一杯やる。　5時前なのに結構客が入ってる。　煮込み、マグロ刺しの他に二人でツッツこうと　ナベを一人前づつ注文したけど　ここのナベはお上品で味噌汁一椀ぐらいの量で物足りない。
最近　さくら水産、　磯丸水産とか水産と名前がつく海鮮居酒が発生してるけど皆同じ様なものでファミレス化してる。　もう少し前の　日本海、三崎港とかの居酒屋の方が中身が濃いと思うんだけど。

天辺からの眺め

月一で映画を見ていて　目だった映画は無いので「ストックホルムでワルツを」というのを見てみた。
主人公は　モニカ・ゼタールンドという世界的なジャズ歌手という事だけど　あまり聞いた事がない。　彼女が酒場で偶然隣に居合わせたエラフィッツジェラルド（このへんは聞いた事がある）に　ものマネはダメ　自分の歌を歌いなさい　といわれる。　そこで母国語で歌うことに気付き　認められる。
日本では可愛いベイビーでもダイアナでも日本語で歌うけど　英語が通じる欧州では英語で歌うのが普通らしい。　少し前　海外で由紀さおりが日本語で夜明けのスキャットとかを歌うのをテレビで見たけど　たいしたもんである。　母国語で歌われたのは　坂本九のスキヤキを思い出す。

          　　

     　　　　　 映画「ストックホルムでワルツを」から描きました

「木登りで　普通の子は枝が折れるのではと　途中であきらめるけど　お前は諦めず天辺まで登らないと気がすまない子だった」。　　父親とは確執があり物語の節目に何度か出て来る父親の言葉。　　ラストシーンではお前に「木の天辺からの眺めを見せてもらった」というセリフで幕が閉じる。　余り期待してなかったけどラストに歌われるワルツらしき曲を聴いてるとジーンと来る。
しかし　何度も男が替わるのは　スエーデンの女らしいところ。

ガラスの板

電車は空いていて　優先席に座る。　前の人が読んでる本の題名を見ると「人間と教育」と書いてあるので学校の先生ではないかと思う、しかし股を広げてるので態度がでかい。　次の駅で髭の爺さんが　先生の隣に座ったけど窮屈そう、　レジ袋から本を取り出して読み出した　何を読んでるかと盗み見したらラストインニングいう漫画本、爺さんが読んでると違和感がある。　その次の駅で私の前に立った男は「電検三種問題集」読んでるので　資格を取りたいみたいだ。　いつもはスマホを見てる人ばかりなので珍しい状況だ。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　ムリーリョ「乞食の少年」から描きました

帰りの車内は混んでいて　前に立つ女性はスマホに夢中　小柄なので画面は丸見えだけど字が小さいし反射で何をやってるか解らない　両隣の男性もスマホをいじってる。　皆無言でガラスの板みたいのを見てる風景は不気味な雰囲気。　電車に乗ってる時間は勿体無いし退屈だ　そんな時スマホはガサバらないのでうってつけの道具の様だけど　他に何かないものか。　小生　外の景色をボケッとしながら眺める事にしてるんだけど。

姿勢がいいネ

忘年会場に向かう途中にある風欲店の雑居ビル、例年　呼び込みでうるさいけど　今年は照明が暗くて呼び込み人の姿が見えない　不景もあるけど遊び人が減ってしまって寂しくなった　と思いながら会場に着くと　ここは満室で賑わっていてホッとする。
日本酒を飲む人が年々減ってたけど　今年はどういう訳か焼酎系より良く出て　注いだり注がれたりの昔に返った雰囲気。　私にも猪口を持たされ注がれたけど、ビールも好きなので残った瓶を片付ける為にチャンポンで飲む。　お隣の旧同僚も私と同様に肝臓の数値がいけないけど気にしてないと言う　結構　飲んでしまったけど年に数回はいいのではないか。

　　　　　　　　

　　　　　　　　　　北斎漫画から描きました

帰りに風欲店の前を通ると照明が点いて　出勤らしき女性が入っていく、　開店時間を遅らせたようだ。
駅に向かってると　後ろを歩く先輩から　歩いてる姿勢がいいネと言われた。　何時も少し猫背気味だけど　腰痛気味で腰を伸ばしてると楽になる、　そのせいで姿勢よく見られたと思う。　　歳のせいで疲れた歩き方をしてるのではないか　自分では解らないので　そのように言われると嬉しいかぎり　これからも元気で色々と楽しい事が出来るといいんだけど。