黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

吾儕

2015-02-17 | 日記

図書館に行ったら 大きな字のコーナーがあった。 どんな内容かと一冊を取り出し開いてみるとなるほどデカイ活字だ。 目が遠くても楽に読めるが ページ数が多くなるのでガサバるし頻繁にめくるようになる、 老眼鏡を使用した方がいいのではないか。
小説は長くて読む気になれずエッセーの棚に行くと 島崎藤村短編集7巻が置いてある。 一冊を取り出し 始めのページをめくると題名が「黄昏」と出てきた、自分のブログと同名なので少し読んでみると 切通坂、上野広小路など馴染みの地名が出てきて興味が沸き借りてみた。

        

         「水月観音像」本からスケッチしました

短編といっても長さはマチマチで短いのでは2.5ページとやけに短いのがある。
送り仮名は今風になっており読みやすいけど、明治の雰囲気があるので全て直さなくてもいいように感じる、漢字はそのまま使ってるようで 吾儕(われわれ)虎列刺(コレラ)中には河蒸気なんてのも出てきて面白い。
「散歩」という短編に老婆が月島で沙蚕(ゴカイ)を採るシーンが描かれていて2升も捕れたと書いてある。 子供の頃に東雲に釣りにいくとゴカイを採る人がいたけどそれ程捕れてない。 暫らく行かないけど今はマンションだらけでゴカイはどうなてしまったか。


太った店員

2015-02-16 | 日記

たまに行く古屋風の居酒屋。  昼間歩いてたら板壁の上の方にメニューを書いた板状の短冊が10枚位並んでのに気付く。 その中の焼き鳥類、煮込みは 食ったことがあるが 自家製ツクネを食ってなかったので気になっいた。
ポテトフライのチーズ揚げ、サーモン刺し、と自家製つくねを注文すると友人が 焼き鳥の一種ではないかという、 そういえばツクネ団子が串に刺さってるのを思い出した。 出てきたのは 串に棒状に塗りつけたもので一本360円といい値段だ。 頭から優しくかじり串を引き少しづつ食べていく、 味は良かったけどソーセージを食べてるみたいだった。

       

        デッサン教室で描きました

仕上げにラーメンでも食べようと思ってたけど 追加で頼んだ薩摩揚げアジフライ、ビールで腹が一杯。 ラーメンはあきらめて喫茶店ルノワールに始めてはいる。
新宿、池袋の同名店はゆとりがある座席配置だけど、この店は下町のせいか少し手狭な感じ。 注文を取りにきた女子店員は はち切れるように丸々と太ってる。
少し時間が経つと席がだいぶ埋まってきた、ラーメン屋でなく喫茶店で締める人も結構いるみたいだ、そんななか太った店員 体に似合わずテキパキと仕事をこなしてました。


柿の種

2015-02-15 | 日記

干菓子のつぶピーというのが気に入っていて100円コーナでよく買ってます。
ピーナツが多く入っていて おかき粒とのバランスがいいのと 味が気に入っていて切らさないようにしてる。  こないだは間違えて柿の種を買ってきてしまった。   空けてみるとピーナツがごく僅かしか入っなく辛くてしょうがない、 味を薄めるため 節分で余った豆を入れてみたらモソモソしてそっけない味。 しょうがないのでピーナツを買って来て混入してみた。 安物を買ったせいか既存のものに比べ味が落ちる。 なんだかんだで食べ終わったけど 柿の種というのはおやつには辛すぎるしビールのマミには寂しすぎる、どういう位置づけなのか。

             

        映画「眼科の敵」からクルト・ユルゲンス、とロバート・ミッチャム

辛いものを食べた後は甘いものが食べたくなる。
100円コーナーで売ってるピーナツチョコ食べることが多いけど 売ってなかったのでコーンチョコを買っておいた。 今頃スーパーで買ったら バレンタインでチョコレートを貰えなかった可哀想な人とレジの人に思われたくないので少し前に買ったもの。
かじってみてトウモロコシ粒の感触が有ると思ったら 柔らかい感触。 見るとウエハース状に加工してあった。 たいして美味くないのでもう買わないと思う。
家にいるとついツマミ食いをしてしまうので、喫茶店、図書館で過ごす人が多いとテレビでやっていた、 ここのところ体重が増えてきたのでその辺のとこ検討したいと思ってる。


無事帰還

2015-02-12 | 日記

車で都心へ行くのは避けてたけど 5年振りぐらいに行ってみた。
出かける前に枯葉のマークとナビをセットするつもりが忘れてしまい 大丈夫かいなと思いながら幹線に出ると渋滞していて 運転の心配は無用、 お陰で流れ出すと よく使った道だし思ったよりゆとりが出てきて危ない思いをせず 御茶ノ水駅近の駐車場に止める。 都心の駐車場は30分3百円と結構な駐車料金を取るものだ。   目的も無く神保町の古本屋を歩いてると直ぐに1時間が経ち料金が勿体無いので駐車場まで戻ったけど 腹減ったので軽い食事をする事にする。

       

         ルノワールを模写しました

食堂街でうどん屋を発見 覗いてみると面白そうなので入ってみる。
ここの注文方法は 具の無いうどんを注文しカウンターに並んでる具を取って皿に乗せるいうシステム。  自分はザルうどんを注文し 海老天 カボチャ天を皿に載せる。 席について薬味を取り忘れたので取りに行くと刻みネギの他に天かすが置いてるのでこれも頂く。
この天かす ソバ猪口に入れると汁が適度に滲み込みシャキシャキした食感で結構いけてる、 しかし天婦羅はたいしたことはない。 天かすだけで食べるのが通のやりかたみたい。  テーブルに先客が5人食べてたけど後から入った自分が先に食べ終わってしまった。
帰り道は混んでて運転の心配は無いけど 眠くてしょうがなかった。 無事帰還しまだ何とかなりそうだけど 歳も歳なのでも安全運転を心がけることにする。


うずらの卵と大根おろし

2015-02-10 | 日記

蕎麦は立ち食いばかりなので たまにはちゃんとした蕎麦屋で食べたくなって 気になってた近くの蕎麦屋に入ってみた。
昔ながらのノレンを別けてガラガラと引き戸を開けると 中はガラガラで私より歳を食った店主夫婦と思われる人がテレビを見てる。 席に座ると奥さんがテレビが見やすいようにと ブラインドになってた仕切りをずらしてくれる、 なかなか気が利いてるけど歳をとってるせいで音がでかい。
まずはビールとザル蕎麦 それにツマミはないかと聞くとシラスオロシがお勧めみたいなのでこれを頼む。

           

         ロートレック画をパステルでスケッチしました

ビールは大瓶で 出てきたシラスオロシの大根おろしはタップリの量。 少し経って届いたザル蕎麦も大盛りで海苔もタップリだ、 しかし量を食べたいと思はないのでもう少し品の良い盛り付けが良いと思う。
薬味の小皿にはワサビ、刻みネギ、うずらの卵、大根おろしと卵をカットするハサミが付いていて初めて使ってみたけど手が汚れなくていいと思う。 蕎麦猪口に一通りの物を入れると大根おろしと卵が利いて汁はドロドロ。 そばを着けて食べてみるとサッパリ感がなく 蕎麦湯を入れてもドロリとした感じが抜けない。 ザル蕎麦には卵、大根おろしは必要ないのではないか。 
蕎麦は立ち食いでアッサリと食べるのが良いと思ったけど 店主夫妻が感じがいいので今度は天ザルにして薬味はネギとワサビで一杯やってみようと思った。