銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

尼崎ハイカラ建築めぐり、危機一髪

2010年01月21日 | Hの生きる喜び、それは
久々に晴れわたり、ぽかぽか陽気の一日となりました
今日は尼崎ハイカラ建築めぐりです

突然、昨夜の悪夢がふっと思い出され、
背筋がゾクッとしました

というのも・・・
ツアーで訪問する予定のユニチカ記念館
レトロな建物は外観だけでも十分に一見の価値あり、
と言えるのですが、今回は管理人さんの案内のもと、
建物内を見学する予定でした

それが、夕方の一本の電話で一変しました

「急な家の用事ができてしもて、岐阜に行かなあかんねわ~
悪いけど、明日の見学中止してもらえへんかいな~」
ユニチカ記念館のたった一人しかいない管理人さんからでした
鍵もこの方しか持っていません


「!?!?」
「そんな殺生な!」「無理無理、明日ですよ!帰ってきてください!!」

「ほなかて、今から帰るのかて無理やわいな。勘弁!」

「ちょっちょ、っちょっと、待って待って!
何とか頼みますわあ。お願いしてましたやん。」

いつもは比較的冷静な私も、
これには参りました。口調もいつもの雑な関西弁


「とにかく、中止も変更もできませんから、
誰でも何でもいいから、鍵を開けてください!頼みましたよ!」
ガチャン
管理人さんも困られたでしょう
でも、お客様のがっかりされる顔なんて
見たくありません

入れなかったら、皆さんにどうお詫びをしよう…
どこか他のオススメ場所あるか…
万一鍵を借りれたとしても、勝手に開けて何かあったら…

不安ばかりよぎります

1時間、2時間と無情にも時間ばかり過ぎていきます

すると、

プルルル…

「・・・・、
 !?・・・ありがとうございます!!ありがとうございます!」


ユニチカ本社の方に朝一番来ていただいて、
鍵を開けてくださる、とのこと!
案内こそつきませんでしたが、
危機一髪でした…

バスの中でこの一件をお話すると、
皆さま大笑い!

そうです
皆さまの笑顔が見たかったんです

旅は予定通りに進まないこともあります
トラベルの語源はトラブル
そう思わざるをえない時もあります

ですが、どんな場面に遭っても、
思わぬ事態に巻き込まれても、
それを笑顔に変えられるような旅にすること

それが私たち旅先案内人の仕事です
ってハードル上げすぎですか!?

■追記:その管理人さん
ちょうどツアー団員の見学時間に合わせ、出先の岐阜から事務所へお電話下さいました
「大丈夫か」「うまくいってるか」
ありがたいことです、感謝の気持ちもあって
「でも、やっぱり管理人さんのお話がないとあきません」
すると
「そりゃそうやで!」
・・・・だったら最初からドタキャンやめて~(心の叫びでした)




 
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