銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

一期一会の旅サロン

2011年07月14日 | 見かけだおしNのつぶやき
昨日、目撃しました

あ~これこれ
そうだわ、私が思う銀ステはこれです
スゴク嬉しかった

日帰り旅行に出ました
ツアー自体もアンケートの評価だけで見ると
ご満足いただいたようです
ありがとうございます

もちろん好評価は励みになります
ところで・・・
このツアー、ついに、ついに!
「オールおひとり参加」となりました

これは初めてのことです

銀ステは「一人でも参加しやすい」とのお声を
よくいただいていますが・・・
私たちの本音は
「お友達、ご家族連れてきて、誘ってきて~沢山で参加して~」

でも、お客様はきっぱり
「ひとり参加が気兼ねなく良いわ~」

かつてご夫婦で、かつてお友達と
連れだってご参加下さっていた方が
次々と・・・・段々と・・・・

「お独り様参加に」

なんで~うっうっ(涙)


私たちの心の嘆きをよそに・・・
「ここは一人参加が多いからいいわよね」
褒め言葉ですよね、それって?!

そして、車内は出発時から異様なハイテンション!
こわいっ

他人同士の集まりですのに、この盛り上がり
こわいっ

そして、ツアーが無事終了

夜のツアーですから、遅い時間の到着です
それなのに・・・

最初の降車地「宝塚」でバスを降りられた皆さま
遅い時間です

でもその場で皆さんが横並びに整列
バスが出るのを手を振りながら最後まで見送って下さいました

バスの中の皆さんも、手を振りながら
なんだか少し熱いものがこみ上げてきました

ハハハ

懐石食べて遊んで来ただけですのに

銀ステ・旅サロンの最たるモットーに
『家族旅行のように』があります
 
これだけ聞かれると
「べたべた暑苦しい」なんてご意見も…実際あります
もちろん所詮、他人様同士の集まりです

でも銀ステはそこを大切にしたいのです

非日常で旅に出てまで、ツアーの方と触れ合うのは煩わしい、
という方もおられます
一人の自由な思いの中で、旅を楽しみたいと・・・
 
すみません

「銀のステッキ・サロン」はそれは目指していません
否定しているのではありません
(なぜなら私も旅は自分の殻に閉じこもって気ままを良しとしていますから)

でも銀ステは「袖触れ合うも」そのご縁を大切にしたいのです

この真夏日にウエットな関係を売りにしています

家族ですと不平等は許されます
同じお金を払っていただき、私たちはお客様に不平等をお願いしているのです


ビジネスではあり得ない?!

バスを降りられたお客様
事前に車内で
「おんなじ方向だから一緒にタクシー乗りましょう」

76歳の方が85歳の方の手をとって
タクシー乗り場へ移動される後姿を
川西へ向かうバスの窓から見ました
目撃しました

今日初めて、銀ステで袖を触れ合わされた方々です

じ~ん

銀のステッキがいう
「旅サロン」とはこういうことです

まずはそれを知っていただきたいのです

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貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
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ある日、森の中…

2011年07月14日 | Hの生きる喜び、それは
あぁ、何と素晴らしい地であったことでしょうか
今、思い返せば思い返すほど、
知床の魅力が増幅していきます

今回もまた素晴らしい(ユニークな?)出会いに満ちた旅でした

まずは、言うまでもなく知床の手つかずの大自然

深い森に囲まれた知床五湖の中を歩きながら
お客様がしみじみとこう仰いました
「この緑とも黄緑とも言えない鮮やかな木々の色が知床の色ね」

同じ世界遺産でも、屋久島の深く重なり合うような緑や、
白神山地の透き通ったライトグリーンのような緑とも違う
何とも言えない緑なのです
雨あがりに歩いたので、木々は一層生き生きと鮮やかに、
葉にしたたる水の一滴一滴までが生きているようで
愛おしく感じました

次に、私たちを楽しませてくれたのは

野生動物との出会い、です

エゾシカ、こちらはいつでもどこでも「こんにちは」状態
そこらじゅうで出会いました

キタキツネ、こちらは運良く1回、バスに乗っている際に
道路際にちょこんと座っている所に遭遇
かわい~~!
全然人を恐れないのか(もちろん車は降りていませんが)
じーっとこちらを見て、リラックスモードのきつねさん
女性群のハートを掴んだことは言うまでもありません

そして知床で忘れてならない動物、それは

ヒグマ!でしょう

この夏の時期はヒグマ活動期
活発に動き廻っており、特に知床五湖周辺はヒグマの生息地です

私たちがヒグマのお家にお邪魔しているようなもの

そこで五湖を歩く前には必ず「ヒグマ対処法」なる
レクチャーを受けなければなりません

私たちを脅したいのか、帰らせたいのか
まずが衝撃的なヒグマの凶暴性を写したビデオ鑑賞

この時点でかなりびびる私たち

続いて救いようのない言葉
「ヒグマに出会ったら、どうしようもありません」
「逃げ切れません」

え!?

「ヒグマに出会ったらどうするか、ではなく、
ヒグマに出会わないようにするにはどうするか、です」

およそ普段の生活に全く役に立たないであろう、このレクチャー

「時々“ホイッ ホイッ”と大声を出して歩きましょう、終了」

え! え? これだけ?

そう疑問に思いながら、出発

とにかく「ホイッ!」これを言うんだな、これなら簡単

ガイドに続きお客様も突然ホイホイ!を連発
「ホイホイ隊」はどんどん進みます

すると、私たちのすぐ後ろで ヒグマ 目撃情報アリ!

戻るわけにはいきませんので、そのまま歩き続けました
間一髪ゴール地点へ
セーフ!
ラッキー!

…と言うのも、ヒグマの目撃情報があると、
知床五湖の遊歩道は即閉鎖 その後3時間近く締め切られるのです
もう少し早くヒグマが出てきていると、私たちは
一歩も五湖へ入れなかったのです
このヒグマ活動期は、むしろ閉鎖されていることの方が多いというので、
私たちは如何にラッキーだったか、です

さらにこのラッキーホイホイ隊の幸運は続き、

帰りのバスの中、不自然に1台の車が道で止まっているので、
周囲を眺めていると

あーーーー いました!!!


紛れもなく、ヒ・グ・マ です
しかも至近距離!
道路脇の斜面の土を掘ってはアリ(ヒグマの大好物)を食べています

こんな近くで見られるなんて、まさに奇跡
車の中でなければ、恐ろしくて見ていられません

故に超ラッキー
「後は親子熊でも見られたいいのにね-」
「そんな都合良く無理ですよ」

そんな話をしていたのですが、

まだまだラッキーは終わっていませんでした
午後に乗った知床小型クルーズ船
大型船と違って海岸線近くまで寄せられるのが特徴

じーっと海岸線を眺めていると
あーーー またもやいました しかも親子連れ!
あっちにも、こっちにも、あの斜面にも
泳いでいる熊まで!!

これだけたくさんの熊に出会ったら、
もう何が何だか分からなくなってきました

知床で確かに息づくヒグマを始めとする野生動物たち
私たちに惜しげもなく、その姿を魅せてくれました

キタキツネのかわいい姿や、エゾシカの優しい目、
オジロワシの勇ましい姿 …
そしてもう一つ忘れられないのは

皆さまの笑顔!

童心に戻ったように動物を探し、そして眺め
一生懸命写真を撮っている時、その目は
他の何より、一番輝いているように見えました


▼サロン会「タンゴ・ナイト in リッツ・カールトン」はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/day-20110617.html

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