日々は常に新しくあるべきだ。
…というわけで、今年はあれこれチャレンジです。
この春、車をぶんぶん乗りまわせるようになり、
生まれて初めてタケノコをゆがき、生のイカナゴも炊いてみました。
(ここまでは、え、ようやくですか?ということばかり)
…そして昨日、この春の仕上げに、最上紅花の種をまきました。
先週たずねた山形県の河北町。
ここは染料となる紅花の産地で、江戸時代に最上川の流域でとれた紅花は
北前船で京・大阪に運ばれて、舞妓や芸子さんの口元を鮮やかな朱に彩ったのです。
明治時代には化学染料に押されて、ほとんど見られなくなった紅花。
山形市の方々の熱意でよみがえったというその紅花を
自分の手で育ててみよう、できれば染めるところまでやってみよう!と思いつき、
旅の途中で訪ねた紅花資料館にお電話をして送っていただきました。
「何袋、ご入り用ですか?」と訊かれ、
よくわからぬまま、「えっと、じゃぁ、3袋お願いします」
そして、届いたのがこちら。思ったより、かなりたっぷり。
ふだん、取扱説明書の類はほとんど読みません。
料理も、材料やレシピをきちんと読まないまま作り始めます。
けれども今回ばかりは、同封されていた「紅花の育て方」を熟読しました(同時進行で)。
(1) 桜の咲くころに種まきをしてください
ガーン。もうかなり出遅れています。
でも、ぎりぎり間に合うかも。
そしてこれが大切。
紅花は湿気を嫌い、水はけのよい、日当たりのいい土地を好むそうです。
母に交渉して、畑の日当たりのいいところを一畝もらいました。
(2) 種を洗い、一晩、水に浸してください。
がばっと3袋、開けました。たっぷり水を吸って、いい感じ。
うきうきと眺めていたら、母が横から
「多いな。あんた、どんだけ蒔くつもり?」
(3) 15㎝四方に3~4粒、蒔いて下さい。
ここで、どうしようもなく多すぎることに気づきました。
これだけの種をすべて蒔くには、運動場ぐらいの畑が必要だったようです。
仕方がないので15㎝四方に5~6粒づつぐらい蒔きました。
が、まだ軽く9割以上、残っています。
しばらく逡巡しましたが、なんといっても一度は絶滅しかけた紅花です。
生きるチャンスを与えねば、ということで、えい、ままよ!
種まきならぬ、豆まきをしました。
花を咲かせるのは7月だそうです。
さて、どうなることやら…。
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