銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

OSAKA≒バリ

2015年07月09日 | のほほん同志Aの日常

7日間のジャワ&バリ旅行から帰ってまいりました。

私にとっては4回目(5回目?)となるバリ島。
勝手知ったる島で、お世話になるのもいつものガイドさん。

ですからすっかりリラックスしていた出発当日の関空で…。

「あれ、もしや、なくなってる?!」

バリ島へは7時間のフライト。
もうちょっと軽い本も仕入れておこうと、探した本屋が見当たりません。

なんと関空、出国エリアから本屋がなくなってしまっていました。

代わりに立ち並ぶのは、エルメス、スワロフスキー、シャネル。
世界中の大きな街の目抜き通りに必ず居並ぶブランド店ばかり。

申し訳程度のザ・ニッポンの土産店もあるものの、
抹茶味のキットカットが箱積みされている、まぁ完全に外国人向けの店で、
つまり、これから長いフライトで海外へ向かう日本人向けの店は姿を消していました。

今や、外国人のほうがうんとパイが大きいということなんでしょう(数も購買額も)。

それにしても…。

売れるかどうか。

この基準でぜんぶやると、世界はどこも同じののっぺらぼうになってしまう。
いや、すでにもう、だいぶ同じになってきているような。


昨夜、帰国便を待っていたバリ・デンパサール空港。
並ぶのは、やはりエルメスとスワロフスキーとシャネルと、やたら高いバティック店ばかり。

しかも、さっきまでのんびり癒されていたはずのバリ島の空気はどこへやら、
深夜便が多いとあって、午前零時を過ぎても、どの店も店じまいすることなく、
みんないったい何時まで働くの??

世界の名だたる観光地であるバリ島ですから、
旅行者としてはそりゃ、店もレストランも開いていたほうがありがたいのですが、でも、

そんなに便利でなくていいのに。
そんなに洗練されてなくてもいいのに。
わがままな観光客の要求なんか、応えなくてもいいのに。

このままでは、世界はぜんぶ同じになってしまう。

自分勝手な観光客のひとりである私はそう思います。


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