銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

本屋さん

2015年07月29日 | 見かけだおしNのつぶやき

高校生になって、やっと本屋さんが身近になりました。

 

学校帰りに気軽に立ち寄れる、これは何より嬉しいことでした。

 

それまでは、、、、近所に本屋さんどころか、

衣食住的な店がほぼなかったものですから。

パンは山崎、そして賞味期限ぎりぎりが

普通でした。

 

一冊の本さえ高価だった学生だったから?

立ち読みが、ほんと楽しかった。

 

と、店主にはホウキで払われそうですが、

(実際、よく怒られました)

 

田舎の列車待ちは、接続も悪く、一時間待ちなんて余裕、、、

雨の日も、雪の日も。

なので、本屋さんでの時間つぶしは日常のささやかな楽しみでした。

 

今日、夕刊のーコラムを読んで、あ~なるほどと。

 

最近、立ち読みオッケー、立ち読みどころか椅子まで置かれ、

スタバ並みのお茶まで飲める本屋が現れ、

しかも、かなりクール、まあお洒落空間ってことです。

本離れと言われながら、

かなり集客しているのだとか。

 

かつての田舎の店主は苦笑いかも・・・

 

で、私がそのコラムでひどく納得したのは、

本屋さんには、見聞が広がる偶然の出会いがいっぱい転がっている、

というクダリ。

ほんと、そうだ。

 

宝探しではないですが、

 

ついうっかり表紙のデザインに魅かれ、

まんまと、お店の戦略に乗せられ、

先のお客さんが手に取るのを見て、

何より、立ち読みして、面白くって、

 

目指すものではなかった、なのに意外な発見がある。

 

これがネット販売にない楽しみだと。

 

人にはそれぞれの嗜好があるわけですが、

選んで、自分の好きなことだけで周辺をかためて、

自分スタイル(超カッコイイ!)の生活ができる今。

 

自分とは違う嗜好、そしてそれを好む人が世の中にはいる、

そんなあたりまえのことを

膨大なジャンルの本を取り揃える本屋さんって、、、

教えてくれる場所なんだと思う。

 

あれ、思いがけず、手にした一冊の本、、、

そんな出会いが人生を変えることもある。

 

コーヒーまで飲みながら、貪り読み、すべてタダ。

 

本屋さんにハタキは、もういらない?

 

いえいえ、このワンダーランドに値するモノを

案外、本好きの人は知っている。

そのことを、提供する本屋も知っている。

だから、成り立っているんでしょうね、

この大胆な発想!

 

うん十年前、あの怖い店主がいたから、

田舎学生の悪ふざけ、、、あえて挑発?せっせと通った本屋さん。

おかげさまで

人生変わった・・・のかなぁ~???

 

こちらのオシャレな本屋さんは、ポルトガル・オビドスにて。

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