思いのほか苦戦を強いられた、、、、白川郷の食事場所探し。
僅か、6日間のライトアップとあって、普段以上に観光客も多いのでしょう。
自身久しぶりの白川郷の添乗とあって、少しあなどっていました。
そういえば訪日観光客がこれだけ増える中、
まさに日本的原風景の茅葺き集落は、外国人にも人気のはず。
そう、夕食場所を探すもどこも予約でいっぱいでした。
昨年からすでに大きな団体予約も入っているようで、
言葉にすれば、まさに片っ端から当たるも、完敗。
これは、いよいよニッチもサッチも、となった頃、
かかった電話の先のお母さん。
「困ってるのは、なんとかしてあげたいけど、、」
「怖いから、ごめんね」と。
怖い?え?なにがですか?
「主人が生きてる頃は、店も開けてたけど、今は、、、」
雪が降るときは、店を閉めるようにしているとお話しされました。
茅葺き屋根の、日常が存在する世界遺産です。
観光客は、雪かぶりのライトアップされた、幻想の世界を夢見るわけです。
が、そこに暮らす人は、、、
もちろん、高齢の方も増えているのでしょう。
雪にさんざん慣れてきた方が仰るのです。
雪が怖い、と。
屋根に積もる雪が一番怖い、と。
だから、雪の降る日は店を閉めて、家でじっとするのだと。
「だから、ごめんね。他を当たってみて」
先ほどまで電話口の声だったのが、
あの茅葺き集落の一軒家の、暗い納戸の奥の、火鉢に手揉みする、
そんな情景からの声に変わっていました。
暖かい冬と思っていたら、今年一番の寒波が到来。
あの、お母さんも今日は、茅葺きの屋根の下で、
しんしん雪の音に耳を塞いで、ひとり不安を胸に丸まっておられるのでしょうか。
冬の白い景観は、美しい。
それを見るためだけの旅が成立します。
でも、そこに日常があることを、思う(知る)のも旅の要素(意義?)
超観光地で、一年で一番の稼ぎ時に、自然の脅威に休むお店。
これの意味することを、ちゃんと理解して、
雪の降る場所へとお客様をご案内することにします。
明日から、北国への旅が始まります。
あっ、もちろん、あったかい夕食場所確保です。
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新春ウォークを始めましょう!
サロンウォーク、今年第一回は・・・
「復興の街、神戸を歩く」
日時:1月17日(火)
集合:阪急神戸三宮駅・東改札口10:00集合
料金:500円
約4㎞、2.5時間
今年は日常にウォークを取り入れて、
皆さんで、楽しく元気に歩きましょう!
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
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