なんだったか、
きっかけを思い出そうと試みても、、、今となっては不確か。
思い出せない。
でも多分、「みうらじゅん」でしょう。
何かにハマることは、もはや、ほぼない。
いつも、商魂たくましく何が売れるかを思案して、
ある意味、馬券?株価?のように企画しています。
これって、元来の賭け事好きの血がさわぐからかしら、、、
毎度の脱線、失礼しました。
奈良飛鳥の奇祭『おんだ祭』です。
実は、昔むかし、企画して、これはあまりにマイナーで
売れないと思っていたら、案外売れて、、でも、
その時は、添乗に出ることもなく、
なので、いつか訪ねてみたいとひそかにあたためていました。
久しぶりに企画したら、、うう、売れていません。
なので、せいぜい、PRしてみましょう。
みうらじゅん氏曰く、
『超奇祭!衆人環視の中天狗とお多福の子作り
その名も「おんだ祭」!』
だ、そうです。
と、なると、どうしても面白おかしく夫婦和合の、
淫靡な要素がクローズアップされがちですが、
専門家によると、この卑猥な神事が
古代、飛鳥の地で、いまだ脈々と残っていることが、
摩訶不思議、とな。
お誘いした人、また他が、
「そんな下品な祭」と、仰ったのが悲しくも。
下品って、なんで?
子孫繁栄は、昔からあたりまえの願いでした。
さて、正しくは緒田植神事といいます。
いつ頃、誰の発案で始められたものか、
縁起も由来も、年代もわからないようです。
祭りは、天狗と翁の面をかぶった村の若人が
ササラ(竹筒の先を割ったもの)を振り回して
村中を暴れまわる悪魔除けの行事から始まり、
太鼓を合図に諸々の行事が展開されます。
田を鋤く動作や、種まき、田植えの行事。
その後「おんだ祭」のクライマックス、
夫婦円満の和合が公衆の面前でありありと行われます。
黒紋付に赤い蹴出しもなまめかしいお多福と、
チョンマゲの印袢纏という異様な姿の天狗が登場し、
夫婦愛の様を皆に見せつけます。
この式を「種つけ」といいます。
この「種つけ」が終わると、二人は立ち上がって懐中から紙を取り出し、
股間を拭いてその紙を観衆に撒布。
この紙は「ふくの紙」といわれ、
手に入れた人は、まさに幸運だとされ、さらに、
その紙を持ち帰ると、子宝が得られると伝わります。
拭くで、福って、、、
あら、これは関西的オヤジギャグね。
世に隠れ、人に省みられないこうしたマツリゴトは、
山間へき地の農山村にほど数多く残っていますが、
殊にこれが、上代史に栄えた飛鳥の地に残っていることが、
民俗学的に見てもたいへん興味深いとされます。
そして、豊作不作は農民にとって死活の問題であり、
五穀豊穣、子孫繁栄を祈るこうした農民行事は、
その地の民の真摯な姿そのもの。
エロい(下品)なんて、そんな安易な表現は、
この稀有な祭りを語るに、遠くかけ離れています。
ぜひ、ご一緒ください。
日時:2/5(日)
料金:12,800円
行き先:奈良飛鳥
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早春ウォークを始めましょう!
サロンウォーク、今年第2回は・・・
「寒梅の水月公園を歩く」
日時:2月27日(月)
集合:阪急石橋駅・東改札口10:00集合
料金:500円
約3㎞、2.5時間
今年は日常にウォーキングを取り入れて、
皆さんで、楽しく元気に歩きましょう!
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
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