幻の赤ウニを食しに淡路島へ。
初めての美食学専攻ツアーの添乗です。
おいしいものが好きだからという理由だけで、
「美食ツアー行きたいです!」なんて言っておりました。
ところが、いざ行くことが決まったら
「美食ツアーは難しいよ」と脅してくる先輩方...
それもそのはず、美食ツアーのお客様は皆様食通の方々です。
ただの食いしん坊の私とはわけが違います。
「おいしいっ」しか表現を持ち合わせていない私に、
口の肥えたお客様をきちんとご案内できるのだろうか。
というわけで、いつも以上に緊張の中ツアーは始まりました。
バスの中では精一杯かき集めてきた由良の赤ウニのことを話しました。
私の薄っぺらい知識など既に知っておられるに違いないと思いましたが、
銀ステのお客様は本当に皆さん温かいです。
最後まで微笑ましく?聞いてくだった、と思われます。
さて、目的地の地魚料理「海山」さんに到着。
初めての企画でしたので、
「どうか皆さんが満足するお店でありますように」と、
祈るような思いで戸を開けます。
赤ウニをメインとした新鮮な魚介のおまかせコースが始まりました。
お客様からは、どんな料理が出てくるのかという期待と興奮が伝わってきます。
と、同時に私の緊張もピークに達しました。
私は、皆さんと少し違ったお料理を端の方で頂いていたのですが、
楽しみにしていたはずのお料理の味がわかりません。
ところが、しばらくすると後ろのテーブルから
すごく楽しそうな声が聞こえてきました。
振り返るとおいしいお料理にお酒がどんどんと進んで、
赤ら顔の皆さんが良い雰囲気で盛り上がっておられます。
その様子を見て私の緊張の糸もほっと切れ、
急に、お料理の味が口に広がり、箸が進むのでした。
車内には私の緊張が充満していたのでしょうか...
バスを降りる際にあるお客様が
「そんなに頑張りすぎなくていいのよ。もっと気楽でいいんだからね」
と励ましてくださいました。
「背伸びせず、身の丈にあった案内ですね!」
美食ツアー、やっぱり食いしん坊としては、
今後もチャレンジしていきたいです!
本音は、皆さんと一緒に美味しいものを食べたいです。
赤ウニ、私もちょっぴりいただけました。
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