正直言います。
今回の旅は、少々、どころじゃなくだいぶん緊張しました。
アジア一辺倒の私がなぜか、
ありがたいことにヨーロッパに行く機会を得て、
もちろん、どちらも好きな場所ですが。
でも、こと仕事、添乗になると、やっぱり慣れた場所がいいわけで。
かって知ったように案内できる安心感!は大事です。
フランス、イタリア、スペイン。
今考えると、家族・友人の協力で、一度はサンプル旅に出ていました。
つまり、プライベートで一度は行ったことのある地。
もちろん、プライベートと言っても、下見意識があってのこと。
よって、その後何度と行く機会を得たヨーロッパの旅を、
まずまず慣れた感で案内できたのでした。
でも、でも、です。
今回のNYは、怖かった。
もう、何年ではなく、自身がうん10年ぶりの訪問。
さらに、自由旅行(行き先を決めていない)
他人同士の集まり。
羽田発。
出発の日まで、国内旅に追われ。
銀ステ初の訪問地。
嘘!
怖かった理由は、ただ一つ!
英語です。
NYだしなぁ。
ガイドさんがいない、魔の2日間、どうすべか。
私自身、仕事で英語が母国語の国に行くのが、実は、初めて。
しかも、ここがすごいと自分でも呆れるのですが、、
フリータイム、自由気ままな旅を楽しみましょう!が、
この企画の最大テーマ。
それに賛同いただいてお申込みくださった皆さん。
私の恐ろしくも後退した語学力で、旅を遂行しなければなりません。
本当に旅の間際まで、ドタバタで、
でも時折、今回の添乗のことが胸をキリキリ押し上げて、、、、
で、私のせめてもの行動。
図書館で、『旅先で困らない英会話』を2冊借りました!
今や、ネットでその手のものも容易に手に入るでしょうが、
いえいえ、それこそ時代錯誤。
もう、レンタルで、簡単に翻訳機を借りられる時代ですもんね。
お客様のため、それも必要かと思いながら、
すみません、出発まで余裕がなくって、結局紙媒体ひとすじ。
今時の受験生もしない豆単語覚える状態で、NYへ出発しました。
さて、もうオチです。
飛行機で、二冊の、
「誰でも」的キャッチのついた英会話本を読んで望んだNY。
文章を読んでですよ!
で、結論、まあまあいけました。
そうかぁ。
ここは移民の国。
人種のルツボが、キャッチでした。
多国籍なんですよね、トランプタワーがあるNYは!
だから、みんな、オリジナル英語を駆使していて、
アワワ英語の観光客にも、包容力バツグンで、
ああ、これぞNY!
懐の深さを感じました。
毎度言っていますが、言葉は話さないと忘却のみ。
それでも、不思議。
図書館で借りた、日本的会話集でも、十分役立ちました。
思い出してくるんですよね。
必要不可欠文は!
あ、また「文」って言っちゃた。
30年も前にNYでお勤めだったお客様。
言葉はすっかり忘れたわ、と仰っていました。
でも、たった、5日間で、
今日、最終日の朝、ホテルでの朝食場所で。
「ナフキンをお願い」
「私は、オレンジじゃなくて、トマトジュース」
しっかり自己主張されていました、もちろん英語で。
ハッタリでも、なんとかやりすごせましたよ。
銀ステ初のNY。
次回は、10年くらい住んでる感で案内できそうです!?
このたびのサンプル企画にお申し込みいただいた?
勇気ある皆さまにお礼申し上げます。
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