本日、2度目の田中一村展ツアーへ。
「2回目やからもう余裕やな!大丈夫、大丈夫」と励ましてくれている先輩が
「余裕が出てきた頃が1番危険。何かしでかすタイミングなのよ」と、
以前、さらりと言っていたことを私は忘れてはいません。
ということで、いつもとはまた違った緊張感の中、
本日のツアーも始まりました。
「私の絵は100年後に認められるだろう」
一村が晩年残した言葉の通り、
銀ステの「生誕110年 田中一村展ツアー」は大盛況です。
当社でも追加の追加の追加にもかかわらず、
20名ものお客様が参加してくださいました。
ありがとうございます。
でも、驚くのがはまだ早かったのです。
田中一村展は9/17までということもあり、
前回とは異なり、美術館はすごい人でした。
「げげげ...皆さんゆっくり見れないんじゃ...」不安に駆られる添乗員。
前回は、私も一直線に展示室へ向かいましたが、
今回はベンチの所在確認、そして、その空き状況を確認しに奔走。
これって、銀ステならでは?
座る場所のチェックが、まず大事だと、私もすでに理解しています。
ひと山乗り越えたら、また新しい山が立ちはだかる...
先輩!「余裕」なんて思える日はまだまだ先のようです。
しばらくして、他の団体のお客様が帰りはじめた頃、
銀ステのお客様が椅子に座って休憩されてるのをお見かけし、
お声をかけました。
まず椅子に座っておられるのを確認できた時点でほっと一安心。
え?
「すごい人でしたが、ゆっくり見れましたか」
不安いっぱいの私の問いに、
「たっぷり2時間も時間をとってくれるツアーなんて他にはないわよ〜。
混んでいたところは休憩してから、後でゆっくり観せてもらったし、
十分に楽しませてもらったわ」
と、笑顔で仰ってくださったお客様。
そうだ!銀ステの醍醐味はそこだった。
混んでいようと時間に追われることなく、
ゆっくり楽しんでいただける時間をちゃんととっているじゃない。
ワ・タ・シ
さっきまでの不安は何処へやら、急に得意げになってきました。
が、「余裕がでてきた頃が1番危険!」の言葉がふたたび頭をよぎります。
おっと危ない、最後まで気を抜いたらダメですね。
緩む気持ちを、ググッと軌道修正して、
最後まで、気を入れて…
さきほど、無事、宝塚へ帰って参りました。
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