今日で、エアーズロック閉鎖とのニュースが出ていました。
少し感慨深く。
先住民アボリジニの聖地を汚すことなきよう、と国の判断。
多くの観光客が期限を前に押し寄せる姿が映っていました。
私が初めて一人で海外に出たのは二十歳の時。
行先は、オーストラリア、ウルルの地でした。
義務教育なる時代、ありませんでした?
苦手な教科の時間(理数時間…)に、
好きな教科のページに逃げ込むってこと。
私にとっては、地理?国内外の地図をジーと見ては、
遠くその地に心だけ浮遊して、苦痛の時間をやり過ごしていたように思います。
地図上のハイライトとなる地にカラー写真が挿入されていて、
その中の一つ、オーストラリアのエアーズロックに
心奪われました。
ああ、いつかきっと、私も。
あの頃、ぼんやり夢想した異国の地の数々。
多分最初に目的を果たしたのが、ここオーストラリア・ウルルでした。
当時も先住民アボリジニにとっては聖地。
でも、私が見たアボリジニは、怠惰で、ドランクで、いつもしゃがみ込んで
ジャンキーフードを口にする、妙にくるぶしの肌荒れが気になる、
そんな存在でした。
そんな彼らが主張する聖地って、一体。
ちょっぴり芽生えたにわか反発精神もあったように思います。
だからとは言いませんが、私も登頂してみました。
ただ、今はそのことさえ懐かしい。
ネットニュースによると、
登り口のゲートに「永遠に閉鎖」と書かれた板が設置され、
岩登りに関する看板が撤去されたようです。
ふーん。
エアーズロックは、教科書でむかーし見たとおり、外観が、その存在が、ただただ圧巻。
それでいいのだと思います。
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