くわんのん の しろき ひたひ に やうらく の
かげ うごかして かぜ わたる みゆ
古京大和路の風景の中でも、最も象徴的な斑鳩の里
斑鳩三塔のうちの、「法輪寺」にて 歌人 會津八一が詠んだ短歌です
お堂の扉を開けた時でしょうか、ふっと風が入ってきた
風は本来見えないもの
しかし、観音像の白い額につるした飾りの影が動いて風が吹いてくるのがみえるようだ
そんな詩情あふれる風景が浮かび上がってくるようです
この歌を詠んだのも、ちょうど今日のようなあたたかい春の一日だったといいます
「この風景を見ていると、世間の騒がしさが嘘みたいやね」
「マスクすること、忘れてたわ」
そう、大和路の風景は1,000年以上紡いできた歴史がある
だから何が起きても毅然としている
法起寺の塔だって、1300年も、でんと建っている
くわんのんさまの微笑みも1000年、いやこれからもずっと変わらない
大和路散策必携3冊(とりあえず持っておくとカッコがつく)
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