あれは一年前の2月10日
得体のしれないコロナの脅威がひたひたと迫ってくる中、
20名様近くのお客様と、伊吹山ろくの「セツブンソウ」を見に行きました
あの時は、まさか一年後もまだコロナ禍の中、
ふたたびここを訪れることになろうとは、思いしませんでした
(伊吹山の雪化粧)
あれから一年間、セツブンソウはじっと土の中で春がくるのを待ち
ようやく今、春が来たことを知らせるかのように
束の間の命を、今年も咲かせていました
対して私たち人間は、あの日から長い自粛生活に入り、
家に籠るようにじっと過ごす日々が続き、
未だ出口が見えず、迷路の中をさまよっています
セツブンソウは、今年も短い命を精いっぱい謳歌していました
地面にへばりつくように必死に咲く姿は愛おしさと共に、力強さを感じます
この小さな花弁の中に、無限の宇宙を感じるのは私だけでしょうか
見れば見るほど、なんて可愛い花!
可愛さの中に強さを秘めている花
里に春を呼んでくれる花
私たち人間にとっても、希望の証のような存在です
また一年後も、きっと、ふたたびここを訪れるでしょう
その時、私はどんな気持ちでいるでしょうか
(伊吹蕎麦と伊吹大根のおろし、美味)
(この地図をもとにセツブンソウをめざす!)
(フクジュソウも満開でした)
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