銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

私にもカンヅメカンを

2011年02月07日 | Hの生きる喜び、それは
何かにつけ途中で挫折し、
最後まで完結させるのが苦手な私
「人間、諦めが肝心」
最近の口癖がコレですから、救いようがありません

でも、思い返せば小学生の頃、
最初から最後まで完結したものがありました
それが

「ドラえもん」

枕もとに全巻置いて、寝る前に毎晩何度も読み返すので
ストーリーはもちろん、セリフや言い回し
秘密の道具の使い方まで今でもバッチリ覚えています

そして、今、毎月の原稿作成真っ最中
明日の締切に追われています

ん?それって毎度のことでもう聞き飽きました?

のび太ではないですが、
トラブルにぶつかったり、追い込まれたりすると、
ついつい思い浮かべるのが、ドラえもんのヒミツの道具

・・・カンヅメカン
ふと、思い出しました

―こんなお話です―
のび太と友人たちとで自作漫画を作ろう、ということになりますが
のび太だけが案も出ず、絵も全く書けない
かわいそうに思ったドラえもんが出してくれたのが
「カンヅメカン」です
よく1ヶ所にとじこもって仕事をすることを
「カンヅメになる」と言いますが、それを具現化したような道具で、
文字通り缶詰に入って、完成するまでは出られないという代物
缶詰の中での1日は、外の世界の1時間と同じ
嬉しいことに、カンヅメの中では出前が取れたり
マッサージを受けたりすることができる快適空間なのです

黙々と、作業に打ち込みたい時はうってつけ!

そう、私は今、カンヅメカンの中に入るべきなのです
明日はもうすぐソコ!

でもねぇ、ドラえもん
完成品は…やっぱり出してくれないよねぇ

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三人目はいずこに?

2011年02月06日 | 見かけだおしNのつぶやき
先週、ちょっとおもしろいことがありました

週末、梅田の百貨店
今まで入ったことのない、とあるブランドショップのお店

バーゲン中とあって、
「あら、このジャケット、安い」
値札につられ、あれこれ物色していると、
ベテランらしき、店員さんが、奥から出てきて
何だか馴れ馴れしく「ご無沙汰してま~す」と私に一礼

ご無沙汰・・て、社交辞令にしてはゆきすぎですよ
だって
私、この店初めてだし~
私の困惑をよそに、その店員さんは見事なまでに
「いつもお世話になっていますモード」全開で最後まで接客

「あの・・・私、このお店初めてですが」
もちろん途中で、はっきり言いました

でも、その店員さんは
「僕、最近こっちの店に配属になって、またお願いしますよ」
補足するなら
「以前みたいに」が含まれる言い方でした

知らんて、お宅のこと!

帰り際には、深ぶか頭を下げ
『また、前みたいにちょくちょく来て下さいね』
だから知らんて、あんたのこと!

さて、その二日後
心斎橋にいました

正確には宗衛門町界隈
カウンタ―越しに
マスター兼、料理長が、店に入るなりの私に発した言葉

「最近、黒門市場でよくお会いしますね」

・・・黒門市場って

いえ、知りません、誰?

世の中には良く似た人が三人いるといいいますよね
あれでしょうか

でも、実は分かっています

また、やっちゃいました
家族が止めるのも聞かず
大好きな「かつら頭」にまたしちゃいました


オンザ眉毛、究極の曲線美をみせる?前髪
縁の分厚い眼鏡
そして、背の高い女

いますね、こういうタイプ、そういえばその辺に結構

自分ではかなりこだわっているつもりですが・・・

う~ん

世間では、ちょくちょく見かけます
この手の人


さてさて、三人目にはどこで遭遇するのでしょうか
また、私のあずかり知らぬ場所で
突如声をかけられるのでしょう、自称、私の知人とやらに・・・

やっぱり、前髪伸ばそうかな~

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私も読んじゃいました「もしドラ」

2011年02月05日 | 見かけだおしNのつぶやき
昨夜、お客様とデートしました

その中で、唐突に

「どう、商売は・・・」

宴もたけなわ?でのこの質問
少し無言になってしまったのは何故かしら?

先日、僅か4名様で、あるツアーにご参加いただきました
どうやら、そのことで、この発言、ご心配に繋がったようで

しかも、過去にご参加頂くツアーのことごとくが
心配に値する、極少人数

スミマセン
ご心配をおかけして・・・

さて、話は変わり、私は昔から
「HOW TO本」が大嫌い
 
何歳でしておくべき大切なこと、とか
こうするには、今どうすべき、とか

嫌だ、嫌だ

おしつけがましい教訓ものは苦手です

で、この「もしドラ」です
もちろん話題の著書とは知っていました

今回、お客様からのご紹介、「ぜひ、読んでみたら」とのお勧めもあって
スタッフがまず読み始めました

さて、さて

二人のスタッフの感想を聞き、なるほどなぁ
予想通りの感想でした

スタッフ1
「全然駄目、途中で挫折しました」
スタッフ2
「一気読み、最後は号泣でした」

意外だったのは、
これを呼んで号泣って、オイオイそれはないだろう

そして、満を持して読み始めた私
正直、お客様の手前、しぶしぶ?・・・でしたが、

一気読み、最後はしっかり流涙
あれま!単純な私
ハハハ

そして、文中の言葉を引用するなら

「人の強みを生産的にすること、それがマネジメント」

わずか3人のスタッフで運営する
今の銀ステのなせる技、生きる術はここにあるのかもしれません

ひとつの本に対しても、ひとつの結論がないことが
銀ステの救い?

個々の利点を伸ばせば、小さい組織ながら
成長のチャンスがある、と読み(理解し)ました

――人は資産なり―

この萌系の表紙が目につき、絶対自分では買わない
いわゆるHOW TO本に、すっかり諭される私

昨日デートした方に言われました
「お宅の(銀ステの)強みって何だと思う」

言葉に詰まる私に

「スタッフを大事にしなさいよ!」
そう、仰いました

ハイ 

私は、まだまだ、みなみちゃん(もしドラの主人公)にはほど遠いようです

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たった今

2011年02月03日 | 見かけだおしNのつぶやき
PM10:50の着信メール

「今、無事、搭乗しました」


つい先ほど、タスマニアのツアーへ
銀のステッキのお客様が出発されました


予定のフライト時刻から大幅に遅延しての出発 

前日から予想されていたこともあって終日、社内でもやきもき
添乗員もドタバタ
当然、お客様は、さぞかしストレスだったことでしょう

出発前に、いらぬご心配をおかけしました

フライトのトラブルは、海外旅行においては
なきにしもあらず・・・の心構えが常に必要です

最近は頻繁になったようにも感じますが・・・
記憶に新しい、エジプト・カイロの缶詰めもしかりです

いつも、スタッフと話すのは、

海外旅行は、いくら身近になったとしても
お国柄の異なる場所へ行くには違いない

これほどにまで複雑になってしまった世界において
グローバル化は、もはや詭弁?
日本の常識が通じるとは思わないこと!

今回のフライト遅延は、
宮崎の噴火とオーストラリアで発生した大型サイクロン、
自然災害の影響もあってのことでした

何にせよ、海外旅行を、手配する側が身近に感じてはいけない、
そんなことを、改めて感じました

関空でお見送りする中で
長い待機にもお疲れを見せることもなく、
すっかりハイキングの装いで、今すぐにでも
歩ける体制の皆さんを前に

分厚いコート姿で、スーツ姿の私
何だか、場違い?

ともかく旅の無事を願い
先ほど関空を後にしました

ご参加の皆さま、どうぞ、思い出深い旅になりますよう
明日添乗予定の「節分祭」でしっかり祈願して参ります

いってらっしゃい!

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小澤征爾さんを巡る出来事

2011年02月01日 | のほほん同志Aの日常
興奮→安堵→不安→落胆→そして…

この4ヶ月の心情を表すと、こうなるでしょうか。

何の話かといいますと
世界のマエストロ、小澤征爾さん指揮のコンサートです。

***** * ***** * ***** * ***** * *****  

(1)興奮

神戸の文化ホールで小澤さんが指揮をする!
公演の案内を見て、文字通り狂喜しました。
チケットの発売はまだ先でしたが
ぜひぜひ、銀のステッキ旅行でお客様にご案内したいと、
さっそくその月のお便りで日程を発表し、
仮予約としてご希望を募ることにしました。

(2)安堵

仮予約受付スタートの朝、本当にたくさんのお電話を頂戴しました。
「銀ステさんだったら、取ってくれると信じています」
そう仰って受話器を置かれる方もあり…

なんとかお気持ちに応えたい、
でも超のつくプレミアチケットとあって、
このたび旅行会社向けの団体枠は一切なし。

残された策は、超原始的な人海戦術。
チケットの会員先行予約の日、
スタッフ及びその知人にも号令をかけ、
早朝より勢ぞろいで窓口に並びました。

その結果、ご希望された方全員分には遠く及びませんでしたが、
なんとか16名様分のチケット確保に成功!

歓喜、といいたいところでしたが、
ご希望いただいた方全員にお応えできなかったことへの心残りと、
それでもなんとか16名様分を確保できたという安堵感がありました。

(3)不安

1月12日のことでした。
小澤さんが腰痛治療のために手術を受けられることとなり、
2月20日に予定していた公演が
3月8日に延期されることに決まりました。

もともと闘病生活から復帰したばかりでいらしたので、
不安がなかったというと嘘になります。
「中止ではなく、延期で良かった」というのが
知らせを聞いたときの本音でした。

公演の延期に伴い、当然ながらツアーも延期しなければなりません。
公演時間が昼から夜に変わったため、ツアーの行程も一部変更せざるをえず、
それでもなんとか新しい食事場所も手配しなおして――

延期のお知らせをお申込いただいている16名様全員に
お電話でお伝えしていきました。

「エ…(絶句)…でも、中止にならなくて本当に良かった」
と安堵の声をあげるお客様。

「3月8日ね。先約があるけど、
 小澤さんが最優先なのでキャンセルして行きます」と即答される方も。

お電話口からも、このツアーへの皆さんの思いの強さが
ひしひしと伝わる1日でした。

(4)落胆

「残念ながら…本当に申し訳ありません」

先日、会場からお電話が入りました。

「本当に、本当に、もう決まってしまったんですか?」
「はい、つい先ほど、公演中止の記者発表も行われました」

ヘルニアの症状も出ており、
半年はリハビリに専念しないといけない。
そう担当医からストップがかかったということでした。

ガックリとお客様の落胆する顔が浮かび、
――また本音をいえば、
あんなに苦労して取ったチケットなのに
もろもろのこと全てが徒労だった、
結局なんにもなしだった…と
私自身が気落ちして、体から力が抜けていくようでした。

それでも早くお客様にご連絡せねばなりません。
重い手で受話器を持ちました。

(5)そして…

「残念…でも、しかたのないことよ」
「あなた達も何度も連絡しなおしで、たいへんだったわね」
「よくやって下さったと思う。ありがとう」

思いがけない言葉の数々。

神戸の街でタクトを振る
小澤征爾さんをご覧いただくことはできませんでした。

でも、「徒労」だなんて、
「なんにもなし」だなんて、とんでもない。

たくさんの気持ちをお客様からいただいていたのでした。



▼「JR五能線とストーブ列車の旅」ツアー報告はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/day-20101110.html

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